Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

投稿者: 高嶋 清明

  • ギンリョウソウ

    ブナの林床にてギンリョウソウを見つけた。
    日没近くで林の中は薄暗く、ちょっと反則とは思ったがストロボで撮影。
    これが思った以上によかった。

    P6091977

    こちらは、落ち葉の下から出てきたばかり
    P6091951
    6月9日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

  • カキの花

    また遅れてしまった。
    カキの花を撮らなければならなかったのに、近いところでは盛りを過ぎてしまっていた。
    大慌てで山に近い方に飛んでいったところ、花がまだ残っていた。
    なんとか間に合いそうだ。
    これも一週間前にちゃんと見ていればよかった。。。
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    6月9日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

    つぼみ、開花中、花が終わって茶色く枯れたものなど、様々な段階が見られる。
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    P6091785
    6月9日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

    長野の立科あたりでリンゴ畑を見ていたように、
    庄内ではこんなカキ畑が広がっているところがよくある。
    P6091801
    6月9日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

  • トチノキの花

    もう少し後の方が見頃だと思っていると、気がつくとシャッターチャンスを逃してしまう。
    植物については、本当にしょっちゅう失敗をやってしまっている。
    トチノキまでそれをやってしまっては、庄内に住むものとしてはさすがにマズイ・・・
    と思っていたところで、月山の麓を走っていて、ちょうどいいタイミングのトチノキにであった。
    救われた思いがした。。。

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    6月5日 山形県鶴岡市 D200 Ai-S 300mm

  • モウセンゴケ

    湿地にモウセンゴケを多数見た。
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    中央、新しい葉が開こうとしている。
    粘液をつけた毛が紅く美しい。
    この紅い毛こそがモウセンゴケの名の由来だそうだ。
    P6041352

    6月4日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

  • ジャコウアゲハ

    鶴岡の柴田さんより、ジャコウアゲハのポイントを教えていただいた。
    「山形昆虫記」で宮沢輝夫さんが撮影されていた場所とほぼ同じだろうか。

    ブタナで吸蜜する雌
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    こちらは雄
    P6041227
    6月4日 山形県庄内町 E-520 Nikkor Ai-S 300mm

    少々翅のくたびれたものが多い。一週間前がベストだったかも知れない。

    こちらは、ツルマンネングサで吸蜜する雄。
    P6041101
    6月4日 山形県庄内町 E-520 50mmマクロ

    食草のウマノスズクサは、今、急速にのびているところのようだ。
    あちこちから若い芽がでて、上へ上へと向かっている。
    アサギマダラの食草のイケマを思い出した。

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  • ノイバラ

    赤川の河川敷では、ノイバラが花盛り

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    6月3日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • カゲロウの亜成虫・成虫

    モンカゲロウと思ったのだが、モンカゲロウ科の別のカゲロウのようだ。
    谷川沿いの木に何匹もとまっていた。
    亜成虫と成虫の脚や尾の長さの違いに改めて驚いた。

    こちらは亜成虫
    P6031049

    亜成虫がさらに脱皮した成虫
    P6031041

    こちらは羽化直後
    P6031009
    6月3日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

    カゲロウのような繊細な虫をストロボで撮影するのは、ちょっと考えものだ。
    反射が強くて、実際の印象と違った感じに写ってしまう。
    とはいっても、曇り空で風が吹く中では、やはりストロボなしでは難しいし。。

  • モリアオガエルの卵

    ハッチョウトンボの湿地でモリアオガエルの卵塊を見た。
    産みつけられてどれくらいになるのだろう。
    もっと綺麗な卵塊というと、やはり産卵直後に限られるのだろうか。

    P6020890
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

    親ガエルはどこにいるのだろうと、辺りを見てまわっていると、シマヘビと目があった。
    おやおや、こいつもきっとカエルを探しているに違いない。
    P6020904
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

  • ハッチョウトンボ

    鮭川村のギフチョウシンポで楽しくお話しさせていただいた鶴岡市の柴田さんから、
    別のハッチョウトンボのポイントを案内していただいた。
    これがまたスゴクいい場所。
    大切に守っていかなければならない貴重な環境と感じた。
    柴田さん、どうもありがとうございました!

