Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

シミ

酒田のAさんにご協力をいただいてシミを撮影しました。この時期シミも活動を停止していて、畳をあけるとたいてい下に隠れているとのこと。はたして・・・


シミ確かにいました!体長は1cmほどです。実は私、シミをちゃんと見たのはこれがはじめて。でも、ちゃんと見ようとしなかっただけで身近にたくさんいるはずです。シミというと古本を食っているイメージが強いのですが、古本だけさがして「いないのかなあ」なんて言っていたとは、我ながら愚かでした。。。


腹端の第10節が長いところからセイヨウシミと判断しました。頭部、前胸、中胸、後胸、そして腹部とわかりやすい構造です。シミは無変態で成長する昆虫ですので、幼虫も成虫も形は同じ。


全身、鱗粉におおわれて綺麗に輝きます。うろこにおおわれて素速く走る姿が魚を連想させたのか、シミは漢字でかくと紙魚。英語だとなんとsilver fish。book wormともいいます。


口ひげは他の昆虫には見ないようなもの。何だかムカデを思わせます。


“シミ” への3件のフィードバック
  1. 匿名

    紙魚ちゃんかわいい♪

  2. silver fish

    紙魚ちゃんの飼い方教えてください!

  3. 高嶋清明

    シミの飼い方・・・ごめんなさい、私もよくわかりませんので簡単なところで。ツルツルした面をのぼれないので、ガラスビンでも飼える扱いやすい虫だと思います。エサはキンギョのエサのような配合飼料でOKじゃないでしょうか。ただ、私もしばらく飼ってみて、エサをいれてもすぐには食べてくれないので、あまり楽しくなかった記憶です(笑)。隙間を好むので折りたたんだ段ボールを何枚か入れてあげるといいでしょう。ですが、そうすると、ほとんど隠れていてなかなか姿が見られないということになってしまいます。

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