あらためて触角というものの不思議さに触れました。
あまり深く考えずに、灯りにきたオオミズアオの触角をアップしてみたら、とっても意味ありげな構造と、その構造の美しさに、しばし夢中になりました。
▲まず正面から撮影した図。触角の幹から枝状に突起が生えて、櫛状になっています。
▲正面からの部分アップ。突起から細かい毛がはえていて、突起は2本でセットのような構造になっているのがわかります。
▲触角を背面側から撮ると、突起の根元が見えて、より構造が分かりやすくなり、
触角の各節からは4本の突起がはえている様子が確認できます。
そして、どうやら、前の一対と後の二対では、根元の間隔が若干違っているようです。
前の間隔は、後の間隔より、狭くなっているように見えます。
▲こちらは上の画像の部分アップ。この前後幅の微妙な差は、きっと何か重要な働きを生む事になるのでしょう。それにしても何と繊細な構造でしょうか!
画像を整理していて、大変重大な撮り忘れに気づきました。
あんなにオオミズアオが来ていたのに、なんたる不覚!
これで、また近いうちに灯火をやらなければならなくなりました。。。
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