薄暗い杉林の中を流れる小さな流れを遡っていくと、明るく開けた場所に出ました。そこで見た一匹のサナエトンボ。
ヒメクロサナエ、雄です。
フキの葉にとまっていたところを近づいたらパッと逃げられ
あれ〜と思っていたら、近くのハナウドにとまってくれました。
それほど警戒心が強くもないようです。
あまり気にしていないようです。
キョロキョロと、上空の虫を眼で追ったりしていました。
樹皮がはげてしまって明るく目立っているのがいいのでしょうか。
でも、ルリタテハのように執着することはないようです。
一度飛び立ったら、もう帰ってきませんでした。
再び薄暗い林の中に入ると、カワトンボが何匹も飛び立ちました。
日だまりで虫をねらっているようです。
私の眼にも、アブやハエ、ユスリカのような小さな虫が、木洩れ日に照らされて、たくさん飛んでいるのが見えます。
ガガンボを捕まえて食べるカワトンボ。
見ている前で、ガガンボの長い脚がポロリポロリと落ちていきます。
それにしても器用なものです。
脚もつかわず、口だけで食べています。
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