Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ビロードツリアブ

    毎年最初にビロードツリアブを見ると、何だか写欲がわいて追いかけてしまう。
    でも、数が少ないので無駄に疲れることになる。
    今、ちょっと山に入って、カタクリの咲いているような場所をまわってみると、やたら多くて
    そこで「無駄に疲れる」ことをやっていたなあと思うのだ。

    フキノトウで吸蜜。
    フキノトウは左が雌株で、右が雄株。
    P5012946 P5013029

    数が多いと交尾中のものもよく見る。
    P5013101

    特に多く見るのはオクチョウジザクラである。
    ギフチョウの吸蜜シーンは今日も逃したが、ビロードツリアブはバッチリ。
    P5013130 P5013218
    E-520 シグマ150mm

  • ミサゴ

    ダム湖のすぐそばでのこと。
    いきなりミサゴが現れてマゴマゴしているうちに頭上を通過していった。
    かろうじて撮影した一枚は、アップすぎて余裕なし。
    P4302832
    E-520 Ai-S 300mm

    タキタロウでも捕まえて見せておくれ。

  • クロサンショウウオの卵

    子供の頃見たサンショウウオの卵は、こんな乳白色のものじゃなかった。
    これはクロサンショウウオの卵塊。庄内では割とよく見られるようだ。
    P4302840

    光の屈折の影響でひどくゆがんだ画面。
    おやおや、下にいるのはサンショウウオじゃないか?
    P4302839
    明らかにイモリとは違う。
    P4302848
    E-520 マクロ50mm シグマ150mm

    ちょっと踏み込んだら、ちょっとの震動を敏感に感じ取って
    サンショウウオは底の落ち葉に潜ってしまった。
    オリンパスのμを使って親込みで撮影できそう思ったが、難しそうだ。

  • ダイコンの花

    ダイコンの花、だと思う。
    道沿いにずっと花を咲かせている場所があった。
    何の目的だろう? やっぱりダイコンではないのだろうか。

    P4292715

    P4292725 P4292729

  • ツマキチョウ

    昨日は好天だったが気温が上がらず、今日が全てにおいていい日であることは間違いない。
    そう期待して、さてどこに行こうかと考えたとき、ふと昨年の同時期のことを思い出した。
    そうだ、「あそこ」にはツマキチョウがたくさん出ていた。
    昨年はあまりよく写真も撮れないまま他に時間を使ってしまい、見送ってしまったのだ。

    目標は決まった。
    そして現地に行って思わずビンゴ!と声をあげてしまった。
    ツマキチョウだから数は少ないのだけど、新鮮で写真に撮るにはとってもイイ感じ。
    2時間ほど久しぶりに撮影を楽しんだ。

    とまって休んでいるツマキチョウ。左は雄で右が雌。
    この雌はまだ羽化直後のところを飛ばしてしまったのか、前翅の先端がやや縮んでいる。
    後翅裏は地味な感じで、まわりの枯れ草にとけこみ見つけるのは難しくなる。
    でも、よく見ると、この裏の模様も金色に光り地味ながらキレイである。
    P4292261 P4292274

    雄の吸蜜シーンもいくつか撮れた。
    タンポポは集合花だからか、吸蜜時間は異様に長かった。
    P4292426 P4292449

    こちらは雌。カキドオシに吸蜜中のものと、タネツケバナに産卵中のもの。
    今さらだが、雌雄の区別として、前翅の先端が雄は黄色、雌は黒ではない。
    雄だと黄色い部分が、雌は白なのだ。(間違えて覚えてしまっているのは、私だけだろうか?)
    P4292279 P4292378

    交尾中のものまで撮影できた。
    この日の午前中ツマキチョウに集中しようと思ったのは、まったく正解だった。
    P4292292 P4292311
    E-520 9-18mm シグマ150mm

     

  • ハナグモ

    ナノハナのかげにミツバチをとらえたハナグモ。
    あんなエネルギッシュなハチをどうやって捕らえるのか、まだ現場を見たことがない。
    よく見るハナグモでも、知らないことばかりだ。。。

