Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

Finalcutのトラブル?→グラフィックカードのドライバが原因

私のメインのパソコンは2009年のMacProだ。古い機種だけど、色々手を入れていて、まずまず快適だと思っている。ただ、グラフィックカードはデフォルトのままのNVIDIA GeForce GT120で、4KはおろかフルHD動画もスムーズに再生できないのだけが不満だった。なにしろMacBookPro 13 Retina(late2013)の方がはるかにスムーズで、もう潮時だと、今年の初めに Geforce GTX960 の比較的安いカードを入れた。

Macデフォルトのグラフィックドライバでは動かずに、NVIDIAのWEB Driverというので動かさなければならない。これがOSのアップデートの時には色々面倒な事があるが、動画の描画だけでなく様々に具合がよくて気に入っていた。しかし・・・

一週間前のこと、私は伊丹市昆虫館の「第3回いたこんでフォトコン」の動画部門の作品集を制作中だった。いつも使い慣れているFinalcut ProⅩで数日間ぶりに作業を続行しようとしたところFinalcutが異常終了した。突然、画面が消えて、ソフトを再起動しますか的なメッセージが出る。まあよくある事だと思った。
まずは再起動して、作業を続行したのだが、まもなくまた突然画面が消えた。しかたがないので再起動して作業を再開と思ったら、またすぐにクラッシュ・・・延々同じ事のくり返しだ。そこから地獄のような1日が始まった。Finalcut ProⅩがこんな不調に陥ったのは初めてのことだった。

様々に解決策を試みた。Finalcutを一度完全に削除して、APP Storeから再インストールもやってみたのだが、何も改善しない。ネットに何か不具合情報が出ていないか探ってみたが、それらしきものは見つからない。締め切りの近づいた作業なので大いに焦っていた。

この前に作業していた時点では何の問題もなかった。だから間の数日に行った事に原因があるのでは?そこで、冒頭のグラフィックカードの事を思い出した。次の操作画面はNVIDIA製グラフィックカードのDriverの更新をすすめるものだが、いつものように私は何も考えずにこれを進めていたのだ。
スクリーンショット 2015-11-02
▲たぶん前日、そのままinstallボタンをおして「346.03.03f02」にアップデートしていた

「346.03.03f02」にアップしたドライバを「346.03.03f01」に戻したら、これが大正解で完全に復調した。そこからは一度もクラッシュすることなく作業を進めることができた。

あんまり変わったことをすべきじゃないのかもしれないが、私のように古いMacProを愛用し続けている人の中には同じようなトラブルを抱えている人がいるかも知れない。検索でひっかかるかどうか怪しいものだが、情報を上げておこう。


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