Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 虫の眼レンズ

  • ドクガに注意!

    赤川沿いでの「どんごい」採り、今年は例年になくドクガの幼虫が多いので注意です。

    こんな集団はちょっと気づきにくいです。皮膚の柔らかい部分で触れると・・・ひどくかぶれるようです。よく藪こぎの後に赤く腫れて痒くなり、原因不明なときがありますが、こういった有毒の毛虫なのかなあと思います。
    どんごいとは、イタドリ(たぶんオオイタドリ)のこと。もう調理済みのものをお惣菜でよく食べますが、とても美味しいです。長期間塩漬けにするので食べられるようになるのですが、虫たちはそのまま食っちゃいます。
  • 1.9mmは・・・

    理想的なワイドアングルだし色もキレイなんですが・・・像が流れすぎるなあ、やっぱり。面白いんですけどね。

    ヒメオドリコソウで吸蜜するヒゲナガハナバチ

     

    セイヨウタンポポで吸蜜するシマハナアブ
    ナノハナにやってきたニホンミツバチ
    ニホンミツバチ
    こちらはセイヨウミツバチ?
  • クマバチ

    クマバチ雄のホバリング。今年始めて庭に現れました。
    うちの庭を縄張りにして、周りを飛ぶものがいると果敢に追いかけていきます。スズメやツバメはもちろん、カラスまで・・・

    虫の眼レンズでも結構近づけます

     

    遠くから望遠マクロで狙うより撮りやすいくらい
    青空が気持ちいい!

  • キアゲハ

    赤川の土手にキアゲハを見ました。今年初めてです。
    フラフラっと飛んできてナノハナにとまりました。
    吸蜜だ!と駆けよりましたが、ただとまっていただけでした。
    気温は20℃以上に上がってきましたが、動きが鈍い。。。

    今年初めて見るキアゲハ
    ナノハナにとまりましたが、吸蜜しているわけではありません
    羽化したばかりで動きが鈍いようにも見えました。
  • ガガンボの産卵

    キリウジガガンボでしょうか。今日は田んぼの周辺でたくさん見ました。産卵に集まっていました。
    湿った泥にハンマー打ちのようにお腹を叩きつけて産卵します。

    田起こしもまだの田んぼの片隅で産卵中
    産卵中の雌にせまる雄
  • 鶴岡のサクラ ようやく再開

    ほぼ一週間とまっていた鶴岡のサクラが、ようやく再開しました。更に改良を加えた虫の眼レンズのテスト。

    GoProHero3のレンズ。 拡大系にコ・ボーグ用スリムフラットナーを追加
    拡大系に補正レンズを入れたら、ワテックの1.9mmがちょっとマシになりました。今も周辺像の流れがひどいですが、前はもっと悪かったのです。
  • 1.9mm!

    以前、虫の眼レンズとして、1.9mmはダメとか書いてしまいましたが、実力を引き出せていないだけでした(そして、多分まだ途中)。前言撤回!1.9mmは素晴らしいレンズです。ワイド感が実に気持ちがいい!
    といっても、ちょっと周辺に行くと像の流れがひどく、色収差もすごく気になります。レンズ径が1cmくらいのボードレンズなんだから、画質が悪くて当然・・・でも!やっぱりこのレンズ楽しいね!

    フキノトウにやってきたセイヨウミツバチ
    このサイズ、たぶん魚露目8号では難しいはず
    そもそも1.9mmをここまで使えたのは初めて。最近の研究は無駄ではなかった。。。そして諸先輩方に感謝!ですね

  • サクラ開花直前

    近所の公園の桜は一昨日からこんな状態でとまっています。最高気温が10℃ちょい超えなため、晴れても進まないのです。
    昨日は、仙台は満開、山形市も開花したとのこと。いつもなら鶴岡が山形県内でもっとも早く開花するのですが・・・

    SONYアクションカムのレンズを使ってみました。背景のボケの汚さ(二線ボケ的な)はGoProのレンズと変わりないようです。色はちょっと派手目に出ました。
    SONYのアクションカムはすべてZEISS Tessarレンズとなっていますが、その実力はいかがなものでしょう。ちなみにこれはFDR-X1000から抜き取った2.8mm/f2.8。現行の3000と300は2.6mmで、歴代の機種を調べてみると2.5mmもあるようです。
  • ヤナギにミツバチ

    赤川の河川敷、開花のはじまったヤナギにミツバチが訪れています。GoProHero3のレンズをベースにした虫の眼レンズを使用、GH5のVFR180fpsで撮影しました。再生24fpsで、7.5倍スローです。

    以下、画像

    花にとまって身体についた花粉をまとめるニホンミツバチ

    ヤナギに訪花するケアリとゾウムシの一種。このゾウムシはコクゾウムシによく似ていて、この時期ヤナギの花にたくさん見られます
  • ヤナギの花とユスリカ

    川原のヤナギに訪花するニホンミツバチ。気がつくとヤナギの花に小さなユスリカが・・・
    こんなに花に集まるとは気がつきませんでした。
  • 孵化後のクリオオアブラムシ

    コナラの幹に産みつけられたクリオオアブラムシの卵。よく見ると黒光りする卵の中に異質な部分が・・・

    孵化直後の幼虫が混じっていました

    もう既に枝先に向かって分散が始まっています。
    そこに早速アリが

    小さな幼虫もお尻から甘露を出してアリを誘います

    以上、山形市にて
    山形に寄ったのは、仙台からの戻り途中に、念のためナナホシテントウをチェックしたためです。短い時間なこともあり、結局一匹も見つかりませんでした。馬見ヶ崎川の河川敷です。
    ちなみに山形市では中学〜高校の頃にかなり熱心にチョウを撮影して回りました。そのとき、早春にナナホシテントウを全く見た記憶がありません。
    ナナホシテントウを見るのは、いつもずっと春が進んでからでした。場所はまちまちです。これは今の鶴岡でも同じです。

