先日山形市で撮影したエゴヒゲナガゾウムシについて、鶴岡のMさんと電話で話していたときのこと。
「鶴岡にもいるはずでねが、エゴはたくさんあるし・・・」
そうなんです。いないのがおかしいくらいです。
以前に高崎で撮影した経験から、8月初旬に集中して探していたのですが、時期を間違っていただけだったりして・・・
永幡さんより情報をもらったときから、そんな気がしていたのですが、まさにその通りでした!
前に探した場所を再び訪れてみると、今日は拍子抜けするくらいにあっさり見つかりました。
エゴの実にとまった、5mmほどの小さい体ながらすぐにそれと分かる異様な体形の虫。
ウシヅラヒゲナガゾウムシの異名どおりに、奇妙な顔つきの雄でした。
シュモクバエのように(それほどでもないかな?)左右に大きく離れた複眼。
どういうわけなのか、正面から顔を見ると、その複眼はほとんど見えません。
正面の視覚はかなりカットされているはずです。
この目の付きどころには何かメリットがあるものでしょうか?
後方の視界を重視したとして、その理由が想像できません。
コメントを残す