Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ビロウドアシナガオトシブミ

    なかなか見る機会がありません、私の場合。
    2年前に鮭川村で撮影して以来です。

    ストロボMR-14を現場に置き忘れたのはこの直後で、気がついたのは鶴岡に戻ってから。
    夕闇迫るなか、何とか見つけることができたのでした。ヨカッタ〜

  • 残雪

    車で行ける道はダムまで。そこから先はもう「朝日連峰登山口」です。
    少し先まで歩いてみましたが・・・

    道にはところどころ雪が残っています。
    それを何度か越えているうちに何だか時間がもったいなくなり
    途中で引き返しました。


    対岸の残雪はまだまだ厚い。
    それにしても陽射しがキツイなあ。。。

  • 谷間の日だまりにて


    こんな場所を見てまわっている途中で見かけた虫たち


    ヒメクロサナエ


    アカガネサルハムシ


    ワモンナガハムシ?


    エゾアオカメムシ


    サカハチチョウが多く見られました。


    ミズキの花に吸蜜に来ています。


    水辺に吸水にも来ていました。

    このところよく見るアリガタハネカクシ。

  • ギフチョウ

    たいして標高の高い場所でなくとも、さすが山形は雪国です。
    最近まで残雪が残っていた谷など、ギフチョウの発生が遅いところが結構あります。
    カラスアゲハとギフチョウが一緒に飛んだりするのですから、驚きます。


    吸水中のカラスアゲハにギフチョウが近づきます

    さすがにカタクリは見られず、もっぱらスミレの仲間で吸蜜しているようです。

  • 庭のモズ

    夕方。自宅に戻ると庭ではモズがさかんに鳴いています。
    明らかに威嚇の声。
    お隣の庭に巣をかけているようだと思っていたけど、何で今日はこんなに近づけるのか?

    ふと気がつくと。
    うちの庭にこんな子がおりました。

    そして・・・


    ヒナに与えているのはハサミムシのようです。

    うちの敷地はネコも出入りしています。
    そのネコは冬にヒヨドリを捕らえて食べてたくらい野性味あふれるヤツですので、かなり心配です。。。

  • カラスアゲハとミヤマカラスアゲハ

    山道を車を走らせ、水がしみ出した場所がないかと期待してまわっています。
    この時期の期待は春型のミヤマカラスアゲハの集団吸水。


    これはカラスアゲハ。
    ミヤマに負けず劣らず美しい表面を見せてくれます。


    これは吸水中にギフチョウに追い出されて飛びたったものです。


    吸水に集まるのは雄ばかりです。

    カラスアゲハを撮っていたら、ミヤマカラスも一匹加わりました。
    手前の草が邪魔だし二匹にピントが合わせられませんが、
    とっても敏感な二匹で、下手に動くと逃げてしまいます。
    戻るのを待つと15分はかかってしまうでしょう。


    近づけないのでBORGで撮影しています。
    BORGもなかなかやります・・・あなどれませんよ。


    ミヤマカラス単体。
    これもBORGでの撮影です。

  • ヒメコブオトシブミ

    ナミオトシブミがサワグルミの葉を巻いているのとほぼ同時期、地表近くにはヒメコブオトシブミが巻いています。巻いているのはアカソの仲間と思いますが詳しい種名は未確認。

    巻き終わったら切り落とします。

  • ムラサキオオツチハンミョウ


    ヒメツチハンミョウかと思ったのですが、触角の形(第1節〜第4節)を見ると、やはり昨年、永幡さんに教えてもらったムラサキオオツチハンミョウと思われます。


    この日は2度見かけましたが、その後は全く見ていません。
    当たり日だったようです。

    ところで正面からみたこの一枚。顔のあたりに何か別の虫がとまっています。

    部分拡大しますとわかりますが、なんとブユです。
    吸血中のようで、お腹がパンパンに膨れております。

    ツチハンミョウは体液にカンタリジンという毒を持っていますが、このブユは平気なようです。
    このブユ、人に吸血しないといいんですが・・・とても有毒そうで刺されたくないです。


    ブユと書いてしまいましたが、これはダニカの仲間のようです。
    自然観察のBBS [No.4745]にて、くまじろうさんがザトウムシでの吸血の様子を紹介されています。

  • カクムネベニボタル


    交尾中のカクムネベニボタル。雄と雌では触角の形が違います。

  • モズ

    残雪残る月山をバックに。

    この場所からあまりに逃げないので変だなあと思っていたのですが、
    考えてみたら近くに巣があったのではないかと思います。それなら納得。
    いいモデルさんでした。

  • ヤマトアザミテントウ

    アザミ科の植物にニジュウヤホシテントウ似のテントウムシ。
    ヤマトアザミテントウです。

    大鳥の奥で多数見られました。

  • シリアゲムシの一種

    オオハサミシリアゲなのか、キシタトゲシリアゲなのか、
    はたまた全く別種なのかよくわかりません。大鳥にて多数見かけました。更に調べて種名は判別したらタイトルを変えようと思います。

    雄の特徴的な交尾器がよく見えません。

    飛びたつ直前を狙ってみました。

    よく見えるけど、あまりかっこよくないかな。

  • トチの花の虫たち


    ここは大鳥。今頃貴重な咲き始めのトチの花。
    天気が良い日ならもっと見つかるかも知れませんが、雨模様の中で花の虫をのぞいてみました。

    特に多かったこのカメムシ。シマアオカスミカメムシでしょうか?

