Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • クローバーで吸蜜する虫たち 下から

    クローバーの花に吸蜜に来た虫たちを、いつもの虫の眼レンズで下から狙ってみました。

  • クロクサアリの行列

    ブナの林床に見つけたクロクサアリの行列。


    きっと、枯れ枝の上を歩いた方がいいと、皆で相談して決めたのでしょう。健気で可愛いものです。

    え?そんなわけはない?ただの偶然?・・・そうでしょうか。
    中南米のグンタイアリは、小さな川を渡るために仲間同士はしご状に連なって橋を作ります。クロクサアリだって、これくらいの知恵を使ってもいいはず。自分はそう思います。

  • エサキモンキツノカメムシ

    キハダの葉上に見つけたエサキモンキツノカメムシ。メスは産卵後、このように卵に覆いかぶさるようにして守ります。天敵が近づくと翅を羽ばたかせ、臭い匂いを発して追い払います。メスの護衛は一齢幼虫が二齢幼虫に脱皮するまで続きます。

  • シャチホコガの幼虫

    ヤナギにとまるシャチホコガの幼虫を見つけました。茶色く独特の形なので、遠目にもよく目立って見えました。

    触ると、脚を広げて威嚇してきます。ガの幼虫なのにとんでもなく脚が長いので、気持ち悪いし、びっくりします。


    この脅しの効果で、目立つ姿でも問題ないのかも知れません。鳥も食欲をなくしてしまうとか。写真、ちょっとピンあま・・・

  • キアゲハとノハナショウブ

    キアゲハがノハナショウブで吸蜜。あまり見ない組み合わせと思います。キアゲハ、どこに蜜があるか迷っているように見えました。

  • ケラ

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年6月15日 鶴岡市

    梅雨の雨が続いて作業効率が悪く、この週末はお休みとなり、鶴岡に一時帰省しました。久しぶりの自宅のお庭では、夜になるとケラの声がすごかったです。もちろん録音してきました。

  • クモを運ぶヒメベッコウ

    クモを狩り泥巣に運ぶ途中のヒメベッコウ。ツボ巣に入れるのに邪魔になる脚はすべて切り落としています。いつもの虫の眼レンズで撮影。

  • マルハナバチとキショウブ

    キショウブ、カキツバタ、ノハナショウブといった花に、マルハナバチが多く集まっています。何か特別な魅力を感じるアヤシイ成分でもあるんじゃないでしょうか?とりつかれたように花から花に蜜を求めていきます。


    吸蜜時は必ずこの形で、ハチ用にデザインされた隙間に入っていきます。隙間の天井部分に雄しべがあって、ハチの背中にばっちり花粉が塗りつけられる仕組み。

  • キアゲハの幼虫

    セリにキアゲハの幼虫を見つけました。

    強い日差しの中、まるで早送りしているようなハイスピードで葉を食べていました。虫の眼レンズは時々近づきすぎて、幼虫の動きを止めてしまいます。

    プクプクむちむちな可愛い幼虫です。

  • エゾスズ

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年6月5日

    山間のとある集落での録音です。曇ってはいますが、適温で、気持ちのいい風が吹く午後、エゾスズという1cm弱の小さなコオロギの鳴き声が響いていました。

  • ウスバシロチョウ!

    今年鶴岡ではウスバシロチョウ(成虫のほう)と縁がありませんでした。ちょうど発生の時期に天候不順が続いたせいもありますが、激減したかのように視界に入ってきませんでした。

    仕事先の庭での撮影が一息ついたところに、一匹のウスバシロチョウが飛んできて、目の前のフランスギクで吸蜜を始めました。昨日のアカガネサルハムシに続いて嬉しい出会いです!

    そうそう、自宅に持ち帰ってケースで繭を作った3匹は、2匹は無事羽化して、もとの場所近くにかえしてきました。1匹は繭の中で残念ながら・・・

  • アカガネサルハムシ

    地表を這うようにのびる植物の若葉に、アカガネサルハムシが点々と見られました。植物はたぶんノブドウ。
    鶴岡で見たのはもう一ヶ月以上前で、その時は虫の眼レンズを持ってなく、今年のうちにまた会えるとは・・・嬉しい出会い。

  • 出張先にて

    虫も鳥も多い素晴らしい土地で、今年もしばらく過ごすことになりました。空いた時間にスナップを撮っても昨年はブログアップを遠慮していましたが、今年は可能な限り出していきたいと思っています。
    写真は生モノですから、撮ったあとにあんまり長く放置しておくと悪くなっちゃいます。撮った本人が色々大切なことを忘れてしまいます。だから、やっぱりマメにブログにアップしなくちゃね!

