FASTCAM SA2

Photron社 FASTCAM SA2での撮影も本日が最終日。午後には機材をかるく清掃しながら梱包しなければならないので、昼過ぎには撮影を終了。最後は昨年のSA1.1の撮影でも通ったラベンダー畑で撮影しました。

あらためて機材について紹介しましょう。
FASTCAM SA2・・・2048×2048ピクセルで1,080コマ/秒、フルHD (1920×1080ピクセル)で2,000コマ/秒で撮影できる高速度ビデオカメラです。(→ スペック
更に1024×1024ピクセルで3,200コマ/秒まで、1024×640ピクセルで5,000コマ/秒までの撮影が可能です。

カメラ本体に大容量メモリーを搭載し高画質映像を高速で記録します。
私がお借りしたカメラは、16GBのメモリーを積んでいます。

レンズマウントは、Nikonマウント、Cマウント、PLマウント、B4マウント。
ただしCマウントでは、最大サイズ2048×2048では4スミが盛大にけられます。
2048×1080以下だと問題ないようでした。

本体重量6.9kgで、三脚もそれなりのヘッドでないとバランスが取れません。

次に本体背面。

HD/SDIポートを2つ備えますので、レコーダーとモニターを接続できます。
残念ながら私はそのような機器を持っておりませんので、Video OUTからコンポジット信号でモニター出力、Ethenet出力からデータをパソコンにダウンロード。かなり時間がかかりますが、これで最高画質でデータを落とすことができますから、HD/SDIを使えない環境だからといって、何らロスはありません。
制御ソフトPFV(Photron Fastcam Viewer)はWindows版のみで、私のMacbookではBootcampでWindowsXPを起動し操作します。

横に並ぶ4つのボタンは、トリガー操作などよく使う操作を割り当てることができるユーザー設定ボタン

そして便利な液晶付きキーパッド

パソコンとつなぐのはデータのダウンロードの時だけで、撮影・再生および本体操作はこのキーパッドで全て可能です。

ちなみに、Ethernetはホットプラグ対応で、常時パソコンと本体を接続しておく必要はありません。
撮影後に接続し、ソフトを立ち上げれば接続できます。


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