Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: クモ

  • ゴマダラチョウの幼虫

    エノキの根元の落ち葉をめくってみるが、なかなか目ぼしいものが見つからない。この冬は雪が少ないから見つけやすいかと思ったのだが・・・

  • 【Slow Motion】横糸を張る ジョロウグモの網づくり【Chronos 2.1】

    朝、日が差し始めた頃、雨上がりに晴れたときなど、ジョロウグモは壊れた網を修繕します。そのタイミングを狙って横糸を張る様子を高速度カメラChronos2.1で撮影しました。
    風で網が揺れるし、マクロ域ゆえにピントが浅い。そして結構動きも早いので、なかなか思うように撮れません。ここ数日のうちに撮影した動画から、よさそうなところを選んでまとめました。

    Chronos 2.1 Micro-Nikkor 105mmF2.8 1000fps/60fps

    糸いぼから糸を引き出す時、進行方向とは逆側の第4脚を器用に使います。面白いのはその時の糸の引っ掛け方で、脚先の爪ではなく、ちょっと内側に糸をかける部位があるようです。横糸はくっつく方の糸ですが、うまく弾くのでしょう。他の脚は、脚先の爪を引っ掛けています。

    糸を放す時はボヨーンと弦のように揺れます。

    【 Chronos 2.1 】スローモーションの世界

  • Chronos 2.1 Highspeed:空飛ぶクモ

    糸を風に乗せて空中に飛び上がる小グモたち。バルーニングとよばれる行動で、空を飛び、遠くまで移動します。「雪迎え」ともいいます。

    カメラ:Chronos 2.1
    レンズ:MicroNikkor 105mm F2.8
    解像度1280×720 撮影2000fps 再生30〜240fps

  • ジョロウグモ横糸を張る GH5S VFRスロー

    家の周りはジョロウグモの巣だらけで、もうしょっちゅう顔に張りついてきます。なので、あんまり印象のよくないクモの巣ですが、糸を張っている様子を見ていて、あれ?どうなっているんだろうと今更ながら、不思議に思いました。横糸を張る動作はあまりに早く複雑です。

    スロー映像にすると、横糸を張る前方の2本の脚(第3脚と第4脚)で縦糸をホールドし、その真ん中の位置に糸いぼを当てて糸をつけ、後方の脚(第4脚)で糸を引き出す一連の流れが見えてきました。

  • アオオビハエトリ

    自作虫の眼レンズでの撮影。

  • ナガコガネグモ

    草の中に何かブラブラ風に吹かれている・・・近づいてみるとクモの巣に獲物がかかっていました。クモはナガコガネグモ。かかった獲物はショウリョウバッタの雄でした。それも二匹。

    上の1匹が食べられている途中でした。そのためか、それとも時間が経っているためか色が変わっています。下の1匹はまだ生きているみたいに緑色と思ったけれど、眼を見るとやっぱりね。


    それにしても、虫の眼レンズを通して見るクモの世界のなんと恐ろしいこと

  • つくし

    雪どけが進んだ南斜面には、つくしが出始めていました。といっても、まだ穂先が全く露出してない状態で、つくしらしい姿になるのは、まだ先と思います。おそらく数日前まで雪の下だった場所で、雪の下で今か今かと春を待っていたのでしょう。外に出たはいいけれど、吹きっさらしで寒い思いをしているかもしれません。
    晴れましたが、最高気温は5℃以下の寒い一日でした。

    まだ穂先が出ていないつくしの子。今日も試作中の虫の眼レンズで撮影しました。背景の像の流れがヒドイ・・・今日の試みは失敗でした

    コモリグモのなかまが何匹も日光浴に出てきていました。

    カメラはGH5ですので、そのまま動画テスト。白い排泄物を出したり、何か虫をくわえて歩き回る様子が撮れました。オリジナルはややあまい画質ですが、編集でシャープをかけたらいい感じになりました。

  • 春到来!

    今日の鶴岡の最高気温は16.4℃。もちろん、今年に入ってここまで気温が上がったのは初めてのことです。

    海岸近くの山中で見つけたオウレンの花。出かけるのが遅くなって、すっかり曇ってしまいました。

    いち早く雪どけの進んだ場所では、確実に春が進んでいます。ついに花を見つけました!

    コモリグモのなかま

    ようやく私の虫の眼のシステムも満足のいく画質が得られるようになってきました。拡大系は古いZUIKOマクロ20mm、そしてボードレンズはGoPro Hero3から外したものを使っています。本日は虫の眼レンズのテスト。こればかりで撮影してきました。

    同じくコモリグモのなかま。追いかけて追いかけて、落ち葉のすきまに潜り込んだところを撮影。怖がらせてゴメンね

    オオバボダイジュの枝についたタケウチトゲアワフキ幼虫の巣

    マンサクの蕾はまだ開かず

    ブログにアップしてみて、周辺光量の低下がすごく気になります。もうちょっとだけブラッシュアップが必要です。

  • ワスレナグモ

    こんなクモが庭にいるとは、これまで全く気づきませんでした。
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    ▲ワスレナグモです。
    地面に深く縦穴を掘って、糸の袋状の巣を作り中に潜んでいます。

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    ▲地上にあいた巣穴。
    今月初めドクダミの茂った辺りを念入りに草刈りをしたあとに、
    気がついたらこんな穴がいくつも開いていました。

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    ▲色の薄いジグモという感じです。
    実際、とても近いなかまのようです。

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    ▲恐ろしいほどの牙を持っています。
    ためしに噛まれてみようという気にはなれませんでした。

  • 子グモが飛んでいく

    雷と風、霰や雨の嵐の日々から、少し落ち着いてきたでしょうか。
    先週の金曜日に晴れて2日おいて月曜日が晴れ、そしてまた2日おいて今日も晴れました!

