Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 【Slow Motion】縦動画 ウバタマコメツキ【Chronos 2.1 Highspeed】

    コメツキムシのジャンプ。縦画面でウルトラスロー動画を

  • ウバタマコメツキ

    高速度カメラでコメツキムシのジャンプを撮っていなかった事に気づきました。今ならもう越冬中のウバタマコメツキが見つかるかも知れない。。。そう思って、以前訪れた雑木林に向かったところ、立ち枯れのアカマツの樹皮をはがして、あっさり二匹見つける事ができました。

    分厚い樹皮の下に、空洞を作って潜んでいます。そういえば、これは蛹室なのでしょうか。羽化殻がないので違うと思いますが、食べてしまうのかも?

    上の個体は幹側に、下の個体は樹皮側に空洞を作って潜んでいました。

    他にめぼしいものはというと、この小さなハムシが一匹見つかったくらいでした。雨が降り始めて早々に退散です。

  • 【Slow Motion】マツモムシ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:3358fps 再生:30fps

    マツモムシ。英名がBackswimmerとあるように、普段は背泳ぎのように背中を下に水面付近を泳いでいる昆虫です。飛ぶときは、ひっくり返って水面に浮かび、翅で水面を叩くようにして飛び上がります。それにしても後翅がこんなにも青く美しいとは・・・

  • 【Slow Motion】オオスズメバチ2【Chronos 2.1 Highspeed】

    前翅・後翅の連結、そして翅の関節部分の動きが面白いです。更にじっくり観察するために、後半は再生速度を15fpsに落とし、200%のトリミングでフォローしてみました。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps、15fps

  • 【Slow Motion】オオカマキリ【Chronos 2.1 Highspeed】

    晩秋、電柱や杭にはアカトンボが集まってきます。
    それを狙うカマキリの姿も・・・

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps

    スローモーションで見て虫たちの時間の流れに近づくことで、虫たちの感情まで感じられるのというのか・・・。カマキリのカマがやけに恐ろしく感じられます。いつもは感じないような哀しい気持ちになってきました。
    トンボが逃げる映像だけで編集してもよかったのですが、捕まってしまう映像が何だか胸に突き刺ささって、放ってはおけなくなりました。

  • 【Slow Motion】オオスズメバチ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps 再生:30fps

    果樹園のすみに捨てられたナシの山に、オオスズメバチが吸汁に来ていました。お腹いっぱいに梨ジュースを吸って巣に帰ろうとしますが、0:40 重くなりすぎてうまく飛びあがれないものもいました。

  • 【Slow Motion】ヒラタアブの交尾飛翔【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:1000fps 再生:24fps

    ヒメヒラタアブの一種。雌は翅も脚もたたみ、雄は雌の頭と胸をしっかりホールドし、ホバリングしながら交尾中です。
    高速度カメラChronos2.1で撮影、約40倍のスロー映像です。庭で見つけてChronosを起動し、それから4カットも撮影できましたから、少なくとも15分は一度も静止することなく空中を漂っていたと思います。

  • 【Slow Motion】トノサマバッタ2【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps, 3358fps, 5406fps
    再生:30fps

    しばらく撮影に出ることができずで、一週間前撮影のトノサマバッタの素材をアップします。前回とダブっているものもありますが、カラー、シャープネス、ノイズ処理など、CinemaDNGファイルの処理に改良を加えました。

    

  • 【Slow Motion】トノサマバッタ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    KOWA LM12XC
    撮影:2142fps, 3358fsp, 5406fps 再生:30fps

    トノサマバッタは後脚で力強くジャンプし、それから4枚の翅で羽ばたきをはじめます。バッタのジャンプは予想以上に速いもので、詳しく観察するには2000fpsでもまだ足りない感じがします。

