日: 2017年4月18日

  • GH5の6Kフォトに

    GH4のVer.2.0で登場した4Kフォト。その時は作例の撮影のお仕事をさせていただきました。ですが、当時はちょっと複雑な思いでした。4Kフォトにはものすごく期待した分、色々残念なことがありました。自分はそれまで電子シャッターを使ったことがほとんどなく、動体歪みが出て当たり前ということを知りませんでした。まず、それがいけなかった。昆虫の飛翔の連続カットが撮れるものと喜んで、1/4000秒とか1/5000秒から始め、すぐに「何だこれは!」となってしまったのです。その後いろんなカメラで電子シャッターを経験して、GH4は優秀な方だったと気づくのですが、4Kフォトで新しい世界を切り開く最初の一歩に関わることを喜んだ直後だっただけに、どうしたらいいんだろうと本気で悩んだことを思い出します。

    まあ、それは過去の話。今はGH5の6Kフォトです。

    4K60PとVFRでついつい動画に熱心になってしまいますが、チャンスを見ては6Kフォトを試しています。今のところ、撮りやすいミツバチばかりですが、GH4と比べてかなり動体歪みは少なくなっています。ハチの翅の動きは左右対称でずれることがありませんが、電子シャッターは時々あり得ない翅の動きを「作ります」。動体歪みのチェックにわかりやすい被写体です。GH5でのエラー頻度は、個人的な感想ですが、GH4の4Kフォトの半分以下に減っているように思います。


    ▲3月26日 自宅庭のツバキとニホンミツバチ


    ▲4月8日 ミチノクエンゴサクとセイヨウミツバチ 


    ▲4月10日 ウメとニホンミツバチ


    ▲4月16日 ニホンミツバチの巣

    でもねえ・・・ついつい自分の腕を棚に上げて贅沢なことを言ってしまいますが、一発撮りでは結構苦労するだろうシーンも楽々ものにできるのですから、これは使わない手はありません。ホント、カメラさまさまです。