  • オビカレハのテント

    芽吹きの始まったノイバラにオビカレハの幼虫の集団がありました。
    糸で巣を作って集団生活します。休む時は巣の中に潜り込みますが、中はどういうわけか糞だらけです。

    外で糞をすると天敵に見つかりやすいから、とか?
    宮城県川崎町にて

    本日はナナホシテントウを求めて、また宮城に来てしまいました。広瀬川の河川敷にたくさんいてくれてホッと一安心。

  • ミツバチとカタクリ

    高館山のカタクリはすでに見頃を迎えています。気温の高い状態が続いたおかげで、山の春も急速に進んでいます。

    花が咲いてすぐは雄しべは閉じていますが・・・
    しばらくすると雄しべが開き花粉が出てきます
    キクザキイチゲにとまったニホンミツバチ。あれ?脚についているのは・・・
    カタクリに吸蜜するには雄しべにしがみつく姿勢になります。すると自然にハチは花粉だらけに
    こんなふうにとまられたら花は嬉しくないでしょう

    ちょっと期待しましたがギフチョウとの出会いはありませんでした。

  • クロハナアブ

    例年だとフキノトウの花の季節がしばらくあるものですが、今年は駆け足気味に進んでいます。

    フキノトウに多いのがクロハナアブの一種
    時々、からだ中についた花粉を落とします
    フキノトウはアップで見ると小さな花の集まりです

    前に春にナナホシテントウを見た場所を念のため見て回りましたが、やっぱり一匹も見つかりませんでした。ナナホシテントウは雪国では越冬できないのでは、というのが私の持論です。鶴岡で早春から見たのは、この10年でまだ5回もないと思います。

  • コガタルリハムシ

    ギシギシには小さなコガタルリハムシがいっぱい。あちこちで小さな争いが起こっています。大河原町にて

    一匹の雌をめぐって三匹の雄が大騒ぎ
    交尾しかけた一匹を別の雄が押し出しました
    一匹の雄が争いに勝って交尾。雌は何事もなかったように葉を食べ続けていました
    白石川の桜。だいぶつぼみが膨らんでいました
  • 2018Ver.虫の眼レンズ

    結局、私の虫の眼レンズは最初にオウレンの花を撮った頃に戻りました。周辺減光がひどく、なんとかしようとテレコンを入れたり拡大系の倍率を調整したり色々試しておりましたが、結局は最初のセッティングがもっとも画質がよかったのです。
    その過程で、Lightroomでのビネット補正が素晴らしい事に気づき、周辺減光の問題はソフト処理で行くことにしました。今度こそ、私の2018Ver.虫の眼レンズの完成です。
    ちなみに、Lightroomでは毎度強めのアンシャープマスクを適用しています。適用量は100、半径2.6、ほかはデフォルトのままです。

    ナナホシテントウを求めて再び宮城県に向かいましたが、先日の賑わいはどこに行ったのか、一匹も見つからず、完全に空振りに終わりました。困ったなあ。。。
    途中、虫の眼レンズでの撮影をしながら手応えを感じて喜びつつ、肝心の目的がままならず不安も募りました。

    以下、芽吹きと開花の始まったばかりのヤナギに来ていた虫たち。宮城県川崎町にて

    ハナバチの一種
    ハナバチの一種
    交尾中のヤナギハムシ
  • キタテハ

    越冬明けのキタテハ。2018Ver.虫の眼レンズでは初のチョウの撮影です。
    結構敏感でなかなか近づけさせてくれませんが、数が多いので、中には近づいても大丈夫なものもいました。
    宮城県川崎町、大河原町にて

    ようやく一枚目撮影。まだ少し遠いです
    青空もいい感じ!でも、もっと近づきたかったのにここまででした
    画質がイマイチの虫の眼レンズですが、ここまで近づくと結構素晴らしい描写力です
    オオイヌノフグリで吸蜜・・・ですが、落っこちた花での吸蜜でした。残念!
    こんな時は何故かよく近づけます。まあ、これはこれで面白いかもね
  • キクザキイチゲとミツバチ

    鶴岡のキクザキイチゲ。早い場所では見頃を迎えています。

    キクザキイチゲで吸蜜&花粉集めのニホンミツバチ
    連写その1
    連写その2
    連写その3
    連写4枚目
    連写5枚目でいい位置に来たのにストロボ不発光!残念!

  • オオイヌノフグリとクロヤマアリ

    鶴岡のオオイヌノフグリはまだ見頃は先。でも、同じ東北でも太平洋側に出れば、もう最盛期を迎えているようです。

    咲きそろったオオイヌノフグリで吸蜜するクロヤマアリ。村田町にて
    体中に花粉をたっぷりつけながら熱心に蜜集め


    アリは花に蜜をもらい、花はアリに花粉を運んでもらいます

  • レンゲなど

    宮城県川崎町〜村田町で春を探しました。

    田んぼに見つけたレンゲの株。東北では数少ない?レンゲのポイントです。
    ウメは三分咲きくらい?少々肌寒く、ミツバチは見られませんでした。ちなみに仙台市の最高気温は11℃くらいだったようです
    フキノトウに訪れたハナアブ。ほかにクロハナアブもいましたが、ミツバチはここでも見られませんでした
    スイバの根際にはベニシジミの幼虫
    日向ぼっこに出てきたナナホシテントウ
    ナナホシテントウは芽吹いたばかりのカラスノエンドウ近くに多く見られました

    以上、全てGoProHero3から取り出したレンズを使った自作虫の眼システムで撮影しています。カメラはGH4またはGH5