カテゴリー: movie

  • 血を吸い終えて口を抜く瞬間【25%スロー】ヒトスジシマカ

    猛暑が続いた頃は鳴りを潜めていたヤブカが、最近勢いを増してきたようで、やたら刺されます。自分が外で活動する時間が増えたこともあるのでしょう。
    さあ、今年最後の撮影のチャンスです。もう半月後には撮りたくても撮れなくなってしまうでしょうから。GH6のHFR240fps レンズはOM90mmにMC20を併せて、かなりの拡大撮影ができます。

    ところが、モタついてしまって最後の口を抜く瞬間ばかりがたくさん撮れてしまいます。まあ、それも面白そうと、動画をまとめてみました。

  • 高速度カメラ Photron FASTCAM 

    もう10年前になってしまいますが、数年に渡って、Photron社の高速度カメラFASTCAMシリーズをお借りする機会に恵まれました。飛翔をはじめ、昆虫の行動を様々撮影しました。当時は、Photron社へのデータ提供が主な目的でしたし、YouTubeに映像を出す事にまだまだ慎重・・・というか流用されるとか事故を恐れ一部のみの公開に留めましたが、今思えばただの出し惜しみ、トータルでもったいないことでした。年を重ねて余計その思いが強まります。

    念願かない、現在では自分持ちの高速度カメラChronos2.1を手にしていますが、スペック的には10年以上も前のFASTCAMシリーズに劣る部分も多いです。ここに紹介するPhotron FASTCAMの動画は、まだまだ見応え十分。とても10年以上前の撮影とは思えません。

    フォトロンFASTCAMは進化を続けていて、現在は4K1250fpsの機種をはじめ大変魅力的なラインアップ。 https://www.photron.co.jp/products/hsvcam/

     

  • 【Slow Motion】ホシホウジャク【Chronos 2.1】

    日没近く、アベリアに吸蜜に訪れるホシホウジャクを、高速度カメラChronos1で撮影しました。撮影2142fps/再生60fpsで、時間を35.7倍にのばしたウルトラスロー動画です。

    一つの花の吸蜜に一秒もかけません。超ハイスピードな食事です。長い口をのばして、花の奥の蜜を吸います。雄しべ雌しべに触れるのは花粉のつきにくい口だけで、花粉運びをやってくれる虫ではなさそうです。
    Chronos 2.1
    Micro Nikkor 105mmF2.8
    撮影2142fps/再生60fps

  • ツリフネソウにて

    新たに組んだ虫の眼レンズで撮影しました。ツリフネソウに訪花するトラマルハナバチです。ズームレンズを再望遠にしてしまって画角が狭くなってしまいましたが、画質の良さを確認できてよかった!
    高速連写、ストロボ2発で撮影しています。

    こちらは動画

    虫の眼レンズを装着したGH6で撮影。こちらの虫の眼レンズは昨年8月からのもの。HFR240fps撮影で25%スローに仕上げました。撮影時はハチを追っかけるのも楽しくいい感じだったのですが、編集時にフォーカス位置が微妙に失敗していることに気づいてがっかり。撮影前にもっと念入りに調整することを心がけたいですが、そんな悠長なことをやってられないのが実際のところ。

    スジボソコシブトハナバチも来ていました!動きが速く追っかけるのも大変ですが、マルハナバチより近づきやすいかも。


    花の入り口には天井に雄しべが見えます。しばらくすると、中の雌しべが露出します。
    (オリジナルは横画面。縦にトリミング)


    ハチの背中はツリフネソウの雄しべ雌しべが擦れた跡がくっきりついています。

  • まさに予想もしていない出来事。フタナミトビヒメシャクの幼虫が葉を食べる様子を撮影していたら、突然ミカドトックリが襲撃!一瞬のうちに持ち去ってしまいました。
    この時、撮影状態のままカメラを離れていました。葉を食べ終わった幼虫が、再び真っ直ぐな枝の姿勢に戻るのを狙って、それくらいのフレーミングにしていたのです。
    戻って幼虫が消えていたので、何事が起きたのかと映像を確認してビックリ!もっとルーズにフレーミングしておけばよかったです。そしてせめて120fpsで撮影しておきたかった。