録音の方は満足のいく結果がでたけど、ビデオ撮影は今ひとつ。
50m以上離れていて、しかも気温が上がっている。
空気のゆらぎがひどくて見られたものじゃない。
WEBで小さく見るので限界だろう。ハイビジョンテレビで見る気にはなれない。
でも、何はともあれ、まずは鳴く様子を見ることができた。
どんどん距離を縮めていこう。
録音の方は満足のいく結果がでたけど、ビデオ撮影は今ひとつ。
50m以上離れていて、しかも気温が上がっている。
空気のゆらぎがひどくて見られたものじゃない。
WEBで小さく見るので限界だろう。ハイビジョンテレビで見る気にはなれない。
でも、何はともあれ、まずは鳴く様子を見ることができた。
どんどん距離を縮めていこう。
久しぶりにHDにトラブル発生。
MacProは4個HDを内蔵することができるが、うち2個をストライピングのレイド設定にしていた。
1TB+1TB。容量にも速度にも大満足で使っていたのだが、なんとそこにトラブルだ。
先日撮影したオオヨシキリと鮭川村で撮影したアオハダトンボの動画を、その2TBのHDに取り込み
Finalcut Proの「切り出しと転送」にてProres422に変換中のこと。
プレビューが何だかひっかかる。ついにはカラーホイールが回り出し、そのまま固まってしまう。
しょうがないので強制終了して作業を続けてみるが、繰り返しエラーが発生する。
様子がおかしい。試しにファイルを別のHDにコピーしてみると、途中で固まってしまった。
コピーすらできないとは、これはいよいよやばい。
First Aidでは問題なしと出るけど、そんなわけはない。
TechToolでディスクの検証をはじめた。
すると、なんと300個以上の不良ブロックが検出された。
こんな数は初めて見る。
そんな話は聞いたことがないが、レイドを組んだのが悪かったのだろうか?
トラブルをかかえているのは、二台のうちの一台だとわかった。
購入からしばらくたっているので、初期不良の対象にはならない。。。
不良ブロック発生の対処法はHDの初期化。ただの初期化ではない。
セキュリティオプションから「データをゼロ消去」を選ぶ。
以前にもやったことがあるので時間がかかるのはわかってるが、まずはやってみよう。
コピー不可のデータはたぶん救えないだろう。それはしょうがない・・・
と、ここまでは前向きだった。
でも、初期化を始めてまもなく「終了まで1日と1時間」と表示されたのを見たら、
もううんざりしてしまった。
こうしたトラブルが起こると、仕事が手につかなくなってしまう。
原因をはっきりさせて一気に解決させてしまいたくなるのだ。
でも、これから25時間だって?
だめだめ!やってらんない!
まずは問題の一台をMACから外して、しばらく忘れることにした。
アシ原にオオヨシキリの声がにぎやかだ。
アップを狙っていると、なわばり争いの激しさがよくわかる。
同じ場所で長く鳴きつづけているものは少ない。
エゴノキの葉をまくエゴツルクビオトシブミ。
5月の巻いているものを見送ってしまったが、花の咲くこの時期にも巻くようだ。
右はヒゲナガオトシブミ。キイロヒゲナガではない方の、である。
サルトリイバラにつくアカクビナガハムシ。
作り物のように鮮やかな赤の、1cmに満たないかわいらしいハムシだ。
右はトホシテントウ。
スズメウリだろうか、このところ草地のツル植物についているのをよく見かける。
エゴの花はそろそろ終わりだが、そこに見つけたヒメトラハナムグリ。
毛むくじゃらな姿は、一見するとマルハナバチのようでもある。
ついでに、エゴノキの花に来ていたマルハナバチ2種。
左はコマルハナバチの雄で右はトラマルハナバチ・・・だろうか?
