(9月20日記)
伊丹を昼過ぎに出て石川に向かう。ちょうど日没頃に石川県内に入り北陸道を降りた。そこは以前クツワムシを撮影した場所だったが、今回もいい虫に出あえた。
▲ハマスズの雄。砂浜にすむ小さなコオロギ。擬態昆虫として有名な種だが、野外で生きたものを見るのは初めてだ。夜の砂浜に小さなコオロギの声を聞き、これはもしやと期待が膨らんだ。LEDライトで探したら、あっけないほどすぐに見つかった。
▲翅のつくりの違いか、雌の方がより砂地にとけこんで見えるような気がする。
▲何だか妙な感じの雌?・・・よく見たら交尾中で、雄が下にもぐり込んでいた。コオロギの交尾姿勢は雌が上になる。
▲雄は物陰にかくれることなく、表に出て鳴いている。これほど鳴き姿を撮影しやすいコオロギもいないのではないか。
▲すべてストロボで撮影したので、擬態昆虫らしい姿を撮影できなかった。またいつか昼に探してみたい。
人気の無い闇の砂浜で、しばし撮影に夢中になった。
コメントを残す