雨のあたるタニウツギの葉にとまるガの幼虫。
オオシマカラスヨトウと思ったが、ちょっと違うようだ。
透き通るような緑で周囲によくとけ込んでいる。
頭をだらんと垂らす姿勢は、はて?どういうつもりなんだろう。
これをストロボで撮ると、下のように全く違う印象になる。
背中側は本当はこのように白っぽい。
この部分はぶらさがった姿勢だと陰でやや色濃くなり、全体としてフラットな緑になる。
幼虫にとって、この姿勢は重要なのだ。
金曜の夜の夜行バスに乗り、東京へ。
SSPの総会・技術講習会に参加するためだが、もちろんSSP展を見に行くことも
目的だった。
珍しく上京した日に限って、山形で事件があったりする。
一週間前に山形で再開して一緒に飲んだ後藤くんが、山形新聞夕刊に連載中の彼のコラムにて、
その時の様子を話題にしてくれたのだ。
それを見て、たぶんびっくりした我が兄が電話をくれた。
記事を見たのは、山形に戻った日曜の朝。
かなり克明に紹介されて少々気恥ずかしかったが、私はとても嬉しかった。
かつて高校時代に、彼は生徒会長で私は応援団長。
その当時の私は自分自身にかなりプレッシャーをかけて応援団長をやっていた。
我ながらよく務めたと思うのだが、何というか壊れかけていた。
卒業後22年目にして、後藤くんに私の本来の姿を見せることができた。
それはもう一週間前、5/10日曜の夜のこと。
数名の仲間も呼んで、昔の話ももちろんだったが、今の自分たちの話や将来の夢も語りあった。
でも、あまりに嬉しくなってペースを忘れて飲んでしまったのはマズかった。。