投稿者: 高嶋 清明

  • アキアカネの産卵

    鮭川村で、稲刈り後の田んぼで産卵するアキアカネを撮影。

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    雌のお腹が水面をたたく瞬間をねらってみますが、なかなか難しい!かなりの枚数を費やして、ようやく画面の隅っこに何とか一枚写りました。

  • ホソヘリカメムシの幼虫

    10/2公開の今週の自然だよりでも紹介しましたが、ホソヘリカメムシの若齢幼虫はアリにそっくりです。多くはもっと成長した幼虫で、自然だよりに載せたサイズの幼虫は少数で、ちょっと苦労しました。

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    たぶん2齢幼虫と3齢幼虫と思います。アリに似ているのはこのあたりまで。

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    ホソヘリカメムシの幼虫は所々に集団を作っていて、成長段階をまとめて見ることができます。終齢幼虫くらいになると、もはやアリっぽさは皆無。お腹はクモを連想させます。

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    ちなみに、これが成虫。飛ぶ姿はカメムシとしては非常にシャープで、ハチが飛んでいるように見えます。

  • アオスジアゲハの幼虫

    アオスジアゲハはまだ飛んでいます。庄内でも年3化の発生ありそうです。

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    タブの木の若い葉に小さな幼虫を見つけました。

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    松林の林縁に植えられたタブノキ。幼虫は成長の悪そうな株に多く見つかりました。今、卵を産もうと若い葉を探すと必然、こうなるのでしょう。

  • おかえりハクチョウ

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    赤川のほとりに見える白い鳥・・・なんとハクチョウです!双眼鏡で確認するとオオハクチョウに間違いありません。北帰行が始まった頃からちょうど半年。もうそんな季節になったんですね。

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    川沿いの道を更に進むと、コハクチョウの小集団に出会いました。写真に写っている3羽のほかに4羽。別の場所でもオオハクチョウが2羽。この日だけで10羽確認しました。

    この土地を慕って毎年戻ってきてくれるわけです。
    可愛いじゃありませんか。
    まずは長旅の疲れがとれるまでゆっくりして欲しいですね。

  • カブトムシ 卵の孵化

    カブトムシの卵が次々孵化していくのに、なかなか撮影できないでいましたが、ふと、インターバルタイマー撮影したらと思いつきました。
    考えてみれば、カブトの孵化ほどインターバルタイマー撮影に向いているものはありません。ほとんど移動がないからです。
    何で気がつかなかったのかなあ。。。

    というわけで、パソコンとEOS Kissをつないで、ソフトを使ったタイマー撮影をセットして外に出かけました。
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    透けて見える大アゴ、前の晩は開いていましたが、閉じています。孵化間近の徴候です。

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    3時間後に戻って見ると、卵はまだ孵化してませんでした。しかし、何だか形が変わったような・・・上の写真と比較してみると体をひねっているように見えます。卵を内側から割ろうとする体勢に入ったようです。

    ちょうどバッテリーも無くなっていました。予備がないので、いったん外して充電しながらファインダーで観察を続行します。でも、長く見ていると緊張感が薄れてしまうもの、気がついたら割れていました。。。それからバッテリーを装着し、撮影した一枚がこれ↓ 20秒はロスができてしまったでしょうか。
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    どうもうまく殻が割れなかったようです。なかなか殻がはずれずに苦労しているようでした。

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    ようやく殻が外れました。頭部は少し縮んでいる感じがします。

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    更に30分後。頭部は大きくふくらんでツヤツヤしてきました。頭部の色は白いままです。

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    更に2時間後。頭部や脚が茶色っぽく色づいてきました。

    それにしても、あの時バッテリーを外さなければ・・・。何とも悔やまれます。二度と同じ失敗をくり返さないためにも、今さらながらキャノンの予備のバッテリーを注文しました。