    以上、いつもの虫の眼レンズで撮影

  • しばし潜ります

    以前よりパタッと更新が途切れる私のブログですが、またしばらくそんな状態に入りそうです。
    鶴岡が本格的に楽しい季節に入ってきたところなのですが・・・
    すご〜く後ろ髪ひかれる思いのなか、某所で頑張ってきます!

  • 再び最上川のジャコウアゲハ

    しばらくぶりによく晴れました。最上川のジャコウアゲハは、初夏の最高の一日を精一杯に謳歌しているかのようでした。

    自作虫の眼レンズ&GH5S VFR180fpsで撮影、59.94fps再生の3倍スロー動画です。

  • ジャコウアゲハ 虫の眼レンズ&GH5

    自作虫の眼レンズ&GH5で撮影した最上川のジャコウアゲハ。0:00〜 通常速度(オリジナルは4K60P撮影)
    0:37〜 59.94fps/180fpsの3倍スロー動画です。

    上手く撮れたと思ったのに、直後に失敗に気づいてガクッと落ちてしまいました。最初の37秒まで、VFRのつもりで撮影後の確認で4K60Pだったことに気づき、珍しくうまくフォローできて嬉しかっただけにガックリ!そして、パソコンに取り込んでから、全編に大きな黒いゴミがあったことがわかってまたガックリ!!

    でした。。。

     

  • ジャコウアゲハ

    久しぶりのジャコウアゲハ!前に撮影したのは2015年で5年ぶりです。大好きなチョウなのに・・・いかにこの時期、庄内にいないか、身軽でないかと、あらためて思います。場所は自宅から20kmほど離れた最上川の河川敷。

    だいぶ数がそろってきた感じですが、羽化直後の雄を見たり、食草のウマノスズクサもまばらだし、まだしばらくは撮影のチャンスありと思いたいです。

  • クビキリギス鳴く 2K240fps / FS700 + SHOGUN INFERNO

    久しぶりの音ありスロー映像・・・春の鳴く虫、クビキリギスです。室内で、しかもネットケースの中で鳴く姿ですが、ようやく撮影できました。

    FS700の2K240fpsをSHOGUN INFERNOで収録(ProResRAW)。音声はSHOGUN INFERNOのアナログ入力による同録です。

  • モンシロチョウの卵

    顕微鏡用対物レンズ10×を使ってモンシロチョウの卵を超拡大撮影。このクラスの拡大撮影ではいつもストロボを使っていますが、はじめてLEDライトで撮影しました。

    卵の格子状の表面構造の描写が難しく、ライトの角度を色々調整しましたが、何度も失敗を繰り返しました。改めて見ると暗いかなあ・・・それから、これは初歩的なミスでしたが、あまり考えずに撮影して、すごくブレているのに驚きました。

    (さらに…)
  • クビキリギス 酒田にて

    ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年5月12日 山形県酒田市

    鶴岡は日中28℃まで気温が上がりました。夜になってもしばらく高温状態が残り、ふたたび夜のクビキリギス散策にでかけました。

    最初の場所の一匹は、高いところを好む子でした。見つけた時はクロマツの3mほどの高さで鳴いていて、それがライトを当てているうちに鳴きやみ、再び鳴き始めたのは50mも離れたサクラの木の中で5m以上高い場所。そのサクラの下にマイクをセットして録音しました。遠くでアオサギの声も響きます。

    右手にずっとファンの音が聞こえていますが、あとで電照菊の温室からの音と分かりました。夜21時近くになり、突然灯りがついてビックリ!でした。

    気温は20時の時点で18℃くらい。日中の暑さが残っている感じで最初から期待できましたが、なんと5箇所で声を聞くことができました。庄内空港周辺で3箇所、うち1箇所は空港の柵の中で声だけの確認です。2箇所は最上川河口近く。というわけで、5箇所すべて酒田市でした。5月2〜3日の鶴岡市の一匹はすでに移動したようで、声も確認できませんでした。

    現場で動画を撮りたいと思ったのですが、最初の場所でなんと飛んで逃げられ、闇の中に見失い、再び鳴き始めたのは50mも離れた場所。(あまりに離れているので別の個体かも知れませんが)そんなに飛ぶのかとビビってしまい、採集して室内で撮影する方向にシフト。でも確保できたのは、上の写真の一匹だけでした。

    先日のクビキリギスの声はもっと高い音域で響いていたと思います。今日は車窓からも鳴き声に気づくことができました。そして道路脇のものに限られますから、聞き逃しも多かったはず。実は相当数が鳴いていたかも知れません。