Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • EOSムービーはどうだろう

    EOS7Dを使い始めました。今までキャノンはEOS Kissでがんばってきましたが、このとっても魅力的な新機種はずっと気になっていました。普通にスチルカメラとしての性能はもちろん、ムービーカメラとしても関心があります。今の私のビデオ環境と共存できるものなのか?雑誌やWEBの記事を見ても、どうもよくわかりません。やはり自分で使ってみなければ・・・というわけで、春を前に導入しました。

    特に気になっていたが暗い環境での性能です。日没後のハクチョウの帰還をテスト撮影。


    はじめてYouTubeを試してみました(手持ちでヒドイ絵です)。
    確認して驚いたのが7秒あたりのところ。星がまたたいているのがチラッと写ります。HDVカメラではこうはいかないと思います。後半まっ暗になってしまいますが、実際に肉眼でもハクチョウはほとんど見えない状況でした。

    巷に言われている通り、操作性はよくありません。液晶での詳細なピントあわせは確かに困難です。
    音声収録もとっさにはどうしたらと迷うところです。
    結論からして、しっかり目的をもった撮影でないと使えないカメラと思われます。
    フレーム、ピントを決めてさあ準備オッケー、撮影スタートという撮影でないと難しいでしょう。
    私の場合は、夜間の撮影や室内の飼育下の撮影に可能性を見いだしたいと思っています。

    ビデオカメラとしてはパナソニックのGH1が優れているようです。
    もう何ヶ月も前から後継機種について色々ウワサされています。
    何でも飛躍的に向上したCMOSが搭載されて出てくるとか・・・
    そして更にフルHDの60p撮影が可能なカメラだったりしたら、私も迷わず飛びついてしまうでしょう。

  • コハクチョウ

    田んぼの畦を歩くコハクチョウの一群。

    この圧縮感は超望遠ならではのもの。小雪が降っていてイイ感じに写りましたが、動画向きだったかも知れないと後になって思いました。

    コハクチョウは田んぼで見られます。日中、池に出ているのをあまり見ないように思います。

    雪を掘って落ち穂を食べます。そう言われています。しかし、よ〜く目を凝らしても、実際に何を食べているのか詳細はよく見えません。

  • オオハクチョウ

    日中、池や川辺にいるハクチョウはたいていオオハクチョウです。田んぼでオオハクチョウってあまり見ないような気がします。

    ドロドロの湿地におりた群れに接近してみました。


    ドロの中から何を食べているのか。顔はもう泥だらけです。


    何を食べているのか全く見えませんが、これだけの巨体を維持するためには、きっと相当食べなきゃならんのでしょう。


    痒くもなるのでしょう。


    真っ白な背中まで汚れてしまいそう。

  • 雄のキジ

    朝から晴れて気温も上がったのですが、なかなか出かけられずにいるうちに見る見る曇ってきました。残念ではありましたが、少しでも出かけてみることに。

    そこで出あったキジの雄。3羽いたうちの1羽です。

    助手席の窓をあけて窓枠にレンズの乗せての半手持ちと、かなりラフな撮影ですが、そこそこ写りました。E-520の手ぶれ補正もよく効いているようです。


    走るキジはさすがに厳しく若干前ピン。BORGでの撮影はピントあわせが難点ですが、でも、AF化を考えるほどではないと思いました。

  • チュウサギ

    田んぼの脇にコンクリートの円筒。用水路の口でしょうか。
    サギが1羽、何かを狙っています。

    円筒の縁には水がたまっていてドジョウがいるようです。すぐに大きいのを捕らえました。

    離れて撮影できるというのは鳥へのプレッシャーも少なくて済みます。

    サギの方がプレッシャーをかけてきました。

  • 雌のキジ

    畑の中をいくキジの雌。隠蔽色が効いています。

    何か食べているなあと思ったら、気がついたらそこは豆畑でした。

    耳のあたりに何だかふわっとした羽毛がはえているんですね。耳穴をカバーしているんでしょうか。これまで気がつきませんでした。


    遠ざかっていく後ろ姿を見ると、この耳の羽毛がよくわかります。

  • ノスリ

    新レンズ導入!純正カメラレンズが一番とはわかっていますが、BORGを選択しました。期待通りの高画質でひとまず安心。たまりにたまったストレスが解消されそうです。


    77mm径の対物レンズを選択しました。焦点距離は510mmでF値は6.6。

    テレコンをあわせていますが、ノスリがトリミング無しに撮れます。短時間で納得の撮影ができ、次に移動できました。これは本当にありがたいことです。

  • マガモ

    BORGは基本的に絞りのないシステムです。開放でも高画質だからOKということですが、今までの私の写真の常識からいうと、やっぱり不安です。すぐにオプションにある絞りを導入することになるかと思っていたのですが、実際に撮影してみるとすぐに心配は吹き飛びました。


    水浴びをするマガモ。収差は全く感じられず、前後に自然な感じでアウトフォーカスしていきます。


    水滴も自然に写ります。開放でも色収差はほとんど見られません。

    こちらはコガモ

    トリミングも7〜8割のサイズに済みます。実にありがたいこと!