    でも図鑑によればシマアオカスミカメムシはコンロンソウにつくとあります。トチノキとコンロンソウではずいぶん遠いですから、違うかも知れません。

    ウスイロクビボソジョウカイ

    種名のわからない赤く印象的だったゴミムシ。

    ヒゲナガガにしては触角が短いので雌でしょう。ヤマキヒゲナガでしょうか?

  • ゴマダラオトシブミ

    雨の中でもゴマダラオトシブミは働き者。
    ミズナラの葉を巻いて揺籃づくりです。

    気温が低めなためか、動作は鈍く、ゆっくりゆっくり巻いていました。

  • ラクダムシ

    何でこの虫がラクダムシというのか?
    子供の頃から謎だったのですが、今やネット検索で色々出てきてくれるのでありがたいことです。
    この昆虫、ドイツ語だとKamelhalsfliegen。ここから和名「ラクダムシ」がきているとか。
    日本語に訳すとラクダ首の虫というところでしょうか。
    そうか〜「首」なんですね。キリンほどじゃないですが、確かにラクダも首長。

    山形市にて

  • 山形市にて

    山形市を流れる馬見ヶ崎川で虫さがし。
    場所は、かつて花火大会の打ち上げ場所だったあたり。
    火が山肌にうつった事故は、大学卒業後でしたか、目の前で見ておりました。

    羽化してまだ間もないようなダビドサナエ。

    こちらはダビドサナエの雌。

    コフキサルハムシ(リンゴコフキハムシ)

    白い粉はさわると取れてしまいます。

    イトカメムシ

    脚や触角はまさに「糸」のように細いカメムシです。

    アリグモのカップル

    糸のテントに入った雌と見張りの(?)雄。

    さて、川べりの低いニセアカシアに小さなオトシブミの揺籃を見つけました。

    これを作ったのは、この3mmほどの小さなオトシブミのようです。

    セアカヒメオトシブミと思いますが、ニセアカシアにつくとは?
    ヒメクロオトシブミの背赤型と思われます。

    クロスジヘビトンボ

  • タカハシトゲゾウムシ

    そいつは高さ3mほどの葉裏にとまっていました。
    図鑑で見たことはありますが実物は初めて。しかも体長5mmほどの小さな虫です。
    でも、すぐにそれとわかりました。


    この後脚の奇っ怪なスタイル。一体全体どうしてこんな形になったのでしょう?
    図鑑で見るより更に不思議なものに見えます。

    更にアップで撮影しようと枝をたぐりよせました。が、それは無謀でありました。
    そこで、そいつは身の危険を感じて落っこちてしまったのです。
    初めて見る虫で性格もよくわからないのに、あまりに慎重さに欠けてました。
    もっとアップで撮影していたはずなのになあ。。。

    しばらく下草と落ち葉を探しましたが、見つかりっこありません。
    あ〜〜こんなことなら、いったん採集して安全な状態で撮影すればよかった。
    後悔先に立たず。ホントにホント、残念!!

    でもまあ、きっとまたチャンスはあります。
    意外に近い所にいるとわかっただけでもよかったです。
    ちなみに山形市です。

  • アゲハの産卵

    芽吹いて間もないユズに産卵にやってきました。

    翅が少々傷んでいますが、成熟した雌ですからこんなものでしょう。
    まずは産卵シーンを撮影できてよかった!

  • ウミネコのヒナ

    海岸のウミネコ営巣地にて


    数日前、ようやくヒナが孵りました♪


    エサをねだるヒナ。生まれてすぐから食欲旺盛です。


    両親の鳴き交わしに自分も加わろうというのでしょうか。
    う〜んカワイイ!! でも、カワイイのは今のうちだけなんですねえ。。。

  • ニホンミツバチの分封

    このミツバチの分封の撮影について、種明かしというか裏話を・・・

    実は、もともとこんな状況だったものを、枝に移動してあげたのです。

    私の車の側面に分封群が集まってきてしまいました。わ〜♪

    女王もちゃんといます。それと分封群には雄もいるんですね。

    この女王をまず移動し、それからたくさんの働きバチを少しずつ移してあげました。たまたま車につけていた刷毛とレフ板をちりとりのように使って、です。面布などありませんし素手でしたが、左手を一ヶ所刺されただけで済みました。
    海野さんの所でミツバチを飼育していた経験が生きたんですね。。。感謝

    移送中の自らの姿を撮影する余裕はありませんでした。
    日没時間を過ぎ、あたりは暗くなり始めていました。。。