マルハナバチの見分け方は、いまだよくわからないまま。自信がない。
今年から、チョウセンアカシジミの撮影には事前に町の教育委員会(文化財担当)に
届け出る決まりとなっている(電話0238-62-2141)。
私も事前にことわりを入れて、昨年より通っているポイントを訪れた。
今年はチョウセンアカシジミの発生も早まっているらしい。
もうすでに幹に新しい卵がたくさん産みつけられている。
最初、パッと目に入ってくる数は少なめだったが、周辺の下草などをのぞいてみると、
いるわいるわ、確かにかなりの数が発生している。
12時頃、交尾中のものを見つけた。
ここは住宅地の中にある生息地。道路沿いのトネリコより発生している。
近所の人はもちろん、チョウセンアカシジミについてよくご存じだ。
お昼前後、しばらく産卵するものがたくさん現れた。
目についただけで5匹いたのだが、1時過ぎには全く見られなくなった。
そこで、今日は用事もあったので撮影を終了し鶴岡に戻った。
チャンスがあったら、一週間以内に再び訪れてみたい。
昨年見た夕方の乱舞は本当に見事だった。
ところで、長野県東御市のSさんから気になるメールをいただいた。
東御市が天然記念物にしている希少種オオルリシジミについて、衝撃的なニュースだった。
食草のクララの花穂が大量に盗まれていたというのだ(信毎WEBの記事)。
オオルリシジミは6月のはじめに活発に活動し、クララの花穂に産卵、
そして今は幼虫は花穂を食べて育っている。
それをごっそり盗っていったものがいるという、とんでもないことだ。
私も昨年まで東御市の住人で「オオルリシジミを守る会」の会員である。
長野にいた頃もあまり会の活動をお手伝いできなかったが、
熱心に活動されていた皆さんのがっかりされている姿を想うと、本当に悲しくなる。
盗っていったものはいったい何をしようというのだ。
誰も得をしない。悲しみが残るばかりじゃないか。
オニグルミの葉裏に見つけたシャチホコガの幼虫。
この虫はかなり奇っ怪な「怪物」だ。
「エイリアン」やら「遊星からの物体X」なんかに出てきてもおかしくない。
(私の年代だと例えるものがこんな感じになる。他にもいろいろあるだろう)
上の写真は休んでいる時の姿。
これをちょっと指でさわると、ワッと長い脚をひろげてくる。
少し虫の知識のある人なら、この長さは「ありえない」ものだとわかるだろう。
鳥もこんな虫をお腹に入れるのはイヤじゃないだろうか。
長い脚でお腹を突き破って出てきそうだ。。。
近くにいたチュウレンジバチの幼虫。
チョウやガの幼虫ではなく、ハチの幼虫だ。
小さいうちは集団で行動し、おどかすと一斉にお尻を上げる。
集団で同時に動くことで、1つの大きな生きもののように見える効果を狙っているのか。
初めて見たものは一瞬でもひるんでしまうだろう。
昨年も撮影したキビタキの動画。
カメラも変えて今年はさらに納得の映像が撮れた。
肝心の声は・・・ちょっと短めでやや不満が残る。
夕方、久しぶりに砂浜を歩いた。
行けば必ず、砂浜のゴミをひっくりかえしては、ヒョウタンゴミムシを探している。
10年ほど前に、お盆休みに鶴岡に寄ったときに見つけたが、昨年は一度も見ることはなかったのだ。
それが、今日は一つめの流木をひっくりかえしたら、そこにちょこんといた!
特に珍しいものではないと思うけど嬉しかった。
これはたくさん見つかるかも知れないと期待したが、結局この一匹だけに終わった。
思いがけず見つけて喜んだのは、イソコモリグモ。
板きれをひっくり返したら、そこにぽっかり穴が空いていた。
小指で開けたくらいの穴。何かいる。。。
奥には立派なクモが潜んでいた。
イソコモリグモで間違いないと思う。
夜行性で、昼間は穴に潜んで入り口も塞いでいるそうだけど、板きれの下なら
穴は開けっ放しにしていてもいいのだろう。
カタクリの種が実った。
エライオソームに引き寄せられ、アリたちも忙しく働いている。
さく果から種を引っ張り出すもの、地面に落ちた種を運ぶもの。
小さな世界をのぞき込むのは楽しい。
オオルリのさえずりをねらっていて、面白いシーンが録れた。
顔のまわりをうるさく飛ぶ一匹の虫。
とまった様子を見ると、どうもメマトイではないかと思う。
ここ庄内は、ブユがうるさいが、メマトイには悩まされることはない。
メマトイもいろいろいる。
鳥につくものと人につくものとは違うのかも知れない。
何か飛べずに苦労している虫がいるなあと呑気に見ていたが、
正体がわかったら大慌て。アリバチのカップルじゃないか!
詳しい種類はわからない。
アリバチの仲間は雌は翅をもたず、アリのように地面を歩きまわっている。雄には翅があり、交尾の時はどんななんだろうと気になっていた。
最初、落ち着きなく地面を歩きまわっていた。
時々、この姿勢のまま、少し飛ぶこともあった。
でも、長くは飛べないようで、すぐに降りてしまう。
やがて、草の上にのぼって動かなくなった。
ようやく落ち着いたのか、そこで交尾。
あとでしまったかなあと思ったのだが、交尾のシーンを撮影して安心してその場を離れてしまった。
交尾がすんだらすぐに分かれたかも知れないけど、更に何かもっとドラマチックな行動があったのではないかと思えてきて、もう何か失敗したような気になってしまった。
雄と比較すると、雌はお腹だけが異様に大きいことがよくわかる。どれだけ卵をかかえているのだろう。
交尾中、何だか雌がもぞもぞいいだした。
雄は敏感に何かを感じ取って・・・・
何だかちょっと笑えるシーンを見せてもらいました。
もっけです。
初めてのテープレスカメラは思いのほか高画質で安心した。
最近入手したのは、CanonのHF10という少し前のAVCHDビデオカメラだ。最新の一眼レフスチルカメラに入っている動画機能がどれだけの性能かとっても気になるところ。まずは安価な中古を入手してAVCHDとの付き合い方を探ってみようと思ったのだ。
虫の眼レンズを組み合わせて撮影
AVCHDファイルはMacに取り込む際にProres422に変換する。
そうすると容量がぐんと増えて10倍くらいになるだろうか。
撮影したファイルを全部変換するべきか、編集時にだけ変換するか、しばらく悩むことになりそうだ。
オトシブミの揺籃づくりをビデオ撮影。
今は標高500〜600mの場所でサワグルミを巻いている。
このところ天気は悪いが風が少ないのはありがたい。
葉を巻くアップ映像を安定した画面で撮影できる。
こちらはHDVカメラでの撮影