  • カブトムシ幼虫の脱皮

    カブトムシ幼虫の2齢から3齢への脱皮です。過去、何度かトライしては満足できる撮影ができませんでしたが、今回は新たな試みが功を奏して、脱皮直前から撮影できました。
    驚いたことに、脱皮後数時間経って幼虫は脱皮殻を食べました。これまでも食べるんじゃないかと予想したことがありましたが、映像化して確認でき、久しぶりに達成感のある撮影となりました。

  • 【虫の眼レンズ】アキアカネ連結産卵【GH5S VFRスロー】

    撮影:180fps 再生:30fps 時間を6倍にのばしています。

    自作虫の眼レンズ装着のGH5Sでスロー動画を撮影しました。
    虫の眼レンズがとても暗いレンズなのでChronosで撮影できない、ということもありますが、Chronosのウルトラスローよりも、このくらいの速度の方が雄と雌の飛翔の連携がわかりやすいかも。雄は連続的な羽ばたきを続け、雌は時々はばたき、微調整を行っているように見えますが、どうでしょう?

  • 【Slow Motion】アキアカネ連結産卵【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps 再生:30fps、60fps

    稲刈り後の田んぼにて、わずかにできた水たまりに、たくさんのアキアカネが連結産卵していました。連結飛翔をリードするのは上の雄。スロー映像で見ると、たまにリード下手な雄がいることに気づきます。パートナーの雌は泥に叩きつけられたり、ちょっとかわいそうなことになっていたりして。。。

  • 【Slow Motion】ナツアカネ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps、2142fps 再生:30fps、60fps

    ぼやぼやしているうちに、だいぶ稲刈りが進んできました。ナツアカネの産卵に良いポイントを見つけ、少し撮影できました。ナツアカネは打空産卵で、稲の上から卵をばらまきます。
    1:04 雌の腹端から卵が離れるのがよく見えます。
    1:30 雄が風にのってホバリング中

  • 4K→FHD カブトムシ孵化

    カブトムシの孵化を撮影しました。
    卵をケースから掘り出してから10日後、卵の表面に大顎が透けて見えるようになってから3日ほどで孵化しました。

    卵が破れる瞬間は0:30
    孵化直後の幼虫の頭部は最初艶がなく小さめですが、30分もすると大きく膨らみ、表面がつやつやしてきます。更に30分もすると、頭部は茶色く色づき始めます。

  • 【Slow Motion】キアゲハの求愛(修正版)【Chronos 2.1 Highspeed】

    今回の動画は↓これの修正版です。 https://youtu.be/bZ5VMazF788
    Chronos 2.1
    Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps 再生:60fps、30fps

    Ver.0.7.0でもDNGで撮りたい!でも、正しい色が引き出せない! 解決策を求めて彷徨っているうちに、X-rite ColorChecker にたどり着きました。こんなカラーチャートに2万円近く費やすことに迷いがありましたが、結果は予想以上に素晴らしいものでした。

    この色だったんだね!ようやく辿り着くことができました。
    前の色に満足しかけていた自分・・・本当にどうかしていました…

  • 【Slow Motion】オニヤンマ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0) H.264記録
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:1000fps 再生:60fps、30fps

    家庭用扇風機を野外に持ち出しオニヤンマのホバリングを高速度撮影!といっても決して楽な撮影ではありませんでした。
    後脚を片側だけ下げているのは何故でしょう。地表近くの低い位置でホバリングする2個体で確認できました。ホバリングの羽ばたきは速く、今回は1000fpsで撮影しましたが、まだチャンスがあれば2000fps、3000fpsで撮りたいです。

    扇風機を回しはじめ最初にオニヤンマが近づいてくるまで30分は待ったでしょうか。オニヤンマは地上に落ちた扇風機の翼の影に関心をしめしたり、扇風機に突進を繰り返したり、ときに激突して気絶(?)したりで、期待したような安定したホバリングをしてくれません。

