Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ウスイロササキリ鳴く 2K240fps / FS700 + SHOGUN INFERNO

    ウスイロササキリの音ありスロー動画を作成しました。予想した以上に単純な翅の動きで鳴いていることを確認できました。


    FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。

  • PRORES RAW 4K 120FPS アキアカネ産卵

    稲刈りが進み、刈り取り後の田んぼでは小さな水たまりに産卵するアキアカネが出始め。待ってましたと4Kスロー映像を撮影してきました。
    昨年の今頃はホント余裕がありませんでした。今年はProresRAWの絵のよさもあり撮影を楽しみにしていました。

    120fps撮影、24fps再生の5倍スローです。今、手持ちのカメラで4Kスローはこれが限界です。もちろんチャンスがあれば、4Kでも500fps、1000fpsで撮影してみたいですね!

    2K240fps、60fps再生の4倍スローです。60fpsですので動きが滑らになっています。実際の速さを忘れてしまいそうになりますね。

  • ツリフネソウに来る虫たち 2

    同じ場所で再びツリフネソウに来る虫を撮影しました。クマバチが撮れてよかったです。

    クマバチも花の外から蜜を取る
    傷をつけていると思っていたが蜜が取れる隙間があるようにも見える
    ニホンミツバチもアップで

  • ツリフネソウに来る虫たち

    背中にたっぷり花粉をつけて花から出てきたトラマルハナバチ
    ホシホウジャクはここでも撮影の難しい相手
    ミツバチは花の外から蜜を取る

  • ナガコガネグモ

    草の中に何かブラブラ風に吹かれている・・・近づいてみるとクモの巣に獲物がかかっていました。クモはナガコガネグモ。かかった獲物はショウリョウバッタの雄でした。それも二匹。

    上の1匹が食べられている途中でした。そのためか、それとも時間が経っているためか色が変わっています。下の1匹はまだ生きているみたいに緑色と思ったけれど、眼を見るとやっぱりね。


    それにしても、虫の眼レンズを通して見るクモの世界のなんと恐ろしいこと

  • ショウリョウバッタ

    昆虫の中で特別ビッグサイズなショウリョウバッタの雌。虫の眼レンズで眺めると更に巨大昆虫に変身!レンズ先端から3cm〜5cmの近距離に近づいて撮影しています。

    特に後脚の質感がすごい

    運良く産卵中の雌に出会いました。

    産卵中の雌

    けれど、虫の眼レンズでは寄り過ぎてしまう・・・雌は驚いて直後に産卵を中断してしまいました。悪いことしちゃったね

  • イチモンジセセリの飛翔

    ストロボを連射させると、驚いて飛び立つものがいます。ちょっとズルい手だけど、これを利用してとらえた瞬間写真です。

    飛び出しはぶれるけど
    時々、翅をとめる瞬間がある。そこにうまくはまると・・・

     

    この時期、ニラの花があれば、必ず1匹は吸蜜していそうなイチモンジセセリ
  • オオハラナガツチバチ

    でかいツチバチです。でかすぎて、自分の身を持て余しているかのようです。

    華奢なニラの花ではバランスを崩して何度も落っこちかけていた

     

    虫の眼レンズで見るとデフォルメが強調されて、古代の巨大昆虫みたい
    もちろん、ちゃんと飛べるけど

    今日の残念な一枚はセイボウ。落ち着いて吸蜜してくれず、撮影のチャンスはわずかでした。フレーミングが悪く、トリミングで調整・・・

  • 庭の虫たち

    今日は終日庭の草刈りや片付け作業。でも、次々に現れる意外な虫たちのために作業は止まってばかりで進みません。久しぶりに楽しい一日でした。今回もすべて自作虫の眼レンズでの撮影です。