    大きく脚をひろげて待ちかまえている姿を見るが、そのままガシッと捕らえるんだろうか。
    そして一噛みで毒が回ってミツバチは動かなくなるのか・・・
    捕まえる瞬間を見てみたい。

    P4292565
    E-520 マクロ50mm+1.4×

  • ノビタキ

    赤川の河川敷に見たノビタキ。雌1羽に雄2羽がついていた。
    移動中に立ち寄っただけだったのか、翌日には姿はなかった。

    撮影できたのは雄のみ。
    かなり近づけたが、何だか遊ばれているようだった。
    P4282198

    P4282211
    E-520 Ai-S 300mm

  • ベニヒラタムシ

    この虫もベニボタルに擬態しているのだろうか。
    初夏、アカハネムシやベニコメツキなど、赤黒の甲虫をよく見る。

    朽ち木の表面を歩き回っていた。
    P4282010

    名前の通り、真横から見るとかなり平べったい体型だ。
    P4282027
    E-520 マクロ50mm+1.4×テレコ

  • ミズバショウとリュウキンカ

    小さな沢をのぞくとミズバショウをよく見る。本当に多い。
    でも、どこを見ても、ほんの少しベストな時期を逃したような感じで
    形のいいものに恵まれない。

    P4282093 P4282139
    小諸辺りは小雨な土地だったので、ミズバショウには縁がなかった。

    ミズバショウとよく見るリュウキンカ。
    あら〜キレイと思って近づいてみると、でっかいキンポウゲ科の花で何かどっしりした感じがする。

    P4282082 P4282084
    E-520 9-18mm マクロ50mm+1.4× シグマ150mm

  • アズマシロガネソウ

    昨年はじめて見て、えらく感激した草花。
    柔らかい緑が美しく、花は何ともかわいらしい。
    改めて気にしているせいか、今年はよく見る。
    庄内では特に珍しいものではないようだ。

    P4251918

    P4251927
    E-520 マクロ50mm シグマ150mm

    「山地の水辺に多く見られる草で高さは15cm前後になり、全草無毛である。
    秋田県から福井県までの主として日本海側の山地に分布する。
    ・・・花は直径7mm前後でやや小ぶりであり、半開きで全開はしない。たれ下がって一株に数個から十数個つけている。
    ・・・花びらは、がくより短く内側に黄色になってついている。」
    (若松多八郎著「庄内身じかな 野の花・山の花」より)

  • 種まきじいさん!

    4/18に撮影した鳥海山の雪形は、種まきじいさんではなかった。
    あらためてよく見たら・・・ずっと左にもうしっかりあるじゃないか。。。

    まだ手にあたる部分が弱いが、だいぶそれらしい形になってきた。

    ↓リンク先の画像に丸印で示した。
    前回間違ったものが緑、正しいものが赤
    P4251910
    E-520 シグマ150mm

  • ルリクワガタ

    ブナの朽ち木にひそむルリクワガタ。
    永幡さんが見つけた産卵マークびっしりの朽ち木に、見つけた雄一匹に雌一匹。
    またしても脇から撮影させてもらった。
    私にはその知識がまるでないので、1人で歩いていたら100%素通りである。
    彼のとても印象的な写真でブナの新芽をかじっていたのは本種ではなく、
    コルリクワガタであることも、今日のことでしっかり記憶できたと思う。

    左が雄、右が雌。
    雄のオレンジの脚がとても印象的だった。
    P4241842 P4241822

    産卵マークは()に・
    産卵マークとは、こんなにもはっきりしたものなのか。
    P4241799
    E-520 マクロ50mm+1.4×テレコン

    ブナの新緑は下から見ても美しい
    P4241891

    登山道は雪渓に行く手を塞がれた。
    と思ったのは私だけで、永幡さんは更に先に進んでしまった。
    谷川の流れを上から撮影してくるという。
    知識も経験もない私は、どこに雪庇が隠されているかと思うと、
    びびっちゃってダメだった。。。
    P4241876 P4241882