    どこでホバリングを始めるかも予想できず、気がつくとポツンと5m以上離れた場所でホバリングしていたこともありました。更に撮影に至ってもすぐに離れてしまったり、期待したほどの成果が得られずでした。でもまあ、全然撮れないよりはよかったです。

    扇風機の工夫次第では、もっと安定した撮影ができそうですが、風量調整、角度調整、首振りなど色々試しただけでは、オニヤンマの近づき方に変化は感じられません。ちなみに、しばらく1000円くらいのUSB充電式の小型扇風機を携帯して、オニヤンマの通り道を見るたびに試していましたが諦めました(一度だけ、カメラの準備がない状態で5秒ほどホバリングしてくれたオニヤンマがいましたが・・・)。普通の大きな扇風機に試したら一日で成果が出て、もっと早くに試せばよかったと思いました。

  • 【Slow Motion】キアゲハ H.264記録【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1(ver.0.7.0) H.264記録
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps 再生:60fps

    Chronos2.1のバージョンアップで画質向上と喜んだのですが、実はその後CinemaDNGのカラー処理にずいぶん悩まされました。前回の「キアゲハの求愛」は今見るとひどい色で、削除したくなっています。いろいろ試した結果、最後に出した結論は、なんと!かつて色の悪さに早々に切り捨てたH.264で記録するのがベストであるということ。今回のH.264の絵は自然で自分好みの色です。カクトラノオのピンクがとってもいい感じ!

    H.264での記録ならSDカードへの書き込みでも格段に短時間で済み、当然データ量も少なく、更にパソコンに落としてすぐに動画を使えます。最初からこの色が得られれば、わざわざCinemaDNGを使うことはありませんでした。たぶん。

  • 【Slow Motion】キアゲハの求愛【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1  Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    撮影:1000fps 再生:60fps、30fps

    Chronos 2.1がバージョンアップで劇的に画質向上しました!前回のVer.0.6.0はハイライト処理に不満があって、ずっとVer.0.5.1を使い続けていましたが、今回のVer.0.7.0はなかなかに素晴らしいです。今のところ不満が見つかりません。色味も改良されて補正なしで使えるレベルになりました。キアゲハの色もソバの花の白も満足できる発色で、晴れの日差しがとてもリアルに感じられます。いつものように編集したら、ちょっとコントラストが強すぎる絵になってしまった感じです。

    数日後に見たらすっかり気が変わってしまいました。なんと奇妙な色でしょう。改良されたと思いたくて目が曇っていたようです。色々手を尽くしましたが、今回のCinemaDNGの色補正はちょっとお手上げです。その後気がついたのは、H.264の最もデータの軽い記録方式がすごく素直で美しい発色なことでした。

    また、今回のバージョンアップは外部メディアへの書き込み速度が30%アップとのこと。確かに、はっきりと体感できるスピードアップで、これが一番嬉しい改良でした。

  • 【Slow Motion】ミヤマアカネ【Chronos 2.1 Highspeed】

    ニラの蕾にとまりテリトリーを見張る一匹のミヤマアカネ。

    Chronos 2.1(ver.0.7.0)
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影:2142fps、3358fps、5406fps 再生:30fps

    撮影レートを2000fps、3000fps、5000fpsと変えて撮影しました。
    野外で普通に撮影できるのは5000fpsまでか

  • 【虫の眼レンズ】キチョウの集団【GH5S VFRスロー】

    撮影:180fps 再生:60fps 時間を3倍にのばしています。

    林道の獣糞(たぶんタヌキ?)にたくさんのキチョウが群れて吸汁していました。自作虫の眼レンズ装着のGH5Sを置いて、スロー動画を撮影しました。このレンズの場合、3倍程度のスローでかなり虫たちの速度に近づける気がします。視野が広いので、そのぶん虫が画面に入る時間が長くなるためだと思います。

    新たに飛んでくる個体に、先客たちは瞬間的に翅を開いて、何か合図しています。「ここはオレの場所だぞ、ここに降りるなよ」とでも言っているのでしょうか。