Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 能生白山神社のヒメハルゼミ

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年8月6日 新潟県糸魚川市

    能生白山神社の鎮守の森・・・日本海側北限のヒメハルゼミの生息地に行ってきました。もうシーズン終わりかもと思いながら、一度MKH8020で録音したかったので、ダメ元で出かけましたが、そこそこ鳴いてくれました。

    30秒付近からポツリポツリと鳴き始め、1分10秒くらいから一気にボリュームアップ、「蝉時雨」に達します。5分以上の長尺です。適当な所で切り上げてください。

  • ホソクビツユムシ

    標高の高い峠道などに多いホソクビツユムシです。樹上性で移動しながら盛んに鳴きます。鳴いたあとにピョーンと飛んで移動するので、三脚は邪魔。手ブレ補正をガンガンに効かせて手持ち撮影しました。

    Panasonic GH5, M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO, 1.4倍テレコン, DMW-XLR1, Sennheiser MKH8060

  • カヤキリ

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年8月5日 新潟県刈羽村

    国道116号を走行中、カヤキリの鳴き声が途切れず続いていました。とある駐車場に車をとめて録音。駐車場と国道の間にアシ原があり、キリギリスもにぎやかに鳴いていました。

    新潟県は、海沿いばかりでなく、長岡〜小千谷あたりの国道17号沿いでもカヤキリがやかましく鳴いています。いずれ山形県も内陸の方までカヤキリの声が響くようになるかもしれません。

  • ヒグラシの合唱

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年7月31日 新潟県三条市

    日没後の林内でヒグラシが美しい歌声で鳴き交わしていました。梅雨末期の大雨のあとで、遠くの川が増水してゴウゴウ音を立てていて、ちょっぴり残念。

  • クワカミキリ

    クワの枝をかじるクワカミキリ。いつもの自作虫の眼レンズで撮影しました。

    SSP展新潟展の会場設営に訪れた「ビュー福島潟」駐車場にて。

  • ヒメギス

    ヒメギスの声が、今年はよく聞こえます。昨年末から今年5月まで続いた、右奥歯の治療が効いているのは間違いありません。まさか歯の治療で長年悩まされてきた耳の聞こえ問題が解決するとは・・・我が身に起こった奇跡的な出来事にホントびっくりしています。

    ↓こちらは三年前にYoutubeにアップしたヒメギスの音ありスロー動画。

  • スジクワガタ

    子供の頃はスジクワガタが取れても全然嬉しくなく、ミヤマ、ノコ、コクワの次、実質最下位にとらえていました。でも、大アゴの発達した立派なスジクワのカッコよさに目覚めてから(30代のはじめ)は、ノコより格上です。あくまで個人の感想です。

    スジクワガタという名前の通り、翅の縦筋が特徴的ですが、大型の雄には縦筋はありません。雄の下に見えるのは同じスジクワガタの雌。

    同じヤナギにいたコクワガタの雄

    これもコクワガタ

    以上、いつもの虫の眼レンズで

  • オニヤンマ

    久しぶりによく晴れたこの日、林道ではたくさんのオニヤンマに出会いました。虫の眼レンズで接近したものの、やっと射程圏内に入った所で逃げられるの連続。合間の撮影なので、これがベストショットでした。背景の処理が難しい。。。

  • 鶴岡にて

    週末の各種イベント参加に備えて鶴岡に一時帰省。観察会の下見に、少しだけ赤川の河川敷を見て回りました。
    現在長期出張中の地は、山間のホントびっくりするくらい風の少ない場所。鶴岡はいつまで待っても風のやまない土地であることを改めて実感しました。
    これは結構なストレスです。。。(-_-;)

    以下、いつもの自作虫の眼レンズで撮影したスナップ

  • アオイトトンボ!

    見た瞬間に、いつも見るアオイトトンボと違う印象でした。たぶん、コバネと思います。訂正します。なんと絶対違うと思ったアオイトトンボでした。勉強しなおしてきます…
    休耕田の、写真に写っているあまり見ない単子葉植物の群落の周辺に特に多く見られました。

    ついでにキイトトンボ

    もう一枚、ちょっと前に撮影したカワトンボも

  • ヒメオオクワガタ雌

    ブナ林の道を走行中、あやうくクワガタを轢きそうになりました。車をとめて近づいてみると、コクワの雌のようで、ちょっと違う・・・場所が場所だからヒメオオクワガタだな、とピーンときました。

    アスファルトじゃ何なので、ブナ林内に置いてもう一枚

    この日、別の道でもう一匹、ヒメオオクワの雌を拾いました。
    そういう日だったのかも知れません。雄も見たかった・・・

  • エゾハルゼミ

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年6月27日

    ブナ林のエゾハルゼミの合唱です。遠くで響くツツドリの声が、非常にかすかですが、いいアクセントになっています。雷のような音が2回ありますが、どうも雷っぽくない。どうやら自衛隊の演習場からの音のようです。

  • マメコガネ

    今、滞在中の地でもマメコガネが増えてきました。ノブドウの葉に小さな群れがいくつか見られます。でも、私のホームグラウンドに比べると、とっても少ないです。マメコガネは自然度の高いところは少ないのかも知れません。

    今ごろ鶴岡では、イタドリの葉とか、ボロッボロに食われているでしょうか。

  • 6月の棚田 音風景

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年6月24日

    とある山間の棚田での録音です。
    モリアオガエル、オオヨシキリ、エゾスズ、ウグイス、ホトトギス、ホオジロ、ヒヨドリ・・・色んな声が聞こえてきますが、何より耳に心地よかったのが草刈りのエンジン音。いい音で回してますね!

  • キイロトラカミキリ

    伐採ブナが積んであって、覗いてみるとキイロトラカミキリが10匹ほど、隙間から出たり入ったり、走り回っていました。

  • クローバーで吸蜜する虫たち 下から

    クローバーの花に吸蜜に来た虫たちを、いつもの虫の眼レンズで下から狙ってみました。

  • クロクサアリの行列

    ブナの林床に見つけたクロクサアリの行列。


    きっと、枯れ枝の上を歩いた方がいいと、皆で相談して決めたのでしょう。健気で可愛いものです。

    え?そんなわけはない?ただの偶然?・・・そうでしょうか。
    中南米のグンタイアリは、小さな川を渡るために仲間同士はしご状に連なって橋を作ります。クロクサアリだって、これくらいの知恵を使ってもいいはず。自分はそう思います。

  • エサキモンキツノカメムシ

    キハダの葉上に見つけたエサキモンキツノカメムシ。メスは産卵後、このように卵に覆いかぶさるようにして守ります。天敵が近づくと翅を羽ばたかせ、臭い匂いを発して追い払います。メスの護衛は一齢幼虫が二齢幼虫に脱皮するまで続きます。

  • シャチホコガの幼虫

    ヤナギにとまるシャチホコガの幼虫を見つけました。茶色く独特の形なので、遠目にもよく目立って見えました。

    触ると、脚を広げて威嚇してきます。ガの幼虫なのにとんでもなく脚が長いので、気持ち悪いし、びっくりします。


    この脅しの効果で、目立つ姿でも問題ないのかも知れません。鳥も食欲をなくしてしまうとか。写真、ちょっとピンあま・・・

  • キアゲハとノハナショウブ

    キアゲハがノハナショウブで吸蜜。あまり見ない組み合わせと思います。キアゲハ、どこに蜜があるか迷っているように見えました。