Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 虫の眼レンズ

  • 大雨後のクロアナバチ

    庄内北部から最上地方にかけて記録的な大雨となりました。最上川の河口近くで一時氾濫するんじゃないかと心配になるくらい水かさが増えて、定点カメラを見ながら心配していました。
    お昼近くには水位が下がってきて、よかった。。。クマコオロギの生息地が一時完全に水没しましたが、きっとうまくしのいでいるでしょう。

    鶴岡の私の近所もそれなりに降りましたが、特に大事もなかったようです。まずは一安心。
    公園のクロアナバチも何事もなかったように巣穴を掘ったり、獲物を運んできていました。

    セスジツユムシを引き込む
  • シロスジカミキリ

    新しい産卵痕が多いと思った場所に夜になって行ってみると、シロスジカミキリが産卵中でした。しばらく噛み傷をつけるところを撮影していましたが、一向に産卵に移る様子がなく、ヤブ蚊の猛襲に耐えられなくなり、途中で離脱しました。。。

    ミズナラの幹をかじる雌

    次に本題? ゴキブリ嫌いな方、閲覧注意
    (さらに…)

  • 雨の中のカブトムシ

    やっとカブトムシに出会えました。探す余裕がなかったといえばそうですが、カブトムシくらい、ちょっと探せばすぐ見つかるものです。でも、今年は河川敷のヤナギは状態が悪い。どうもいつものようには行きません。
    そういえばと入った海に近い林に見つけました。よかった! 樹種はミズナラでしょうか。

    シロスジカミキリの産卵痕から染み出した樹液にて

    時間は正午ころ。このあと大雨になるのですが、まだ軽く降り出したばかりで、カブトムシもちょっと濡れた程度。まだ降りる気はなさそうでした。

    ゴマダラチョウは海に近い林ではよく見ます。

    ゴマダラチョウ3匹とむこうにカブトムシ
    近づきすぎた結果、このあと、思いっきり臭いのを浴びることに。。。
  • クロアナバチ動画

    巣穴のすぐそばにすっと降りて、一分もかけずに獲物を引き込みます。いつもなら編集で無駄なところをカットするところですが、これはノーカットで。レンズが近いので、警戒している何秒かのロスがあります。実際はもっと短いはず

    この早業には寄生バエも近づけません。撮影中、寄生バエを何度か眼にしました。付近にいないわけじゃないんです。

  • クロアナバチ

    驚きました。近所の公園にクロアナバチのコロニーができていました。50は下らない数です。最近、庭によく飛んでくるので気になっていましたが、公園から来ていたようです。

    ヒメクサキリの終齢幼虫を狩って巣穴のそばに着地

    獲物はヒメクサキリがほとんどで、セスジツユムシも少し。午前、昼、夕方と3回にわけて撮影していましたが、次々に獲物が運ばれてきて、付近のヒメクサキリが全滅するんじゃないかと心配になるほどでした。
    毎年この時期はアブラゼミを撮影・録音したりで公園を歩きますから、気づいていいはず。今年はじめて入ってきて、コロニーを作っていると思います。それもつい数日前に。毎年、コロニーができる場所は変わるとか?

    獲物を置くと
    隠していた巣穴を掘ります
    入り口があいて中を確認すると
    幼虫を引き込みます

    このあと、獲物を奥にしまうと、出入り口を塞ぎます。