    ハッチョウトンボの棲む環境はだいたいどこも似ている。
    長靴で歩いてみると、水底の泥も含めて足首くらいまでの浅い水深だ。
    P6020877
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

    羽化したばかりの色の薄いものが大多数。
    色づいて雌雄の区別のつきやすくまで成熟しているものも2割ほどいた。
    P6020783 P6020784
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    水の中にはハッチョウトンボのヤゴも容易に見つけられる。
    それらを含めるとかなりの数になりそう。
    P6020948
    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    他にもたくさんトンボが見られた。
    多かったのはシオヤトンボ。
    下の写真は、ヨツボシトンボとコサナエ。

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    6月2日 山形県鶴岡市 E-520 Nikkor Ai-S 300mm

     

  • オトシブミの揺籃づくり

    オトシブミの揺籃づくり。
    最初の葉をカットするシーンは逃してしまい、途中からの撮影。

    主脈を切って葉が垂れるのを待って、更に主脈にかみ傷を入れていく。
    巻き始めた頃に雄がやってきた。
    P6010368 P6010431

    最初数回巻いたところで、穴をあけて産卵。
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    その後は一気に巻き上げていく。
    サワグルミを巻いているものは、どうもあまり切り落とすことはないようだ。
    P6010507
    6月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ

  • キクスイカミキリ

    まだつぼみをつける前にしおれてしまったヒメジョオン。キクスイカミキリという小さなカミキリムシが産卵したためにこうなってしまっている。今のこの季節、花壇のものも含めて、キク科植物は多くこのカミキリに狙われている。ヨモギ、フランスギクなどに多いだろうか。

    ヒメジョオンの枝に傷つけているキクスイカミキリ。横に何本もかみ傷が見える。
    P6010290

    近づくと結構敏感に反応する。作業を途中でやめてしまい、ポトリと落ちたり飛んでいってしまったり。この時も、傷つけている途中で枝先まで登っていって、傷つけていた場所と離れたところで産卵行動をとって、飛んでいった。以下、続けて撮った写真だが、一連の動きをとらえていないと思う。
    P6010300 P6010301
    6月1日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    横に傷つけるのは枝をしおらせるためのもので、産卵は傷のライン間に行われるらしい。枝に傷をつけるのは、卵が安全に孵化し、幼虫が中を食べ進むために必要なのだ。完全に枯れてはダメだし、生でもいけないのだろう。
    次は遠くから望遠で狙ってみたい。

  • 月山にかかる雲の流れ

    二階の窓から遠方の月山に見える雲の流れを撮影。
    速度60倍にして、微速度撮影的な映像にしてみた。

    レンズは昨日の300mmから、タムロンの90mmに変更。
    このタムロンレンズはかつて、ペンタックス用に使っていたもの。
    約15年ケースの中で眠っていたが、ようやく新たな活用法を見つけることができた。

    でも、この使用法は画質にやや不安をかかえている。

  • カジカガエル

    音集めの次の目標は、やはり映像と音の同録。

    まずはカジカガエルを狙ってみた。
    小型HDVカメラに愛用の古いニコンAi-S 300mmを組み合わせる荒技での撮影。
    周辺がやや光量低下が出てしまったので、少しトリミング。

  • オトシブミ

    どんどん大きくなるクリの葉を見ながら、ナミオトシブミが全く見つからないのが不思議だった。
    海野さんはよく東北でハンノキのなかまで葉を巻くところを撮影されていたので、そちらも気にしていたのだが見つからないまま。
    でも、今日ようやく見つかった。

    沢沿いにあった細長い葉につくられた揺藍。大きさといい形といい。。。
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    今日は気温が低く、揺籃づくりはしていなかったようだ。
    葉裏に休んでいた雌を発見。
    カメラを向けたら歩き出した。
    IMG_9407
    5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

    こちらは雄。雌より頭が長い。
    IMG_9415
    5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

    この細長い葉の植物は何だろうと思っていると、ふと目に入った別の虫。
    クルミハムシだ。とすると、これはクルミ?
    家に戻って調べてみたところ、サワグルミとわかった。

    IMG_9400
    5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

    お腹の大きな雌と、隣は雄だろうか。

  • ベニキジラミ

    新緑の頃、ついアケビの若い枝先にこの虫を探してしまう。
    最初に超接写をおぼえた頃に、よほど印象が強かったのだろう。
    肉眼だと3mmほどの小さな点のような虫が、拡大して見たらなんと愛嬌のある姿かと
    えらく感激した覚えがある。
    IMG_9390
    5月29日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

  • ハッチョウトンボ

    高橋さんのブログにも紹介されていた、ハッチョウトンボ。
    ご本人に案内していただくことになった。
    鮭川村の水環境は、本当に素晴らしいところばかり。
    現地を見た瞬間に、これはいい!と思った。

    P5280175
    5月28日 山形県鮭川村 E-520 14-42mm

    午後でも羽化直後のものがいた。
    朝から見ていれば、きっといい瞬間に出会えるだろう。
    P5280182
    5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ

    まだ出始めで、赤の濃い雄の姿は見られなかった。
    来週くらいには産卵のシーンも撮影できるのではと期待している。
    P5280204
    5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ウスバシロチョウ

