テントウムシの越冬集団

今年もまた、いつもの谷でナミテントウの越冬集団を確認。
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▲色んな模様のテントウムシが見えますが、すべてナミテントウという一種類のテントウムシです。あいや、ひとまわり大きなカメノコテントウも混じっていますが、ツマジロカメムシ、スコットカメムシも見えますが・・・

谷の奥に作られた、広場のトイレが、越冬昆虫たちの集結ポイントになっています。中は、おびただしいカメムシの集結ぶりに毎年大量の殺虫剤が撒かれているらしく、一歩踏み込むだけで具合が悪くなりそうです。写真に撮る気にもなれません。
今年はトイレの南側の外壁に、板が数枚立てかけられていました。
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▲これはいる!絶対!板をめくる前に期待に胸膨らみます

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▲1枚1枚めくっていった中で、もっとも大きかった集団。とは言っても、合わさっていた反対側の板にもこの6〜7割の数が固まっているわ、どんどん分散していくわで、結局、一部しかとらえる事ができません。


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▲黒地に赤二紋、四つ紋、赤地に黒紋、無紋・・・様々ありますが、その割合は地域によって違うとか。


“テントウムシの越冬集団” への7件のフィードバック
  1. 超合金グフ

    うおーこれはすごい!、私せいぜい見かけるのは10匹ぐらいの塊ですよ、

  2. なみ

    テントウムシダマシも、相当混ざっているように思えるのですが( )

  3. 高嶋 清明

    テントウムシダマシとは・・・勉強不足でした、ニジュウヤホシテントウやオオニジュウヤホシテントウの別名なんですね。
    もし一匹でも混じっていれば大発見ですが、残念ながら写真のキャプションに間違いはなく、テントウムシはカメノコテントウ以外すべてナミテントウです。

  4. あざりあ

    横から失礼します(自宅で見つけた赤紋型のナミテントウについて調べていてこちらを拝見しました)。
    ニジュウヤホシテントウは外側(?)がつや消しなので区別はたやすいですね。つやありで、ナナホシテントウくらいの大きさなのに赤字に黒い星が7つじゃないのは全部ナミテントウ、と認識しています。

    出身地の関西では二紋型(黒地に赤い星が2つ)を見ることが圧倒的に多かったのですが、こちら東京ではあまり見かけず赤紋型(赤地に黒い星)が多くてナナホシテントウと紛らわしいしバリエーションが少なくて寂しいです。
    (遺伝で柄が決まるそうなので、二紋型が多い地域では二紋型が多く生まれ、赤紋型が多い地域では赤紋型が多く生まれる、というだけのことらしいです)

  5. 高嶋 清明

    あざりあさん、コメントありがとうございます!関西と関東の違い、大変興味深いです。ご覧の通りで、ここ庄内でも普段見る印象でも二紋型が優勢(×優生)です。
    私も追加します。ナミテントウによく似たクリサキテントウがもしかしたら混じっていないかとも考えましたが、ネット上で検索したところでは、クリサキテントウは集団越冬しないようですね。

  6. 孤独ヒキ

    このような集団越冬に加わらないで単独越冬するヒッキーナミテントウもいるみたいですがやっぱり死亡率が高いみたいですね

  7. 高嶋 清明

    単独越冬ゆえの危険もあるでしょうけど、集団越冬の場所になにか事故があれば全滅ということもあり得ます。集まる集まらない色んな性格のテントウがいるから、うまく危険を乗り越えてきているのかも知れませんね。

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