アゲハの幼虫がサンショウの葉を食べる様子を高速度カメラChronos2.1で撮影。
撮影1000fps(1920×1080)、再生24fps, 60fps
FHDの動画を最大600%トリミングしています。
アゲハの幼虫がサンショウの葉を食べる様子を高速度カメラChronos2.1で撮影。
撮影1000fps(1920×1080)、再生24fps, 60fps
FHDの動画を最大600%トリミングしています。
Chronos 2.1でハッチョウトンボの産卵シーンが撮れました。けれど、このシーンは秒1000コマで撮る必要もなかったかも。2〜3秒撮影してSSDへの書き出しに数分かけてしまうので、ワンチャンスしか狙えませんし、いいことありません。雄にはずっとピントがあっていますが、雌にピントが合っているのはわずかしかありません。次にチャンスがあったら絶対GH5のVFRで撮影します。
トリミングなしのFHD1000fpsの動画をAdobe DNG RAWのスーパー解像度で4K化しました。
ハッチョウトンボ雄の飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
真っ赤に成熟した雄が目立ってきました。飛び立ちの瞬間はスローでもあっという間に画面から消えてしまいますが、戻ってくるところは比較的ゆったりと飛翔の様子を観察できます。前翅と後翅は全く違う動きをしていることがよくわかります。
たぶんナミハンミョウの幼虫です。巣穴から顔を出したり引っ込めたりしているだけの動画、獲物を捕るシーンはありません。
それでも、昆虫好き、ハンミョウ好きなら、飽きずにずっと見ていたいシーンかもしれませんね。
マガリケムシヒキの飛び立ちの様子を高速度カメラChronos2.1で撮影。
面白かったのは3カットめ(4カットめは同じ映像のトリミング)。くるっと回転しながら後方に飛び立ちますが、なんか無駄に回っている感じがします。たぶん右回りだってできると思うのですが・・・。この一匹は左回りが得意で無駄とわかってもつい左回りでやってしまうとか、左回りがいいと思ったけど余計回らなければならなくなってしまったとか、想像しながら見ると楽しい映像かもしれません。
ハラビロトンボ雄の飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
いつも通っている湿地ではトンボのシーズンが始まっていました。ハラビロトンボは青く成熟した雄たちが水辺にテリトリー争いを繰り広げています。ハイスピードカメラの性能は十分なのですが、操作する人間の頭と手が追いつきません!
ハッチョウトンボ雌の飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
6月の鶴岡は実に3年ぶりです。虫たちが一番活動的なこの時期は長期に出稼ぎ仕事に出ていることも多いのですが、ホームグラウンドで自分のための撮影ができないのは大問題です。ハッチョウトンボにカメラを向けるのも、いったい何年ぶりでしょう?
体長2cmほどの日本で一番小さなトンボです。今回の動画は雌だけです。以前、雄ばかり撮って雌の素材がなかったので、まず撮影しなければと思っていました。小さくて撮りにくそうですが、高速度カメラとの相性はよく、少し広めにフレーミングすると色んな動きを見せてくれます。
庭のサンショウではアゲハの幼虫が成長中。脱皮前の3齢幼虫を室内に持ち込み、4齢に脱皮する様子を撮影しました。
アゲハの幼虫というと、緑色に目玉模様が特徴的な5齢幼虫の印象が強いですが、4齢までは鳥の糞によく似た黒白の幼虫です。その黒白の幼虫も、脱皮直後は突起や頭部がオレンジ色で、まるで別の幼虫のようです。
脱皮後、幼虫は体が固まるとまず脱皮殻を食べます。今日は脱皮完了から抜け殻を食べ始めるまで1時間以上かかりました。1:16〜1:29にその変化が見えます。脚も頭も黒っぽく色づいていきます。
GH5&Canon EF180mm F3.5Lマクロで撮影。4K固定フレームで撮影の動画からFHD編集。最大300%トリミング編集しています。
ツマグロオオヨコバイは、吸汁しながら、数秒に一度、排泄物をポンと飛ばしますが、たまに体に塗りつける行動が見られます。後脚の脚先に一粒つけて翅に移し、それを何度か続けて十分な量がたまると、次に後脚のすねを使い翅全体に薄くのばしていきます。
これは排泄物に含まれるワックス物質で翅をコーティングする行動じゃないかと思います。随分前に自分のブログにも書いたことがありますが、今見返すと結構断定的に書いていてびっくりします。すべて想像で書いていますので・・・
ツマグロオオヨコバイ
脛節の毛が排泄物をのばすブラシの役目をしているのではと、すでにこの時書いています。すっかり忘れて、今回動画を撮りながら全く同じような事を考えていました。
ウスバシロチョウの飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
5月はウスバシロチョウのシーズン。でも、なかなか撮影のチャンスに恵まれず、せっかくChronosがあるのに、花に来ているウスバシロチョウが楽しいのに、今年は終わってしまうのか。いやいやそんな残念なことになってたまるかと、山間の少し春の遅いポイントに行くと、嬉しいことに、そこはちょうど最盛期。しばし撮影に没頭できました。今年最後のチャンスになりそうですが、とってもいい時間を過ごすことができました。
とはいえ、実時間5秒以下の撮影に対し、記録に10分も20分もかかってしまう、ハイスピードカメラでの撮影です。カット数はそれほど稼げないし、記録中に目の前でものすごくいいシーンを眼にしても撮影できず見送るしかなかったりで、ストレスいっぱいでもありました。
