Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

ハグロトンボ

一昨年だったか、荘内日報で鶴岡市街地にハグロトンボが50年ぶりに帰ってきたという記事を見て、
非常に驚いたことを思い出します。
ハグロトンボは小諸では全くの普通種でしたから「50年ぶり」の復活なんて・・・
すぐには信じられませんでした。
でも、何人か虫に詳しい地元の方たちに聞いてみると、どうも事実のようです。

今は、私も確かにそうだったのだろうと思えるようになってきました。
庄内は日本一だった時代もある米どころ。新しい農業技術は積極的に取り入れてきた土地です。
早くからコンクリート堰が発達し、農薬の使用も積極的だったでしょう。
現在、水生昆虫を求めて庄内平野を見てまわると、それはもう寂しいばかりです。
ハグロトンボが一時消えたとしても、当然だったかもしれません。


ようやく本来の姿に回復しつつあるハグロトンボ。今年はどこも数が多いようです。


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