    ▲最上川の土手にて。青空がまぶしく太陽の日差しがすごく暖かく感じられる午後。
    若いサクラが並ぶ道を進んでいると、キラキラとクモの糸があちらこちらで光っています。
    どうやら、久しぶりの晴れ間に子グモがいっせいに空に飛びだしているようです。

    ▲サクラの枝からクモの糸が、風に吹かれてキラキラ光っていました。

    ▲子グモが飛び立つ様子をとらえようとしましたが、難しくて断念。
    カメラを向けた頃から急に風が強くなってきて、飛ぶときは弾丸のように一瞬、それ以外は風にタイミングを合わせるのに迷ってなかなか飛び立ちません。なかなか難しいものでした。

  • ワカバグモ

    エノキの落ち葉をめくっていると、よく出ます。

    落ち葉の中でも緑色は変えられません。

    これも眼を拡大撮影

    このハサミで切ったような毛は何なんでしょう?
    ただの毛じゃないように見えます。

  • クモ3種

    山形市のS山はすっかり初夏な感じになっていました。そこで久しぶりに見たアオオビハエトリ。

    山形の実家の庭ではよく見ていたハエトリグモですが、小諸でも鶴岡でも見ていません。あらためて可愛いクモだなあと思いました。特に仕草がいいですね〜

    続いてハナグモ

    コナラの新芽にハバチがとまっている・・・と思ったら、ハナグモにつかまっているのでした。ハバチは産卵植物を探しているところだったのでしょうか。全く危険を感じていないところに、突然がぶりとやられる瞬間を想像すると、ぞっとします。
    一方、クモの側からは、やっと獲物にありつけた、救われた・・・というところかも知れません。何やら、色々考えてしまいます。

    やたらたくさん見たのはアリグモでした。いわゆるアリグモと違う感じがしますが、図鑑を見てもよくわかりませんでした。幼体でしょうか。

    アリの方も木の上にたくさん見られました。カイガラムシには、クロクサアリが蜜をもらいに来ています。

  • コケオニグモ

    コケオニグモを見たい見たいと思い続けて10年くらいなります。
    ようやく念願叶いました。。。

    立派な生体で大きさは2cm以上ありました。
    小さな幼体の方が、さらにコケに似ているんじゃないでしょうか。
    来春にまた狙ってみたいと思います。次の出会いが楽しみ ♪

  • 山形市にて

    山形市を流れる馬見ヶ崎川で虫さがし。
    場所は、かつて花火大会の打ち上げ場所だったあたり。
    火が山肌にうつった事故は、大学卒業後でしたか、目の前で見ておりました。

    羽化してまだ間もないようなダビドサナエ。

    こちらはダビドサナエの雌。

    コフキサルハムシ(リンゴコフキハムシ)

    白い粉はさわると取れてしまいます。

    イトカメムシ

    脚や触角はまさに「糸」のように細いカメムシです。

    アリグモのカップル

    糸のテントに入った雌と見張りの(?)雄。

    さて、川べりの低いニセアカシアに小さなオトシブミの揺籃を見つけました。

    これを作ったのは、この3mmほどの小さなオトシブミのようです。

    セアカヒメオトシブミと思いますが、ニセアカシアにつくとは?
    ヒメクロオトシブミの背赤型と思われます。

    クロスジヘビトンボ

  • クモたち

    日中の気温は6℃くらいにあがりました。柔らかく陽の光もあたって地表の生きものたちも顔を出したようです。


    目立つのはコモリグモの仲間ばかりでしたが・・・


    アズマキシダグモ。1cmくらいですが、これですでに生体のようです。


    サクラの冬芽にもひっそり隠れるクモの姿。夜は網を張っているのかも知れません。

  • コケオニグモ?

    コケオニグモではなかったが、幹についたコケに擬態したクモを見つけた。
    コケオニグモも、このくらい大きくなっているのだろうか。
    先日、庄内でのコケオニグモの写真をある方より見せてもらったばかり。
    私も是非撮影してみたい。

    ※6/5追記
    数日前、新海栄一著「日本のクモ」を買った。
    早速確認したのがコケオニグモ。
    それでわかったが、どうもこの写真のクモもコケオニグモのようだ。
    写真に撮りたいのはウメノキゴケ似のコケオニグモだが、一歩近づけたようだ。
    P5267584

  • ハナグモ

    ナノハナのかげにミツバチをとらえたハナグモ。
    あんなエネルギッシュなハチをどうやって捕らえるのか、まだ現場を見たことがない。
    よく見るハナグモでも、知らないことばかりだ。。。

    大きく脚をひろげて待ちかまえている姿を見るが、そのままガシッと捕らえるんだろうか。
    そして一噛みで毒が回ってミツバチは動かなくなるのか・・・
    捕まえる瞬間を見てみたい。

    P4292565
    E-520 マクロ50mm+1.4×

  • ナガコガネグモ

    そろそろナガコガネグモも成体が出はじめた。
    若い雌に、雄2匹がついていた。
    ナガコガネグモの雄を見る期間は短い。
    半月後、探そうとしてもたぶん見つからないだろう。
    P7217326
    7月21日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコ

  • 人面グモ? >>>トゲグモ

    種名がわからないのだけど、面白い模様のクモがいた。
    オニグモの仲間だろうか。クモの図鑑も欲しい。

    ※宮崎の昆虫写真家 新開孝さんより「トゲグモ」と教えていただきました。
    ありがとうございました。

    何か、こんなキャラクターなかったかな?
    IMG_0224
    7月20日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm