カテゴリー: movie

  • 【Slow Motion】ツマグロオオヨコバイ飛ぶ【Chronos 2.1 Highspeed】

    ツマグロオオヨコバイの飛び立ちを高速度カメラChronos2.1で撮影。撮影:3358fps 再生:30fps

    ヤツデの前に陣取ってツマグロオオヨコバイの飛翔撮影にトライ。この日は動きが活発で、時々葉表に出てきて自然に飛び立つ様子を狙うことができました。でも、薄暗かったのでゲインアップしたため画像がノイジーだったり、飛び立つまでにあまり間がなかったのでフレームするのがやっとだったりで、あまりうまく撮れませんでした。自分にもとても身近な昆虫ですから、さらに追求していきたいです。

    ちょっとの距離を移動するときは、ジャンプしても脚はひらいたまま着地にそなえ、遠くに移動するときは脚を縮める飛行姿勢を取るのが見えます。この飛行姿勢がなかなか美しいのですが、撮影は難しそう。でも、うまくヨコバイの習性を利用すれば撮影できるかも?

    Chronos2.1 スロー映像集

  • 【Slow Motion】ベニシジミ2【Chronos 2.1 Highspeed】

    ベニシジミの春型が最盛期で赤川の土手にはたくさん飛び交っています。 しばらく観察していると、おぼろげながらいくつかベニシジミの飛ぶ道が見えてきました。 特に多かったのが映像のタンポポ周辺で、お気づきでしょうか、ずっと同じ花が写っています。三脚にカメラをセットしてチャンスを待ちました。

    ハイスピードカメラ Chronos 2.1で撮影 。撮影2142fps/再生60fps(35.7×スロー)

    前回、66倍スローがちょうどいいと書きましたが、やっぱりケースバイケースです。今回は35.7倍スローで編集しました。肉眼で見ていても、花の近くを通り過ぎる時ぐっと速度を落とし足踏みするような動きになるのがわかります。スローモーション映像ですと、それは相当ゆっくりな動きになってしまい、なんかテンポが悪くなってしまいそうだったので、レートを落としました。

    また、今日のベニシジミの飛翔は、前回より羽ばたきをとめて惰性で飛んでいる瞬間が多いように感じました。今日の方が風が少なかったのですが、それも関係しているかも知れません。

    Chronos2.1 スロー映像集

  • 【Slow Motion】ベニシジミ【Chronos 2.1 Highspeed】

    ハイスピードカメラ Chronos 2.1で撮影。
    植物を見ると春は着実に進んでいるのですが、なかなか虫が見えず焦ってしまう今年の春です。極々普通種のベニシジミさえ撮影のチャンスを逃し続けて悶々としておりましたが、この日は久しぶりによく晴れました。一気にまとまった数のベニシジミを見ることができて、クロノスでのスーパースロー動画もまずまずの絵が撮れたと思います。

    人それぞれ感覚の違いがあるところですが、私の場合は、ルリシジミもベニシジミも30fps/2000fpsの66倍付近のスローモーションがちょうどよい速度に感じます。最近、編集で速度を調整していて改めてそう思いました。

    でも、これは小さなシジミチョウでのこと。同じチョウでも大きさが変わると、適当なスロー速度も変わってきます。シジミチョウではちょうどよかった66倍スローも、シロチョウやタテハチョウでは過度なスロー感が出てきて、アゲハやマダラチョウのような大型のチョウでは更に耐えられないスロー動画になってしまうでしょう。

    Chronos2.1 スロー映像集

  • 【Slow Motion】スジグロシロチョウ&ベニシジミ【Chronos 2.1 Highspeed】

    ハイスピードカメラ Chronos 2.1でチョウの飛翔を撮影しました。
    0:00 スジグロシロチョウ 撮影2142fps/再生60fps(35.7×スロー)
    0:44 ベニシジミ 撮影2142fps/再生30fps(71.4×スロー)
    1:04 ベニシジミ 撮影3358fps/再生30fps(約112×スロー)

    チョウの飛翔は、我々の眼には速すぎて、肉眼では羽ばたきの様子もまるでわかりません。普通のカメラでは一秒間に30または60フレーム撮影するところを、一秒間に1000フレーム以上撮影できるハイスピードカメラを使うことで、時間を数10倍にのばしたスローモーション動画でチョウの飛翔を観察できます。

    Chronos2.1 スロー映像集

  • 【Slow Motion】モモブトカミキリモドキ【Chronos 2.1 Highspeed】

    撮影:3358fps 再生:60fps
    タンポポに多く見られる1cmほどの小さな甲虫。花の蜜や花粉を食べて暮らしています。雄は後脚のももが太いのが特徴で、花から花へと移動しては雌との出会いを探しています。幼虫は朽木や枯れススキで育つそうで、確かにススキ原の近くでよく見ます。

    よく飛ぶのでハイスピードカメラでの撮影が楽しい虫です。飛翔時は必ず6本の脚を広げバンザイの姿勢を取りますが、脚を広げないとうまく飛べないのかも知れません。翅の羽ばたきのためか、中脚と後脚の間を特に大きく広げています。

    飛び立ちの様子を見ると、まず羽ばたきを始め、次に中脚を上げ、最後に前脚を高く広げます。いくつか飛び立ちのシーンを撮ってみましたが、ほぼ例外なく、そうでした。前脚は離陸姿勢を保つため最後まで残すのでしょう。

    着地の様子をとらえようと、着地ポイントに当たりをつけて待ってみるのですが、がくのあたりにようやく引っかかったり、手前の草間に落っこちたりで、期待するような軟着陸が撮れません。着地はあまり上手でないようです。カメラを向けるこっちもヘボですが。

    Chronos2.1 スロー映像集