自作虫の眼レンズを装着したGH6での撮影です。まずは肉団子を持ち帰った外役が、巣の仲間に託して、再び獲物探しに戻るシーンから。外役の一匹は二匹に肉団子を分ける間に緑色のスープを飲んでいるのが、初めて見る行動で面白いと思いました(毎回、こんな事をやっているのかは未確認です)。その間にも、巣全体を見渡すと、色んな行動が同時進行で見られます。別に虫の眼レンズでなくともいいとは思いますが、独特のワイド感が楽しいです。画質は今ひとつですが、大画面で見たほうが面白いです。
肉団子はその後も巣の働き蜂で分割され、それぞれで更に大アゴで咀嚼されてから、幼虫に与えられます。
庭のツツジの中にキアシナガバチの巣を見つけました。もうすでに雄蜂もいて新女王も混じっているはずなのだけど、どう区別できるのでしょう。もっと巣の構成がシンプルな時期に見つけられたらよかったのですが、まずは虫の眼レンズで接近してみました。この映像からは幼虫の世話・栄養交換、巣を冷やす扇風行動、巣の補修などを見ることができます。
15日より山形の実家で過ごしている。梅の花が見事に咲きそろっていて、ニホンミツバチが吸蜜に集まっていた。いつもの虫の眼レンズで撮影。
地面にべったりだったギシギシの葉が広がって、そこにコガタルリハムシがいっぱい集まっていた。越冬あけの空腹を満たすように、熱心に葉を食べ続ける雌と交尾するのに熱心な雄。まもなく大量の卵が産みつけられ、真っ黒な幼虫がまた葉をボロボロにするまで食べていくだろう。
ミツバチの吸蜜を90mmマクロで追っかけようと思ったが、改めて難しいと感じた。やっぱり虫の眼レンズが撮りやすい。これは別に90mmがダメなわけではなく、虫の眼だとほぼノーファインダーで撮影できるからだ。
おまけに、レンズを切り替えてからの一匹は、虫の眼レンズがぶつかっても動じないので撮りやすい!黒が強い感じの、おそらくベテラン働き蜂だった。