ATOMOS SHOGUN INFERNOの新しいFirmwareが公開されて、FS700の4K120fpsスロー映像を収録できるようになりました。自分がSHOGUN INFERNOに一番期待していた機能でしたが、実は、購入してから動かないことを知ってショックを受けておりました。でも問い合わせると、どうやら将来的に追加されるらしい事がわかり、ずっと心待ちにしていました。購入から3ヶ月、意外に早く対応されてよかった。。。
さて、その実力はどうでしょう?早速、庭のハエでテストしました。
▲撮影120fps、再生24fpsの、5倍スロー映像です。
だいぶ前の事ですが、ショウジョウバエの口の動きを何気なく高速度カメラで撮ったら、意外な動きにビックリしました。ずっと、ペタペタと口をあてているだけと思っていたものが、スロー映像だと、食べ物の表面をむしり取るような動きが見えてきました。その後、普通サイズのハエでも撮ってみようと思いつつ、やっていなかったので、4K120fpsの最初のテストカットに、庭のハエを狙ってみました。肉眼ではこの口の動きはまるでわかりません。
一度の撮影で撮れるのはたったの435フレームです。撮影時の120fpsでは3秒+75フレームで、これを24fpsに変換してやっと18秒3フレームです。昆虫の飛翔には全然足りませんが、肉眼ではちょっとわかりにくい高速運動を4K高画質で捉える事ができます。YouTubeにアップした映像は、3つの動画をカットしないでそのまま並べています。短いのでカットする余裕もありません。