いつもの自作虫の眼レンズはChronosは残念ながら暗すぎて使えません。なにか別の方法はないかと考えているところに、ふと思い出したあのレンズ。夏に思いついて、まだ実践していなかったアイディアを試してみました。
もう少し深度があればなあと思うけど、ワイドマクロの新たな道がひらけたかな?
いつもの自作虫の眼レンズはChronosは残念ながら暗すぎて使えません。なにか別の方法はないかと考えているところに、ふと思い出したあのレンズ。夏に思いついて、まだ実践していなかったアイディアを試してみました。
もう少し深度があればなあと思うけど、ワイドマクロの新たな道がひらけたかな?
使用レンズ:KOWA LM12XC
https://www.kowa-lenses.com/en/lm12xc-20mp-industrial-lens-c-mount
Cマウントで4/3センサー対応のレンズをオークションで見つけて、これはもう運命に違いない(ChronosはCマウントで4/3センサー)と入札して、運良く1/4くらいの金額で落札できたのですが、期待したモノとはちょっと違いました。すごく高画質ですが、あまり近づけない、深度の浅いレンズ。ミツバチが遠い、小さい・・・というわけで、編集でかなり大胆な部分アップを試みました。
よくよく考えてみれば、これはフツーにマイクロフォーサーズの12mm・・・自分の手持ちのレンズでよく知っているものでした。といっても、CマウントのCronosにマイクロフォーサーズのレンズをつけるのは困難なので、これはこれで、いい買い物でした♪
本当に欲しいのは虫の眼レンズのサイズ感なのですが・・・いつものやつは光学的に暗すぎてとても使えません。
でも・・・実はすごいのができたかもしれません。とても簡単に、これまでとは比べ物にならない高画質に。
明日はまた晴れて気温が上がる予報なので、早速テストを試みます。
うまく逃げおおせたミツバチ。大胆にもカマキリの触角にタッチして去っていきました!
セイタカアワダチソウの花に来る虫たちをハイスピードカメラChronos2.1で撮影しました。
0:00 ホソヒラタアブ
0:30 ミツバチ
1:17 ウラナミシジミ
カメラ:Chronos 2.1
レンズ:Nikon Ai AF Micro Nikkor 105mm F2.8D
撮影フレームレート:約2000fps
せっかくFHDが撮れるのに、720P&2000fps の組み合わせが気に入ってしまい、今後これをメインで撮ることになりそう。
以前、Photoron FASTCAM を使ったときも、2000fpsや3000fps で撮影することが多かった・・・やっぱりこの辺りに落ち着くのかなあ。
明るく目立った場所に陣取ってメスを待つフタモンアシナガバチの雄。しかし雌は滅多に訪れず雄たちが無駄に絡んでいます。雌が来たかと飛びつくのか、ライバルの雄を追っ払おうとしているのか。
スーパースローで見ると、特に交尾を試みるわけでもなく、喧嘩しているわけでもなく、すぐに飛び去っているようです。瞬間的に雌雄の区別をしているのでしょうか? 何だか始めから無駄と承知で飛びついているようにも見えます。
天気が不安定でせっかくのハイスピードカメラが泣いていましたが、今日やっと外に連れ出して昆虫を撮影してきました。
フルHD1000コマおよびHD2000コマはゲイン0dBなら、かなりキレイであることをようやく実感できました。
それも、CinemaDNG書出が圧倒的なキレイさです!今日の動画では、キチョウ2カット目だけがCinemaDNG書出です。
バッテリー2本でどれだけ撮影できるかもテストできましたが、まるで足りません。
バッテリー一本では30分くらいしか持たない! 17〜20V対応の外部バッテリーが必要か。。。
CinemaDNGで撮りたいけど、SDカードへの書き込みでは時間がかかりすぎて全然ダメ! 面倒だけどeSATA接続のドライブか。。。
やっぱりビューファーが欲しい! しばらくぶりにCineroidを引っ張りだしてみよう。。。
少しずつ撮影スタイルができつつありますが、何だかデカくなっていきそう(-_-;)
アオマツムシの音ありスロー映像。10月に入り夜の気温も20℃を切って、アオマツムシの鳴き方もとぎれとぎれです。
FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。
ZOOM F6, Sennheiser MKH8020, 2020年10月1日 鶴岡市
JR羽越本線 羽前大山駅にて。カワラスズの本来のすみかは名前の通り河原ですが、鉄道路線の敷石にも広く生息しています。
ホームでマイクを立てて録音中、背後を貨物列車が通過していきました。大音響と振動の中でも、カワラスズの声には少しの乱れもないようです。
ZOOM F6, Sennheiser MKH8020, 2020年9月27日 鶴岡市
一番好きな虫の声はなんですか、と聞かれると、いつもエンマコオロギと答えますが、満足のいく録音はなかったりして。でも、今回はなかなかよく録れました。愛聴版になりそうな予感・・・
午後3時半ころの録音です。すっかり秋めいて、昼の合唱がメインになってきました。
庭のホトトギスにルリタテハの卵を発見。室内に持ち込んで、孵化の様子を撮影しました。孵化後、幼虫は卵の殻を食べることなく離れていきました。
孵化は早朝スタートしましたが、実は前日のお昼前に、卵の中に幼虫の大アゴが現れて動きだし、夕方には孵化するだろうと張り込みを開始しました。そこからなんと約20時間です。夜になっても、深夜日が20日から21日に変わっても孵化は始まらず・・・、外が明るくなって、もうダメだ寝る!と思いかけた頃に、ようやく孵化スタートの兆候を確認したのでした。その間、幼虫は時々動いては休み、また動いては休みを繰り返し、いつ孵化してもおかしくない状態が続いていました。軽い気持ちでカメラを向けたのですが、思いがけず苦労してしまいました。。。
他に用意していた卵も朝、ほぼ同じ時間に孵化スタートしました。
次にルリタテハの孵化を撮影する機会があるとしたら、夜は寝て、早朝に起きることにしようっと!
