日: 2017年4月1日

  • GH5 驚異の手ぶれ補正

    28秒から53秒までの「手ぶれ補正」と「電子補正(動画)」の両方をONにした状態の手ぶれ補正効果をぜひ見てください。その前の手ぶれ補正オフとの違いは、撮った本人もビックリするほどです。

    ▲フキノトウに吸蜜するホソバキリガ。気温は10度以下で低めでしたが、夜よりは暖かいのでしょう。
    SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX (Four Thirds mount)
    ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter EC-14
    OLYMPUS Four Thirds Adapter MMF-1
    それと、EXテレコン 1.4x併用です。
    倍率低めの絵はOLYMPUSのテレコンをはずしています。EXテレコンは確かそのまま

    手ぶれ補正が効き過ぎて、最初は録画に失敗してフリーズしているのかと思いました。こんな手ぶれ補正はじめて経験します。驚きました。他のカメラも今どきはこんな感じなんでしょうか。

    ちなみに、手ぶれ補正オンオフどちらも地面に両肘をついた状態で撮影しています。
    その手ぶれ補正、ややこしいのですが、「手ぶれ補正」と「電子補正(動画)」を両方使ったときに、このおそろしいほどの手ぶれ補正が働くようです。「手ぶれ補正」だけオン、あるいは「電子補正(動画)」だけオンでは、こうはなりません。

    ただし、時々、カクッカクッと大きく動く瞬間があって、気になります。使用レンズの㎜数を変更すれば変わってくるでしょうか。
    でも、手ぶれ補正の設定画面にある「焦点距離」は、いつもグレーで変更できません。
    その日の最初に電源オンした時に「焦点距離〜mmになってるけど、これでいいの?」みたいなウインドウがでますが、いつも出るわけじゃない。
    好きな時に設定するのはどうすればいいんだろう?

    違いました。。。シグマ150mmはフォーサーズレンズゆえ、レンズ情報も読み込まれ焦点距離はグレー表示なのでした。

  • クロハナアブ  GH5マクロ4K60P

    HDVのカメラを初めて扱ったとき、DV、DVCAMとのあまりの情報量の違いに、これはドえらいカメラが出てきたと思いました。時代は変わった、もうDVで撮っている場合じゃないと。GH5は再びその時のようなショックをくれました。
    しかも、今回は即パソコンで編集可能な環境が整っています。なんか一気に、しかも簡単に、全てが変わってしまった感じです。


    ▲フキノトウに吸蜜にやってきたクロハナアブ
    体毛や花粉をしっかり描写しています。4Kのスペックはホンモノですね

    結構敏感で以下のような組み合わせで倍率を稼ぎました。150mmは1/2倍までも繰り出してなく、まだまだアップいけます。
    SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX
    ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter EC-14
    (以上フォーサーズレンズなのでMMFを使用)
    更にEXテレコン1.4xを使用。

    さて、この動画の中から静止画を書き出してみましょう。編集前のオリジナル画像からの切り出しです。加工は一切やっていません。

    ▲せっかくですから、リンク先はオリジナルサイズです。4KPHOTOモードでもありませんが、充分、印刷用のデータが作れます。

    自分、ちょっと騒ぎすぎでしょうか。GH4の時だって同じだったかもしれませんけど、やっぱり昆虫を30Pで撮っても、正直全然盛り上がらなかったんです・・・
    しばらくはGH5がメイン機材で決まりですし、2台の画質の違いを精査する時間もないので、このへんで。