  • ハヤブサ

    しばらくぶりにすっきりした天気でしたが相変わらず冷たい風が吹き続けています。少々厚着したくらいでは防げません。寒さが身にしみます。

    鳥は平気なようで、うらやましくなります。

    ハヤブサが強い風を利用して、猛スピードで飛びまわっていました。
    2羽がからむように飛んでいましたが撮れたのは1羽だけ。そろそろ鳥たちも恋の季節に入る頃でしょう。

    それにしても鳥の撮影はもう少しウエイトを落としたい。。。
    私は鳥も好きで見れば写真にも撮りたくなります。撮るとなったらきちんと撮りたい。しかし、今のままでは時間がかかりすぎ。これは致命的な問題です!しばらくもがいて理由は明らか。レンズが300mm。これでは短すぎるのです。昆虫写真的に言えば50mm1本で追っかけているようなもの。

    今の状況では正直トリミング無しには使えません。ハヤブサの写真も大幅なトリミングを行っています。300mmでの接近は余計な苦労もしてしまいます。今持っているKowaのスコープを利用してデジスコという手もありますが、余計な時間を食うだけでしょう。収差は避けられないようですし、どうも幸せになれそうに思えません。

    あのレンズを導入すれば解決できるだろうか・・・と独り言。


    ノスリに接近してもこの大きさが限界。


    こういう写真を撮りたくて撮っているのではなく、こういう写真しか撮れないというのは悔しい。

  • マガモ


    池に群れるマガモたち。雄はよくケンカしてます。
    連続写真でいきましょう。


    ケンカの前に口上を交わしているんでしょうか。
    儀式は大事なんです、オレたち。。。


    胸を押しつけあって争います。
    雌が見てるぞ、ガンバレ!


    右、劣勢。。。


    右、負けを認めました!

  • ふたたびヒシクイ


    前々日とほぼ同じ位置にヒシクイが集まっていました。天気もいいし速いシャッターが切れます。今日は低い位置から決めようと近づいて行くと突然の吹雪。カメラびしょ濡れで焦りました。
    しかし・・・吹雪を高速シャッターで撮ってしまっては、何だかのどかに雪が降っているようにしか見えません。


    雪はすぐにやみましたが、あーやっぱり飛んでいってしまった。

    ところで、今年はハクチョウをあまり見ないように思います。雪の中ではご覧のとおり見つけにくいですから、気のせいだと思いますが。。。

  • ヒシクイとマガン

    海に近い田んぼは、久しぶりに雪におおわれました。
    ひと頃の大雪が信じられないくらい、雪はすっかりとけていたのです。

    風が強く吹雪いている中で車を走らせていると、遠くの田んぼに黒い鳥の集団を見つけました。ヒシクイでしょう。ゆっくり近づいてみました。


    大小おります。大きいのはヒシクイ、小さいのはマガンです。

    雪が降ると目立ってしまって居心地悪いと思います。また変なのが近づいてきたなと、今にも逃げ出しそうです。でも、何だかアングルが高すぎるなあと、そっと車の扉を開けて外に・・・・

    やっぱり逃げられてしまいました。

    そろそろお帰りの時間ということもあったかも知れません。
    時間は16時過ぎ、気がついたらかなり暗くなっていました。

  • ブリコ

    ブリコには秋田の海岸でようやく出会えました。ブリコについては「かがくナビ」をご覧下さい。


    浜に打ち上げられた赤茶色のものがそうです。
    アップで見ると・・・


    ブリコとはハタハタの卵塊。一つの卵塊は1000個以上の卵のかたまりです。1000個・・・もっと大きく言ってもいいのかも知れません。数千個かな?


    これだけたくさんの卵です。鳥たちも黙っていません。
    ウミネコたち最近見ないと思っていたら、こんなところに集結していました。


    丸飲みです。


    ・・・

    ごくん


    ブリコは採集禁止です。ご注意ください!

  • この鳥はウトウ?

    昨年の冬に撮り逃したもので、もっとも気になっていたのが「ぶりこ」。ブリの子供じゃありません。ハタハタの卵のことです。冬の海に大群となってやってくるハタハタは相当な数の卵を産み落としていきます。そして時にものすごい数の卵が海岸に打ち上げられるのだそうです。ネット検索すると画像が色々出てきますが、それはもうビックリするような光景です。珍百景に推薦するべきかも。

    大しけの後が産卵のタイミングと聞きます。ここ数日続いた大荒れの天気は、きっとハタハタも落ち着いていないに違いありません。
    これまでのニュースを検索すると、クリスマス前後の記事が多く見られます。今年は早いうちから庄内の海を気にして見ていましたが、残念ながらまだ見ていません。見るべき場所を間違えているのかも知れません。このままじゃ、また見逃してしまうのでは?にわかに騒ぎはじめました。。。

