鮭川村で、稲刈り後の田んぼで産卵するアキアカネを撮影。
雌のお腹が水面をたたく瞬間をねらってみますが、なかなか難しい!かなりの枚数を費やして、ようやく画面の隅っこに何とか一枚写りました。
10/2公開の今週の自然だよりでも紹介しましたが、ホソヘリカメムシの若齢幼虫はアリにそっくりです。多くはもっと成長した幼虫で、自然だよりに載せたサイズの幼虫は少数で、ちょっと苦労しました。
たぶん2齢幼虫と3齢幼虫と思います。アリに似ているのはこのあたりまで。
ホソヘリカメムシの幼虫は所々に集団を作っていて、成長段階をまとめて見ることができます。終齢幼虫くらいになると、もはやアリっぽさは皆無。お腹はクモを連想させます。
カブトムシの卵が次々孵化していくのに、なかなか撮影できないでいましたが、ふと、インターバルタイマー撮影したらと思いつきました。
考えてみれば、カブトの孵化ほどインターバルタイマー撮影に向いているものはありません。ほとんど移動がないからです。
何で気がつかなかったのかなあ。。。
というわけで、パソコンとEOS Kissをつないで、ソフトを使ったタイマー撮影をセットして外に出かけました。
透けて見える大アゴ、前の晩は開いていましたが、閉じています。孵化間近の徴候です。
3時間後に戻って見ると、卵はまだ孵化してませんでした。しかし、何だか形が変わったような・・・上の写真と比較してみると体をひねっているように見えます。卵を内側から割ろうとする体勢に入ったようです。
ちょうどバッテリーも無くなっていました。予備がないので、いったん外して充電しながらファインダーで観察を続行します。でも、長く見ていると緊張感が薄れてしまうもの、気がついたら割れていました。。。それからバッテリーを装着し、撮影した一枚がこれ↓ 20秒はロスができてしまったでしょうか。
どうもうまく殻が割れなかったようです。なかなか殻がはずれずに苦労しているようでした。
更に30分後。頭部は大きくふくらんでツヤツヤしてきました。頭部の色は白いままです。
それにしても、あの時バッテリーを外さなければ・・・。何とも悔やまれます。二度と同じ失敗をくり返さないためにも、今さらながらキャノンの予備のバッテリーを注文しました。