過度な演出が入ってしまいました。水面に青い光を映し込もうとした試みは、ヤブカを派手に青く染めてしまいました。本物はもちろん、こんなに青くありませんので、ご注意を!
でも・・・図らずも、ですがキレイに撮れました(笑)
今、あらためて照明を勉強中です。
GH5&古いZuikoMacro20mmF3.5で撮影。4K固定フレームで撮影の動画からFHD編集。最大300%トリミング編集しています。冒頭の35秒は孵化スタートまでの変化を60倍速タイムラプス。
孵化直前は卵の先に空洞ができて白っぽくなるんですが、今回、途中でいくつも気泡が上がっていることに気づきました。これ、どこから出る泡なんでしょう?そして、卵の中を満たしていた液体はどこに?
(さらに…)6月に撮影したキアゲハの蛹化です。完全固定フレームで4K撮影した映像から、FHD編集時にトリミングやパンを行いました。下手にカメラ操作するよりずっといいです。タイムラプスとトリミング&パンの合せ技もいい感じに仕上がりました。
こちらは通常速度、ノーカットのキアゲハ蛹化です。
左画面が4K100%、右画面は200%拡大サイズです。前蛹の蠕動運動、気管の脱皮で現れる白い糸状の脱皮殻、口・触角・脚・翅の脱皮などなど、特によく見たい部分を拡大。映像をじっくり観察したい人のために編集してみました。もちろん、自分のためでも・・・
鶴岡も熱帯夜が年々増えています。昨夜は27度から下がりませんでした。日をまたぐ時間にカンタンの鳴いている動画撮影にトライしましたが、カンタンの声もずっとMAXにハイペース&ハイテンポのままでした。
Panasonic DMC-GH5S
SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX + Teleconverter EC-14 + MMF-1
DMW-XLR1, Sennheiser MKH8060
長期出張仕事もようやく終了しました。鶴岡へ帰る途中、小諸に寄って海野さんの写真展を見てきました。海野さんの写真展は当初の予定より期間延長で9月6日まで。
海野さんのバタフライガーデンも拝見。うん!今年のお庭は確かに素晴らしいです!!
▲いつもの虫の眼レンズ&3倍スロー動画を撮影しました。
0:00 ホシホウジャク
0:09 アオバセセリ
0:19 ホソヒラタアブ
0:27 ルリモンハナバチ
0:36 クロマルハナバチ
0:47 クマバチ
0:55 キアゲハ
1:14 ミヤマカラスアゲハ
1:23 クロアゲハ
▲花の蜜をもとめて元気に飛び回るコシブトハナバチが印象的で、特に多く撮影しました。冒頭には、お庭を散策される海野さんも・・・
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年8月29日 群馬県安中市
本当はササキリの声を録音したくて訪れた磯部の城山。セミの声があまりにすごくて、ササキリの声は全く聞こえず、やむなくターゲットを変更しました。ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、アブラゼミの合唱です。
騒がしい音のはずですが、不思議に耳の心地よく、聞いていると眠くなります(-_-)zzz
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年8月23日 新潟県胎内市
胎内川の河口に近い浜辺の草地で録音したマツムシ、スズムシ、ハタケノウマオイの合唱。打ち寄せる波の音もいいアクセントになっています♫
モンキチョウの求愛飛翔をいつもの虫の眼レンズ&GH5のVFRスローで撮影。画面左上に再生/撮影レートを表示しています。
黄色が雄で白が雌。よく見ると、雄は雌の前で左右に行ったり来たりの往復運動を繰り返しています。面白い!
鶴岡に一時帰省中、自宅近くのいつもの公園ではアブラゼミが賑やかでしたが、もう最盛期を過ぎた感がありました。注意深く見て回ると、いましたいました・・・産卵中の雌です。
産卵モードに入った雌は、ちょっとのことでは行動をとめません。虫の眼レンズで近距離に近づいて、ストロボも連発しましたが、自由に撮影させてくれました。