Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

アゲハ幼虫の脱皮

リベンジの機会はすぐに訪れました。
庭のユズに5齢への脱皮が近づいた幼虫を見つけ、室内に持ち込みます。
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▲前日の幼虫は10時ちょっとで脱皮がスタートしましたが、これは昼過ぎてもまだ動きなし。
脱皮前の深い深呼吸をくり返しているような動きも見られません。12:30

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▲こちらは脱皮開始30秒前。14:33
帯模様の緑色化がさらに進み、腹端に近い方が細かいシワが増えましたが、外見上大きな変化は見られません。
それより、深い深呼吸をくり返すような、全身の運動を見極めるのが重要と見ました。

画像を拡大して変化を見比べていると、気門の変化のおもしろさに気づきました。
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▲上の12:30の画像の部分アップ。
気門のまわりにまるい輪が見えます。実はこれが5齢幼虫の気門の輪郭とあとで気づきます。
ちなみに5齢幼虫の眼状模様は早い段階から皮下に見えています。

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▲上の14:33の画像の部分アップ。
気門のまわりの丸い輪がより明確になってます。

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▲そして脱皮開始。全身波打つような蠕動運動とともに、気管の脱皮がはじまります。

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▲気管の脱皮殻が白く目立ってきます。まだ14:33

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▲14:34 気管の脱皮がさらに進みます。

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▲蠕動の様子をGIFアニメ作ってみました。クリックして別画面で再生です。

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▲14:35

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▲14:48 休止中

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▲15:27 向き直って、脱皮殻に近づきます。今回も休止時間は50分近く。
いつから休止と見るかちょっと曖昧ですが、ほぼ47分と前回と同じ結果でした。

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▲すぐに脱皮殻を食べはじめ、完食します。


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