Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

クロウリハムシの顔

楽しみに待っていたレンズが今日届きました。
Zuiko macro 20mm f3.5。倍率は10×の対物レンズに近いようです。
早速、これまで顕微鏡レンズで撮ったモデルたちを撮り直してみました。

クロウリハムシ。水滴を目の前に落として大人しくなったところを撮影。

期待通り!色収差はほとんどなく、周辺部まで歪みのない自然なボケ方をしてくれます。
さすがは写真用レンズ。30年前のレンズですが、まだまだ実用品です。コレクターに渡すにはもったいない!

もっとも、20mmマクロを試して、顕微鏡対物レンズがコントラストが高く発色のよい素晴らしいレンズであることもよくわかりました。OLYMPUSのMD Planというタイプで、それなりに良いモノなはずですから。
20mmはどうも内面反射の影響が出やすいようです。
時々あれ?と思うようなヒドイ絵になることがあります。レンズに曇りがあるのかもしれません。
うまく決まれば、ここに紹介しているようなハッとするような鮮やかな描写を見せてくれます。

タマムシの複眼

これは死んだタマムシです。
生きているものの眼は違った輝きがあるのではないかと思います。

カブトムシ幼虫の気門

カブトムシ幼虫の触角

先端に感覚毛らしきものが見えます。


“クロウリハムシの顔” への2件のフィードバック
  1. 極楽蜻蛉

    高嶋さん遣りますねェ~~~  拍手、拍手。
    凄いです!!!
    この画像を作出するまでには、沢山のノウハウが御有りでしょう!!!!! 
    Canon MP-E65 より画質、倍率がいいように思います。 MP-E 65 も焦点深度が浅く難しいレンズですが、更に、ノウハウの塊だらけでしょう?
    これからも面白い画像を見せて下さい!!! 「スズメバチ」族は、是非、お願い!!!

    その内に弟子入りの門を叩きます…

  2. 高嶋清明

    まさに!MP-E65の先の世界を覗こうと思っています。
    我々の目に見えているのは、この世界のほんの一部分に過ぎない・・・
    想像するだけで愉しくなってきますね!

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