    久しぶりに鮭川村のギフチョウの保護地に行ってみた。
    ミチノクサイシンの下にいるはずの幼虫をしばらく探したが、こいつあ全く難しすぎる。
    そのうち、視界の隅にチラチラ見えているウスバシロチョウが気になってきた。
    なんか妙だぞ。。。
    とまった一匹を見て、そうか黒化型かと思い出した。
    P5280227

    黒いウスバシロチョウは、日本海側に多く見られるらしい。
    海野さんも、かつて何度か小諸日記に書いておられた(黒いタイプ白いタイプ)。
    でも私自身は、あまりしっかり見た記憶がない。
    長野のものは白かったし、山形の庭で見ていたなかにこんなのはいなかったと思う。
    白い鱗粉がほとんどなく、翅が黒というか半透明だ。

    こちらはいくらか白い鱗粉があるが、とても薄い感じがする
    P5280249
    5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    これは面白いと撮影していると、鮭川村の矢口さんが通りかかって、お話しを聞くことができた。
    このあたりじゃ、このタイプがむしろ普通なのだそうだ。
    驚きました。。。

  • 鮭川村のこと E-520のこと

    永幡さんより鮭川村でギフチョウシンポの反省会があると聞き、私もぜひ参加したいと厚かましくもお邪魔してきました。
    高橋さんのブログにはその様子が紹介されています。
    高橋さんのお宅で永幡さん、高橋さんと3人でまた一杯、やったはずなのですが、翌朝になったら記憶が飛んでしまっていました。
    ギフチョウシンポの時に一緒に行動した腰高さんに電話したのは、何となく覚えているんだけど、変なことを言っていたらゴメンなさい。
    飲んでいたときは普通にしていたそうですが、本当のところはどうだったのでしょう?
    いまだに酒の飲み方がヘタな私です。

    せっかくの集まりに、私はまたカメラを持っていきませんでした。。。
    実は鮭川に向かう27日夕方、出発直前に、OLYMPUSから注文していた新機種が届きました。
    まだ箱を空けずにとりあえず鮭川に持っていきました。
    着いてすぐに反省会会場に移動しましたので、いきなり酒の席でカメラに。。。というのもなんでしたので、結局手ぶらに。
    次からは何か必ず持っていくことにします。

    翌日は永幡さん、高橋さんと3人で、鮭川村周辺をまわってきました。
    そこでE-520での撮影を開始。
    510と基本的には変わらない操作感で、全く抵抗なく機種変更ができました。
    背面の液晶画面、時間がたつとバックライトが消えますが、その状態でも表示が見えるのがうれしいです。
    鶴岡に戻って、さていつものようにとSILKYPIXを立ち上げたら。。。当たり前の話ですが、まだ未対応でした。
    何故かうっかりRAWだけで撮影してしまいました。
    そこで、実は初めて使うことになるのですが、付属のOLYMPUS Masterを立ち上げました。
    使い慣れたSILKYPIXもいいのですが、やはり純正ソフトはまたいいです。
    カメラの設定の結果がRAWデータを操作しながら確認できて、また勉強になりました。

    肝心の新機種E-520の写りですが、期待通り、素晴らしいです。
    今日からアップされるOLYMPUSでの画像は、すべてE-520による撮影となります。

  • センブリの一種

    高橋さんに最初に案内していただいた湿地にはハッチョウトンボの姿はなかった。
    乾燥が進んでしまって、ハッチョウトンボのすめる環境ではなくなってしまったようだ。
    ここに来ればいつも見られたのにと高橋さん、本当に残念そうなご様子。。。

    それでも周りが林に囲まれた湿地は、いい環境らしい。
    アリスアブやセンブリなど普段あまり見ない虫がたくさん見られ、私はもう大喜び。
    水辺の草にとまったセンブリの一種。産卵を始めた。
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    5月28日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ツツジコブハムシ

    一月ぶりに山形の実家に遊びに寄った。
    虫好きの甥っ子と庭を見てまわっていると、ツツジの葉の上にムシクソハムシらしい虫が見えた。
    (あとで調べてツツジコブハムシとわかった)
    葉先にちょこんと乗っかって、ジッとしている。よほど見つからない自信がある様子。
    残念ながら私のようなニンゲンには、やたらよく目立って見えてしまう。

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    ストロボつきでパシャパシャやっていたら、さすがに嫌がってポトリと落ちてしまった。
    でも、ありがたいことにまだ葉っぱの隙間に引っかかっていた。
    背面から見た姿は、まさにガやチョウの糞(クソ)そのもの。

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    石の上に置いて、お腹側からもう一枚。
    脚がぴったり隙間におさまってフラットになっている。
    実にお見事!
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    5月25日 山形市 EOS KissD X MP-E65mm