  • ギフチョウお休み中

    一昨日、昨日と悪天候が続き、予報では久しぶりの晴れ。
    迷わず朝からでかけたのだが、期待したような成果が得られなかった。
    何しろ気温があがらない。
    お昼まで見ていたが、咲いた花は2、3割くらい。
    ギフチョウの飛ぶ姿もついに見ることはなかった。

    P4241354 P4241358

    こちらの雌は、21日に永幡さんが見つけたまま、ほぼ同じ場所にとまり続けているらしい。
    交尾嚢もつけておらず、3日間ほとんど何も動きがないと見てよさそうだ。
    P4241377
    E-520 シグマ150mm

  • 山の新緑

    先んじて緑をひろげたブナに続いて、他の木々の芽吹きが進む。
    茶色っぽいのはケヤキが多いのだろうか。
    イタヤカエデらしい一際鮮やかな黄色も目立ってきた。

    P4191260 P4191158

    P4191076
    E-520 マクロ50mm シグマ150mm

  • カタクリとギフチョウ

    庄内でギフチョウの新鮮な個体を撮影しようと思ったら、
    今は少々山の中に入らなければならない。
    綺麗なカタクリと、傷のないギフチョウの組み合わせは、なかなかチャンスが少ない。
    祈るような気持ちでシャッターを切る
    P4190911

    P4190917 P4190990

    スギタニルリシジミも吸蜜。
    この個体は受粉にあまり協力的ではない。
    P4190893

    今年はずいぶんたくさんカタクリを見た。
    それでも、本当にキレイだなあと思える花には、最後になって
    ようやく出会えた。
    P4190954
    E-520 シグマ150mm

  • ツグミ

    このところ、ツグミをよく見る。
    それも数十羽の群れとしてだ。

    北の国に帰る途中なのだろう。
    庄内はどうっすか?居心地いいですか?
    P4191288
    E-520 Ai-S 300mm+1.4×テレコン

  • カブの花とスジグロシロチョウ

    赤かぶの産地では、花が綺麗に咲きそろっている。
    アブラナとほとんどみわけがつかないのだが、この辺りに見られるものはほぼ100%
    カブと思って間違いない。
    ここではカブの品質にとても気を配っているから、ナノハナが入ったりしたら一大事なのだ。

    P4191324

    日没近く、花にとまって休むスジグロシロチョウを見つけた
    P4191320
    E-520 9-18mm シグマ150mm

  • 種まきじいさん?

    今年も母校の定期戦の応援に。
    あまりに天気がよいので、少々うらめしかったが、庄内を離れて山辺の野球場へ。
    途中、あさひインター近くからも鳥海山が見えていることに気づいた。
    中央に見えているのは、鳥海山一番の雪形「種まきじいさん」のできかけではなかろうか。

    P4180799

    昨年の種まきじいさんはこちら

  • 寒い一日

    晴れたけど気温があがらない。
    今日はこの地でカタクリの開花の連続カットを狙っていたのだが、
    開ききらないので失敗だった。かなり悔しいけど、
    まあ、こんな日もある。。。
    P4170531

    ギフチョウも一度出てきてくれたけど、近づいても逃げない。
    見ると、朝のガのように、ブルブル体を震わせている。
    日光浴だけでは体温が上がらないのだ。
    こんな姿はあまり見ない。
    あとで調べたところ気温は10度を超えなかったようだ。
    P4170486

    ブナの花がイイ感じで咲きそろっていた。
    これは収穫だった。
    P4170664

  • 夕方のサクラ

    不自然な青空に見えるかも知れない。
    でも夕方撮影した写真で、太陽光では全体にオレンジ色に染まった何ともキタナイ写真だった。
    色温度を調整してRAW現像すると実に鮮やかな写真になる。今更ながら驚いてしまった。
    といって見た目の印象とも違う。どう捉えてよいのか悩むところだ。
    P4170747

    こちらは夕日にそまって綺麗だった印象そのままに現像。
    P4170774

    鶴岡の桜は、もう完全に散り始め。
    でも、明日は好天で花見には最高だろう。