Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ギフチョウの産卵

    地表すれすれを落ちつかなく飛びまわっているのは、
    産卵植物を探している雌。
    ウスバサイシンといえばヒメギフチョウの食草であるが、
    ここではギフチョウも産卵する。
    DSC_9575
    4月23日 山形県鮭川村 D200 Ai-S 300mm

    昨日もウスバサイシンへの産卵が観察されたそうだ。
    P4230734
    4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    ウスバサイシンの葉裏に産みつけられたギフチョウの卵。
    5分ほどで産みつけられた11個。
    IMG_8524
    4月23日 山形県鮭川村 EOS KissD X MP-E65mm

  • 鮭川村のギフチョウ

    鮭川村のギフチョウ・ヒメギフチョウ、今年は半月も発生が早まったそう。
    連休中に行われるチョウ類保全シンポジウムを前に、既にギフチョウも産卵を始めている。
    すっかり遅れてしまったが、私も現地に向かった。

    ギフチョウの生息地。
    毎年下草狩りがされて、木道が整備されている。
    とても観察のしやすい、いい場所だ。。。
    P4230757
    4月23日 山形県鮭川村 E-510 14-42mm

    ここは昼を過ぎても吸蜜に訪れるギフチョウを狙える。
    一日張りついていてもよさそうだ。
    P4230708
    4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    スミレに吸蜜
    P4230746
    4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    ミチノクサイシンの新芽に産みつけられた卵
    P4230769
    4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    午前中、ヒメギフチョウのポイントに案内していただいた。
    高橋さん永幡さん、ありがとうございました!
    でも、申し訳ないことに、飛んでばかりいるヒメギフを眺めるばかりで、全く成果なく
    とまっている雌を一匹撮影したのみ。。。
    P4230628
    4月23日 山形県鮭川村 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    昼からギフチョウのポイントに戻って、成果があってホッと一安心。

  • ギフチョウ

    先日とは別の場所でギフチョウを撮影。
    園芸種のサクラに吸蜜にやってきた、まだ翅に傷のない新鮮な雌。
    P4160151
    4月16日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    交尾嚢をつけているのが見える。
    P4160136
    4月16日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    雪のとけ方で発生のタイミングが少しずつずれて、鶴岡市内を見てまわるだけでも、一ヶ月以上ギフチョウを撮影できる。

  • ヤナギハムシ

    花が咲き葉が開きはじめたばかりのヤナギに、ヤナギハムシを見つけた。
    P4139751
    4月13日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ

    小諸でもよく見たヤナギハムシ。
    カップルでとまっているのが目立つ。
    IMG_8370
    4月14日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

    気になったのが卵の色。
    小諸だとヤナギハムシの卵は黄色だったのが、こちらのものは薄青色。
    見落としそうになった。
    P4149889
    4月14日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • クリオオアブラムシ

    クリ林で見つけたクリオオアブラムシの卵。
    よく見ると・・・
    P4149914
    4月13日 山形県鶴岡市 E-510 14-42mm

    気温が低いのにトビイロケアリが何匹か歩いていた。
    クリオオアブラムシの幼虫をくわえているものもいる。
    よく見ると、クリオオアブラムシは、卵塊のほんの一部が孵化し始めていた。
    P4149894
    4月14日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    孵化したばかりのアブラムシの幼虫をしっかりガードしているようだ。
    もう甘い蜜をもらっただろうか。
    IMG_8416
    4月14日 山形県鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm

  • ギフチョウ

    鶴岡に来てまず見たかったチョウがこのギフチョウ。
    カタクリの花は見頃をむかえ、食草のコシノカンアオイも新しい芽が出始めている。
    ギフチョウも、鶴岡市内の最も早い場所では、先月の末に出ていたらしい。

    お昼すぎ、テリトリーを張っている雄を撮影できた。
    他の雄やヒオドシチョウと争っているのに、割と翅が綺麗。
    やはりまだ出始めのようだ。
    P4069415
    4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    P4069423
    4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • コツバメ

    コツバメも春一番に姿を表すチョウ。
    これも年一化性のチョウで、前年の夏からずっと蛹で過ごし春に羽化する。
    P4069397
    4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • スギタニルリシジミ

    ルリシジミと違い、年に一度、春だけに出るスギタニルリシジミ。
    翅の裏面が黒っぽいので、見た目の印象からもルリシジミとは区別しやすい。
    といっても、かつて山形に住んでいた頃、スギタニルリシジミに感心を向けたことはなかった。
    たぶん、視界に入っていてもルリシジミと思い、カメラを向けることもなかっただろう。
    P4069390
    4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    以前山形に住んでいた頃の私は、虫を撮っているといってもただのオアソビだった。今よくわかる。
    虫や植物について覚えたことは、13年間、海野さんの仕事を手伝う中で自然と身についたものだけど、 私にとってはそれが一番の財産かも知れない。

    探すのは簡単ではないけれど、ちょっと古いポジを探してみようか。。。
    もしかしたら、スギタニもどこかに写っているかもしれない。

  • ニホンセセリモドキ

    これは春にだけ出る昼行性のガ。
    後脚の辺りに妙に長い毛が密生していると思ったら、これは雌のヘアペンシル。。。なんですか?
    ずっと間違えておりました。ヘアペンシルを出すのは雄の方でした。(2011.4追加)
    写真のニホンセセリモドキは手を近づけてもあまり逃げず、
    フェロモン発生に集中していたと言われれば、確かにそんな感じであった。
    P4069405
    4月6日 山形県鶴岡市 E-510 50mmマクロ+1.4xテレコン

    またであえたら、今度はその部分をアップで撮影してみたい。