Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 虫の眼レンズ

  • クロアナバチ/Sphex argentatus 穴掘り

    撮影しただけで眠ったままの自作虫の眼レンズの動画を発掘。昨年(2021年)までの数年間、近所の公園にはクロアナバチのコロニーができて、8月上旬はいつも数匹が穴を掘っていました。


    撮影:2021年8月1日
    撮影機材:GH5S 自作虫の眼レンズ
    180fps撮影/60fps再生の3倍スローです。

    1:01 着地が美しいです!
    今年は新しい機材で撮影に取り組むつもりでいたのに、すごく少なくて残念でした。

    この日、高速度カメラChronos2.1でも撮影していました。


    土を掻く時の奇妙に曲がった前脚が面白いです。長い剛毛とあわせて、土を掻き、まとめて運ぶのに効率のよい形となっているのでしょう。
    撮影レート2142fpsまたは1000fps、再生30fps。

  • 【自作虫の眼レンズ】Topaz VEAIでアップスケール ニホンミツバチ【GH6 HFR240P】

    GH6に自作虫の眼レンズを装着し、HFR240Pでセイタカアワダチソウにきたニホンミツバチを撮影。いつものようにFHD編集後、ふと私的に最近大注目のアップスケールソフトTopaz Labsの Video Enhance AI (VEAI)を試してみたくなりました。画質が悪い自作虫の眼レンズですが、Chronosのスロー動画でのVEAIの効果を思うと、ひょっとしたら大化けするかも・・・


    最初の10秒は処理前ですが、その後はVEAI適用です。大化けではありませんが、期待通りの効果が出ました!

  • スキー場の草地にて

    久しぶりによく晴れました!鶴岡市郊外のスキー場の草地で色々バッタを撮影してきました。先週改良を加えた虫の眼レンズも更にチューンを加えイイ感じになってきました。

  • 【自作虫の眼レンズ】トノサマバッタ産卵【GH6 4K60P】

    スキー場の草地に産卵中のトノサマバッタを見つけました。そっと近づいて虫の眼レンズで撮影してみました。レンズ先端からバッタまで2cmの位置にカメラを置きっぱなし。


    産卵後、雌は後ろ脚で地面をならします。穴のあとはほとんど分からないくらいですが、念入りに時間をかけて(15分以上)フミフミしていました。

  • ツユクサにホソヒラタアブ

    虫の眼レンズに完成形はありません。ちょっと手を加えると、すごく画質が良くなることがあり、でもしばらくすると元の形がよかったかと戻してみたり・・・でも、今回は改良を確信できるものになりました。今回の変更は拡大系の顕微鏡用対物レンズです。新たにヤフオクで入手したNikonの10倍に交換しました。即決5000円台で見つけて衝動買い!

  • 【自作虫の眼レンズ】キアゲハ【GH6 HFR240P】

    いこいの村庄内にて、キバナコスモスにキアゲハが数匹吸蜜に来ていました。青空だったらよかったですが、いつになくゆっくり飛び、花に固執していたのは曇り空ゆえだったかも知れません。


    自作虫の眼レンズで撮影。GH6のHFR240P撮影した動画を4倍スローにしました。

  • 【自作虫の眼レンズ】スズキハラボソツリアブ【GH6 HFR240P】

    交尾しながら花を訪れるハラボソツリアブ。長い脚とお腹にはどんな意味があるのでしょう。自作虫の眼レンズで撮影。GH6のHFR240P撮影した動画を4倍スローにしました。

    今回はじめてジンバルを使って撮影しました。虫の眼レンズを使うときはカメラ内手ブレ補正を使えません。なので、ずっとジンバルを使ってみたいと思っていましたが、期待通りの安定画面!なかなかいい感じです。

  • 【自作虫の眼レンズ】ツメクサガ【GH6 4K120P】

    昼行性のガ、ツメクサガがオトコエシの花に数匹群れているのを見つけました。いつもの自作虫の眼レンズをGH6にセットし4K120Pで撮影。


    ちょこまか歩きながらの吸蜜でちょっと難しいヤツらでしたが、跳ねるようなテンポにつられ、こちらも何だか楽しくなっていました。

  • クロカナブン

    真っ黒なクロカナブンはお盆前後から樹液に群れるようになります。庄内平野では特に海よりの林に多いようです。自作虫の眼レンズで撮影。

    コガタスズメバチとコクワガタ雌の間に割って入ろうとするクロカナブン


    ストロボ直では真っ黒なクロカナブンは画面に沈んでしまうので、補助光を入れたら、うまい具合に浮かび上がりました。脚のオレンジ色の毛が一層際立ちます。

    大分少なくなってきましたが、まだカブトムシが見られます。それも昼のうちから。


    ここはアリがいっぱい群れていて、カブトもちょっと居心地悪そうでした。

  • ショウリョウバッタ

    ワイドな方の自作虫の眼レンズでショウリョウバッタに大接近。パソコンで撮影画像を確認しながら、ふと、人によってはどこにバッタがいるか分からないなんて事はないだろうかと思いました。

    普段から虫を見慣れている人にはひと目で分かるはずです。でも普通は虫を見る機会も少ないわけで、さらに、ショウリョウバッタはなかなかすごい擬態昆虫です。虫の眼レンズは、パンフォーカス的ワイドマクロ。ピントが深いとスケール感がわからなくなる効果があります。でかく写っているのにしばらく気づけない、なんてちょっと面白そう。

    ショウリョウバッタの下にある枯れ枝っぽいのはクロマツの枯れ葉。

  • 近所の公園では

    アブラゼミの声が日に日にやかましくなってきました。165の虫の眼レンズで撮影。


    先日の雨のおかげか、クロアナバチもようやく姿を見せ始めました!

  • ヤナギにカブトムシ

    本日の虫の眼レンズは、フロントが Entaniya RP-L165です。ちょっとワイド感が寂しいですが、適度に距離を置けて、撮影しやすく、普段はこっちが標準でもよいかも知れません。

    ヤナギの樹液に昼間っからカブトムシ。今年はよく見る図です。

    カブトムシにカナブン そこにモンスズメバチが近づきます
    なんとこのカブトムシ、左前脚が欠損しています
    カナブンが近くにいられるのはそのためか

  • 大雨が過ぎて

    久しぶりにまとまった雨に喜んだもつかのま、とんでもない大雨に発展。といっても、私の近所で心配な降り方だったのは3日の昼までで、その後は置賜や新潟の村上・胎内あたりの様子が心配で落ち着かなかった。雨の被害がおそろしい。自分の身に被害がおよぶ事を想像してしまい、とても他人事に思えない。年々気弱になっている。
    4日は午後になってから虫の眼レンズなど機材を車に積んで、少し外を回った。オオカマキリは終齢らしき大きな幼虫が何匹も目立って、樹液の虫もやや勢いがさがって、なんとなく秋の気配を感じた。
    自作虫の眼レンズ、やっぱりもう少し深度が欲しい。虹彩絞りに期待。

    ベッコウハゴロモ
    ヒメヒラタアブの交尾飛翔
    オオカマキリの幼虫
    オオカマキリの幼虫
    マメコガネ
    カブトムシとカナブン
    アオカナブン
  • ハグロトンボ

    昨日は鶴岡の子供たちと昆虫観察会。その際に訪れたハグロトンボのポイントでは、橋の下にかなりの数が集まっていました。これは新しい虫の眼レンズで撮りたい!
    観察会が終わってから、そして今日と、虫の眼レンズのテスト撮影に通い、更にチューンアップを重ねることができました。画質、使い勝手、共にいい感じに仕上がりました!

  • コナラの樹液にて

    随分久しぶりに写真をブログにアップします。以前から取り組み続けている自作虫の眼レンズですが、以前より少し画質の向上が得られました(少しではないかも?)。
    コナラの樹液の虫でテスト撮影しました。ここから作品作りが楽しくなりそうです!


  • GH6&虫の眼レンズ】フキノトウに訪花するミツバチ【4K HFRスロー】

    いつもの自作虫の眼レンズをGH6に装着して撮影。HFR4K120Pは音声も収録します。スローにしたらミツバチの羽音が面白いことになりました。

    まるでカブトムシ?
    音の質からも、ミツバチもカブトムシも基本的に同じタイプの羽ばたきであることがうかがえます。5倍も速度が違いますが。

  • 本日も山茶花で

    前日より更に気温があがって、ちょっとだけサザンカで撮影。やや虫の眼レンズの構成を変えてテスト。

  • 山茶花にミツバチ

    久しぶりの写真投稿(^^;)
    鶴岡も12度まで気温があがって、冬を前に咲き乱れるサザンカにはミツバチやアブがたくさん集まっていました。いつもの虫の眼レンズで撮影。

  • ウバタマコメツキ

    高速度カメラでコメツキムシのジャンプを撮っていなかった事に気づきました。今ならもう越冬中のウバタマコメツキが見つかるかも知れない。。。そう思って、以前訪れた雑木林に向かったところ、立ち枯れのアカマツの樹皮をはがして、あっさり二匹見つける事ができました。

    分厚い樹皮の下に、空洞を作って潜んでいます。そういえば、これは蛹室なのでしょうか。羽化殻がないので違うと思いますが、食べてしまうのかも?

    上の個体は幹側に、下の個体は樹皮側に空洞を作って潜んでいました。

    他にめぼしいものはというと、この小さなハムシが一匹見つかったくらいでした。雨が降り始めて早々に退散です。

  • 【虫の眼写真】ミチノクエンゴサク

    午後になってフィールドを回ってきました。なかなかいい出会いがなく空振りに終わりそうと思った頃、ミチノクエンゴサクの群落で少し撮影できました。

    15時過ぎでも気温が高いままで、ハチやアブが活発に飛び交い蜜を吸う姿が見られました。いい季節になってきました!