    フジバカマの花にやってきたコスカシバ。今頃見る虫ではないように思うのだが・・・
    フジバカマに来た翅の傷んだシータテハ。キタテハは多いが、シータテハを庭で見たのは恐らく初
    シータテハのアップ。自作虫の眼レンズがなかなか素晴らしい描写をしてくれる
    モンシロチョウに人気のミソハギはそろそろ終わりっぽい
    ヤブガラシで吸蜜するコガタスズメバチ
    一番の驚きはコバネササキリ!
    声が聞こえにくいのでこれまで気づかなかったのか。それにしても美しい緑
    触角の切れてしまったセスジツユムシの雄。ナスの葉の上で擬態ポーズ
    ヒャクニチソウの花の下に休んでいたアオマツムシの雄
    これも美しい鳴く虫と思う
  • バックシャンなハンミョウ

    外側に飛び出した複眼で、きっと後方視界もバッチリ

    ハンミョウは後姿が美しい。それも、ちょっと斜め上のこの角度から見るのが一番かっこいいと思っています。今まで、そんなイメージ通りに撮れたことはなかったのですが、虫の眼レンズの絵がそれに近い事に気づきました。

    本当はもっと寄りたいのですが、ハンミョウに虫の眼レンズで近づくのは、かなり難しく、今日はこれが限界でした。そういえば、昔よく「バックシャン」って言葉を耳にしていたことを思い出しました。これ、もう死語でしょうか。

    虫の眼レンズでの接写。このタイプの光学系にしては画質はまずまずと思う。
    雄の特徴は大アゴの白い部分が広いことと前脚の白い毛
    幼虫の巣穴。巣穴のそばに食べかすが並べられているかのように・・・。これにつられてアリやハエなどが来そうだ。幼虫が狙ってやっているのかも知れない。
  • 音ありスロー動画 スズムシ

    9/8(土)〜9/9(日)山形市蔵王で行なわれた東北インセクトフォーラム山形大会で記念講演をやってきました。演題は「鳴く虫と音のハナシ」そこで初公開したスズムシの音ありスロー映像をYouTubeにもアップしました。

    実はこれ講演前日に撮影した動画。プレゼンをまとめていて足りないなあと思い、追加撮影したのですが、実は思いがけないところで引っかかって、えらい苦労をしていました。

    それは、Shogun Inferno を最新のVer.Ver.9.11にした場合、FS700のFSRAW 2K240fps信号収録時に、外部アナログ・オーディオを以前のように取り込めないということ。つまり、音ありスロー動画撮影ができなくなっていました。
    これに気づかず、500GBのSSDを一枚とちょっと撮影してパソコンに取り込み、あれあれ?と迷いに迷い、数時間にわたって迷走。もしやとファームウエアを一つ戻してVer.9.01にしたところ、いつものように使えるようになって、ホッとしました。

  • アゲハの幼虫

    サンショウの葉を食べる終齢幼虫

    うちのサンショウはだいぶ葉っぱがくたびれてきました。でも、アゲハの幼虫は結構数多く見られます。今年一番多い状態です。

    頭と胸の境・・・臭角を出しそう
    臭角を出させてみる

    夏は、たぶん玄関付近に営巣したセグロアシナガバチから食べられたものが多かったようで(葉の上に無残な痕跡が)、サンショウの幼虫はほとんど残りませんでした。

  • 日没後のアベリアで

    先日キアゲハを撮影した国道近くの植え込み付近を通ったのは日没後。ふと、何かいいガが来ていないかと思いつき寄ってみました。薄暗いものの、街灯がやんわり辺りを照らして、スズメガが何匹か吸蜜に来ているのが見えます。これはチャンス!
    でも、早いこと早いこと・・・虫の眼レンズでノーファインダーで撮っているのでギリギリ追っかけられますが、普通に撮影しようと思ったら苦労しそうです。

    コスズメ
    ホシホウジャク
    ベニスズメ!でも、あまりにも真横でつまらない写真

    ベニスズメが現れて喜びましたが、腕が追いつかない。。。「下向き病」とでもいいましょうか、狙ったターゲットの下をフレーミングしてしまうことが多く、肝心の虫が画面の上に切れていたり、まるで入っていなかったりします。修練を重ねます。。。