今年5月、自作虫の眼レンズ装着のGH5Sでスロー動画を撮影したウスバシロチョウです。飛翔シーンの画質がイマイチでYouTubeアップを見送っていましたが、試しにぼかしレイヤーを乗っけてフォギーな絵にしてみたら、ちょっといい感じなりました。0:46〜1:33の吸蜜シーンはノーマルです。
撮影:180fps 再生:60fps 時間を3倍にのばしています。
最上川の河川敷で撮影したジャコウアゲハです。GH5のVFRスロー(180fps)で撮影しました。冒頭と最後の音声ありは4K60Pでの撮影です。
レンズはKOWA LM12XC。かなり絞っていますが、私の自作虫の眼レンズより、やっぱり画質良しです。Cマウントのレンズですがマイクロフォーサーズセンサー対応で、GH5に装着するために、特殊なマウント変換リングを入手しました。
ヒメアメンボの飛び立ちを高速度カメラChronos2.1で撮影。
撮影: 2142fps, 3358fps 再生:30fps
ヒメアメンボよく飛びます。水上の葉っぱの上からだけでなく、水面からも直接飛び立つ事ができます。もっとも、これは室内で強いライトをあてた撮影でのことで、野外ではなかなか観察できないと思います。よく見る飛ぶアメンボの姿といえば、水面と間違えてか車のフロントガラスにあたってくることがありますね。これもヒメアメンボが多いです。
アメンボもカメムシの仲間ですから、前翅と後翅を連結させ一枚の翅のように使って飛びます。何度か撮影していると、最初から連結できるときがほとんどですが、今回、何度か最初連結してなく、数回羽ばたく中でつながる様子が写りました。外れていても、割と安定して飛び立つようですが、最後の映像では連結に失敗して落下します。
もちろん肉眼では決して見ることのできない、スーパースローの世界です。Chronos2.1 スロー映像集
ウスバシロチョウの飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
撮影:1000fps 再生:30fps
今年はじめて鶴岡でウスバシロチョウを見ました。場所によっては、すでにたくさん飛び交っています。この週末にかけて一気に数が増えていくことでしょう。
ウスバシロチョウは特にゆったりと飛ぶチョウで、数秒に渡って滑空する姿は、肉眼でもよく見えます。でも、その様子を写真や動画に撮ろうとするとまるでうまくいかず、いつも自分の運動神経のなさにイヤになっていますが、クロノスを使って、ようやく「こういうのを撮りたかった」という絵が撮れました。それも数時間の撮影で!
カギはファインダーや液晶を見ないで、ドットサイト照準器を使うこと。使用レンズは105mmマクロで、フォーカスはマニュアルで置きピンですが、ノーファインダーでこんな絵が撮れました。
・・・なーんて、偉そうに書いちゃいましたが、今回はじめて確認できたばかりです。数多く失敗を重ねますが、これは修行しがいがあります。
ちなみに映像は結構トリミングしています(冒頭とラスト、中頃の滑空シーンはノートリ)。
数秒に一回、排泄物(おしっこ)を出すツマグロオオヨコバイ。ハイスピードカメラChronos 2.1 で撮影すると、腹端の突起を使って、スナップを効かせるように、丸い排泄物の粒を弾き飛ばしている様子が見えてきました。
カゲロウの飛翔を高速度カメラChronos2.1で撮影。
撮影:2142fps 再生:60fps (35.7×スロー)
大きな前翅と小さな後翅が一体型になっているような、なっていないような。他の昆虫にはない何か独特な翅の動きがあるように感じます。
最後にハプニング。たまたま近くを通りかかったハチに接近して、衝突してしまう様子が撮れました。
ツマグロオオヨコバイの飛び立ちを高速度カメラChronos2.1で撮影。
ヤツデの前に陣取ってツマグロオオヨコバイの飛翔撮影にトライ。この日は動きが活発で、時々葉表に出てきて自然に飛び立つ様子を狙うことができました。でも、薄暗かったのでゲインアップしたため画像がノイジーだったり、飛び立つまでにあまり間がなかったのでフレームするのがやっとだったりで、あまりうまく撮れませんでした。自分にもとても身近な昆虫ですから、さらに追求していきたいです。
ちょっとの距離を移動するときは、ジャンプしても脚はひらいたまま着地にそなえ、遠くに移動するときは脚を縮める飛行姿勢を取るのが見えます。この飛行姿勢がなかなか美しいのですが、撮影は難しそう。でも、うまくヨコバイの習性を利用すれば撮影できるかも?
ベニシジミの春型が最盛期で赤川の土手にはたくさん飛び交っています。 しばらく観察していると、おぼろげながらいくつかベニシジミの飛ぶ道が見えてきました。 特に多かったのが映像のタンポポ周辺で、お気づきでしょうか、ずっと同じ花が写っています。
三脚にハイスピードカメラ Chronos 2.1をセットしてチャンスを待ちました。
前回、66倍スローがちょうどいいと書きましたが、やっぱりケースバイケースです。今回は35.7倍スローで編集しました。肉眼で見ていても、花の近くを通り過ぎる時ぐっと速度を落とし足踏みするような動きになるのがわかります。スローモーション映像ですと、それは相当ゆっくりな動きになってしまい、なんかテンポが悪くなってしまいそうだったので、レートを落としました。
また、今日のベニシジミの飛翔は、前回より羽ばたきをとめて惰性で飛んでいる瞬間が多いように感じました。今日の方が風が少なかったのですが、それも関係しているかも知れません。