    しかし、何カ所かで海岸を見回った結果は、完全な空振りでした。今日は雪はありませんが風は依然として強く、顔には砂が当たってきます。それがまた痛いの痛くないの・・・ヒドイ状態です。レンズに傷がついてしまいそうで、まともにカメラを向けていられませんでした。

    そんな砂浜で、弱っている1羽の鳥を見つけました。さわっても逃げる元気がないようです。何でしょう。見たことのない鳥です。

    弱っている姿で判別がつきにくいのですがウトウではないかと思います。

    ずぶ濡れで座り込んでいるばかりです。こんな場所では、ただ死ぬのを待っているようなもの・・・何だか可愛そうになってきました。といって持ち帰って手当をすることもできません。せめて・・・と少し離れたテトラポットの陰に移動してきました。そこなら強い風はほぼ完全にさえぎられて、ずっとマシに思えたのです。

    ただの気まぐれかも知れません。でも、何もしないではいられませんでした。

  • 伊豆沼のマガン

    マガンの飛来地として有名な宮城県の伊豆沼に行ってきました。なぜか急に思い立って、夜中に出発。途中で仮眠をとりながら着いたのは朝4時。朝の飛び立ちには十分間に合いましたが、真っ暗でどこで朝を待てばよいのか分かりません。やはり思いつきというのは問題です。


    明るくなってみると、まずまずの場所に待機していたと知ってホッとしました。写真は6時半。気の早いグループはそろそろ飛びはじめています。


    勝手な予想では、この画面いっぱいにマガンの群れが埋めつくされるはずでした。実際には、低いラインを十数羽くらいのグループが次々に太陽の方に向かって飛んでいきます。


    150mmで撮影。撮りたかったイメージに近いものはこんな感じでしたが、水面が全く入らないものになってしまいました。まあ、初めてでうまく行くのも面白くありません。次はもっとうまくやりましょう。


    確かにすごい数が飛んでいきました。この白い山々は栗駒でしょうか。

    今年の撮り納め。虫ではありませんでしたが、面白いものを狙うことが出来ました。やっぱり初めてのものが楽しいし、やりがいがありますね。2010年は新しいものに積極的に挑戦していく、そんな年にしたいと思います。

    2009年、ありがとうございました。

  • ホシムクドリ

    残りガキに集まるムクドリの撮影に苦戦しているとき見慣れないのが1羽まじっているのに気がつきました。緑や赤紫に輝く羽があります。地味だけど渋い美しさのある鳥でした。

    PC085121
    戻って調べてみるとホシムクドリでした。日本には冬鳥として渡ってくる鳥で西日本に割とよく見られるようです。
    撮影地は寒河江市。山形では、あまり記録がないのではないかと思います。

    このホシムクドリ、Wikiによると国際自然保護連合という団体指定の「世界の侵略的外来種ワースト100」に入っているとか。ブラックバスやウシガエルなんかと同じように、数十年後、この鳥も日本で問題視される事になっているかも知れません。もっとも冬鳥として渡ってこれるくらいですから、今まで問題になっていなかったら大丈夫とも考えられるでしょうか。

    PC085052
    こちらは、おなじみのムクドリです。

  • ノスリ

    田んぼを通る道路を行くと、道沿いに猛禽の姿をよく見ます。
    多いのはトビと写真のノスリ。

    PB243509
    ノスリは稲刈り後から田んぼによく見ます。
    マジメな視線の先に狙っているのは、ネズミそれともモグラ?
    トビより近づかせてくれるように思います。
    トビは臆病なのか意外に近寄れません。

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    遠方よりトビ

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    こちらはチョウゲンボウ

  • おかえりハクチョウ

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    赤川のほとりに見える白い鳥・・・なんとハクチョウです!双眼鏡で確認するとオオハクチョウに間違いありません。北帰行が始まった頃からちょうど半年。もうそんな季節になったんですね。

    P9279104
    川沿いの道を更に進むと、コハクチョウの小集団に出会いました。写真に写っている3羽のほかに4羽。別の場所でもオオハクチョウが2羽。この日だけで10羽確認しました。

    この土地を慕って毎年戻ってきてくれるわけです。
    可愛いじゃありませんか。
    まずは長旅の疲れがとれるまでゆっくりして欲しいですね。

  • アカショウビン

    録音の方は満足のいく結果がでたけど、ビデオ撮影は今ひとつ。
    50m以上離れていて、しかも気温が上がっている。
    空気のゆらぎがひどくて見られたものじゃない。

    WEBで小さく見るので限界だろう。ハイビジョンテレビで見る気にはなれない。
    でも、何はともあれ、まずは鳴く様子を見ることができた。
    どんどん距離を縮めていこう。

  • オオヨシキリ

    アシ原にオオヨシキリの声がにぎやかだ。
    アップを狙っていると、なわばり争いの激しさがよくわかる。
    同じ場所で長く鳴きつづけているものは少ない。