    トリミングしたものの、まだ足りない
    これもトリミング画像。気がつくと、翅の表側がだいぶ擦れているようだ
  • ヤマトマダラバッタ

    浜辺にすむ砂地そっくりな美しいバッタです。

    新潟県胎内市にて

  • ニラの花

    ニラの花がいっぱいあると虫が集まります。来年の今頃、うちの庭にもいっぱい咲くようにしたい・・・と毎年思っては忘れてしまいます。

    たぶんオオカマキリ、の雄。花の下で、獲物を待ち構えている
    吸蜜するフタモンアシナガバチ。ミツバチにはストロボが届かなかったようだ
  • GH5 VFR180fps & 虫の眼レンズ

    FS700とShogun Infernoでの撮影もよかったのですが、実は虫の眼レンズのほうに手応えを感じていました。

    使用したレンズは、GoProレンズを使った虫の眼レンズ。GH5のVFRを使い、フルHD180fpsでの撮影で33%スローです。
    再生レートが60pなので動きがなめらかで、ちょっと見た感じはスローとは気づかないかも知れません。

    それにしても・・・スケール感も速度感も虫たちの世界に近づいているはずなのに、せっかく特殊なレンズを使っているのに、なぜでしょう、特別感が感じられません。すごくノーマルです。普通です。
    でも、たぶん、これでいいのだ!

  • ProRes RAW 4K 120fps キアゲハ

    今日もFS700とShogun Infernoの組み合わせで、4K120fps動画を撮影。毎年通っているカクトラノオの畑にまたお邪魔しました。今日も畑の方にお会いできなかったですが、いつもありがとうございます!
    レンズはFS700RHのセットになっていたPZ18-200mm。久しぶりに使ってみると、シャープだし周辺まで綺麗な絵です。あまりよくないレンズと思っていましたが、食わず嫌いだったかも知れません。
    4K120fpsはエンドトリガーで瞬間を狙いやすいのですが、3秒ちょっとしか撮影できないのがおしい。。。

    ProResRAWで記録していてピクチャープロファイルはPP4です。ISO感度は640。S-LOG2ではありません。
    今回気になるのは、過剰に色が濃く感じること。FinalCut Pro での編集時にサチュレーションを落としていますが、カクトラノオのピンクがまだ濃く感じます。

    ↓こちらは2K240fpsで撮影した動画。4Kでも240fpsで撮影できるようになりたいですね!

  • ショウリョウバッタモドキ

    草にぴったり体をつけて身を隠すショウリョウバッタモドキ。ショウリョウバッタともオンブバッタとも違います。生きた現物を見れば一目瞭然です。

    葉っぱの向こう側にまわって身を隠す
    反対側から刺激しても、なかなかこっち側に来てくれないの図
    虫の眼レンズには手強い相手

    鶴岡市にて。山形県内では、ショウリョウバッタモドキはとても珍しいバッタですが、全国的にはそうでもないそうです。

    おまけ

    緑色型のクルマバッタモドキ
  • キアゲハのベストシーズン

    毎年、9月前半はキアゲハのベストシーズンです。全国的にはどうなのか・・・少なくとも鶴岡はそうです。何化めなのか、スレの少ない美しいものが多く、個体数も多い。そして、カクトラノオやアベリア、ヒャクニチソウなど花もいい季節です。
    もうすぐヒガンバナも咲き始めます。。。

    キアゲハはカクトラノオが大好き
    アベリアもいい花
    国道沿いの植え込みにて
  • ProRes RAW 4K 120fps がスゴイ!

    はじめから自分の好みに合った色が出ることは稀で、うまくいかない方が多いです。そして色の調整は難しい。動画についてはLOGなんて話が出てきた頃からストレスが増えたように思います。
    でも、今年の春にAtomosとAppleが連携して発表したProResRAWという新しいフォーマットは、色について、そして露出についての諸々の不満を解消してくれました。愛用のFS700が、発売から6年も経って、これぞ最高という映像を出してくれます。

    この動画は、伊丹市昆虫館箕面公園昆虫館の2館合同展「さいきょうのかまきり」の展示映像用に撮影したものです。「さいきょうのかまきり」は9月5日より

    FS700は、Shogun Infernoと組むと、たった3秒ほどですが4K120fpsが撮影できます。静止画的にみれば、これはつまり800万画素で、秒120コマで3秒連写できるということです。エンドトリガーも使えるし、RAWというビッグデータを扱うのにも理想的。