カテゴリー: 機材

  • オーダー!!

    ここ数年、↑このメーカー(Kron Technologies)のプロダクトを注目し続けていました。小型のハイスピードカメラChronosです。最初の1.4は見送り。でも今秋発売の2.1で、いよいよじっとしていられなくなりました。
    9月に鶴岡に戻ったら、準備を整え、すぐに発注しようと思ったのですが、しかし何だかうまく事が進みませんでした。

    そんなモタモタしているなか、つい最近、びっくりするようなカメラが発表・発売されました。Freefly社のWAVE 。このニュースを見た時、あ!この発表のために、諸々ブレーキがかかっていたのだと、勝手に運命的なものを感じてしまったのですが、でも違いました。WAVEのスペックを見ていくと、まもなく自分が欲しいハイスピードカメラと違う事がわかってきました。4Kで420fpsはもちろんとても魅力的ですが、RAMにバッファ記録する方式ではないのは・・・どうなんだろう?費用は倍になるのに、何だか楽しくなれそうに思えません。

    一方、自分が注目し続けてきた方は、10年以上前から時々触れる機会のあった、自分にはおなじみの伝統的ハイスピードカメラと同じタイプのもの。10年前は、重くて操作も大変で、すこぶる高価で個人所有の考えられなかったハイスピードカメラが、そのまま全てがコンパクトになった夢のようなカメラです。集めた情報だけで、何をどう操作したらよいか容易に頭に思い描くことができます。今、自分の手元にある機材だけで十分楽しくなれそう。それはもう楽しい世界がはっきりと見えます。FHDは正直2000fpsがほしかったけど・・・

    これで固まりました。もう迷いなしです。
    Chronos 2.1オーダーしました!!

  • 浜辺の音風景

    波の音を録音したくて三瀬の浜辺に向かったところ、夕日はきれいだし数人のサーファーのシルエットも印象的で、動画を撮影することに。本気マイクを使っていますので是非サウンドもチェックしてみてください。2020年1月26日撮影。

    Panasonic DMC-GH5S
    M.ZUIKO DIGITAL 12-50mmF3.5-6.3
    DMW-XLR1
    Sennheiser MKH8020 pair
    Lycote classic-softie

    補足:風が強くてウインドジャマーを使っても吹かれでボコボコでした(でも、クリップはしていません)。編集時にハイパスフィルターで処理していますから、実はあまり自慢できる音ではないです。すみません。。。

  • E-M5MarkⅢ

    E-M5(2012年3月)、E-M5MarkⅡ(2015年2月)と使い続けてきて、もちろんMarkⅢが出ればすぐにと待ち構えていました。製品発表と同時に注文し本日到着しました!
    日没近くではありましたが、40-150mmにテレコンをつけてテスト撮影に出ました。

    月山はすっかり雪をかぶりました
    鳥海山

    トビ

    いつもの癖でRAWオンリーで撮影して早まったかなと思いましたが、全然問題なく普通にLightroomで開けました。待望のProキャプチャー搭載に、USBでの本体充電が嬉しい新機種。
    不満点をあげるなら、USB給電しながら撮影ができないことです。カプラーのようなものもないから、やっぱりACでの撮影は無理。でも、これまでもそうでしたから不満でもないですね。

    シンクロソケットがないのに気づいたのは、いつもの虫の眼レンズを装着していた時のこと。でも、これもなんとかなります。
    マグネットを使ったワザも、ちょっと場所が違ったものの使えました〜

    さあ、これからの撮影が楽しみです。

  • GH5S撮影動画からEXIF情報

    12月21日撮影のGH5Sの動画をYouTubeにアップしました。

    ※当初、使用レンズを間違えて表示していました。修正して再アップしています。

    日没後、どんどん暗くなる中で撮影していますので、最初のISO800の時と最後のISO25600では、実際の明るさは、あとの方がずっと暗かったはずです。これは撮影の可能性が広がります。。。高感度撮影時のノイズ感もテストできました。自分的にはISO12800はほぼノイズなしといっていいレベルです。ISO25600から上はノイズが出ることを覚悟のうえで狙ってみよう。先にアップしたISO204800のノイズに埋もれた世界も面白い。何しろ、肉眼では全く見えない世界です。フィルム時代、1600増感程度で出来上がりに失望していた頃と比べれば、今の高感度像は信じられないレベルです。

    さて、表題のEXIF情報ですが、ISOいくつで撮ったか後で調べようとして困ったことからスタートした、新しい発見でした。撮影データがカメラに残った状態なら再生画面からISO感度も絞りやシャッター速度も確認できます。でも、Macに移したあとには確認しようがありません。Finalcutで表示できそうなのにできません。Windowsパソコンなら、Pana純正のPHOTOfunSTUDIO で確認できるらしい・・・けど自分は使えません。で、色々調べたところ、「Exiftool」というソフトを使えばいいことが分かりました。なれないTerminalを使うので最初はうっと思いましたが、驚くほど簡単な操作で実に膨大な情報が得られて驚嘆しました。

    カメラモデル名や使用レンズ、ISO感度はもちろん、絞り値やシャッター速度、手ぶれ補正、顔認証など、カメラで設定できる項目はほぼすべて確認できます。項目が100以上並んで何度かスクロールしないと見きれません。
    最高感度で撮影した動画のデータをExiftoolで読んでみると、ISO付近はこのようにでます↓

    ISO : 65535
    SensitivityType : Standard Output Sensitivity
    StandardOutputSensitivity : 204800

    素直にISO204800と表示されません。ISO感度65535とはカメラにも表示されない初めて見るもの。V-LOGでISO25600までしか設定できないことも合わせて、実戦にそなえて高感度撮影の仕組みをよく知っておくべきと思いました。

    Exiftoolの使用法については、パンプロダクトさんの以下の記事に完璧に紹介されています。興味のある方、必見です。

    Mac で Exif を編集したり削除したりできる「ExifTool」

  • GH5S 月夜の大山下池


    日没後の大山下池にてGH5Sの高感度テストです。

    コハクチョウはほとんど帰還しマガモをはじめとしたカモが出かけるところ。2カットめでは下池を背後に外にでかけていくカモの姿をはっきり捉えています。おぼろ月に照らされているとはいえ、私の肉眼ではカモはまったく見えていませんでした。
    最高感度はISO204800。真っ白なコハクチョウも肉眼では闇に溶け込んでほとんど見えませんが、さすが高感度に強いGH5Sです。ちなみに15mm、150mmのそれぞれ絞り開放で撮影しています。